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サラリーマンになった僕は...

皆様。
大変、ご無沙汰しております。
かれこれ4ヶ月(!)振りの更新です。

言い訳を言いますが、何とも多忙な日々が続いていて気が付けば
随分と長い時間が経ってしまっていました。
多忙な時と言うのは時間が経つのが早くて あれよあれよ という間に
過ぎ去っていくので時間経過感覚がおかしくなるような気がします。
そしてふと振り返ると4ヶ月なんてあっと言う間に過ぎているのです。

それは「サラリーマン」を辞めて3年前に"個人事業主"として独立したから
尚更おこる生活環境の変化なのでしょう。

  25年前、僕はサラリーマンになったんだ

北海道の2流私立大学で -もうこれで十分、楽しみ尽くしました- と
いうほどの濃密な5年間(!) ...遊びすぎて留年ね... を経験したんだ。
そろそろ就職だね。秋だったかな。
親父の影響もあって、製薬会社業界へ進むことにしたんだ。
幾つかの製薬会社へ資料請求の葉書を送ってみたんだ。
すぐさま幾つかの製薬会社から資料が届いたんだ。 

そして一番最初に、某ウサギのマークの製薬会社から電話。
「今度、会社説明会があるのですが、いらっしゃいませんか?」

就職活動の練習(身体慣らし)の意味もあって、まずは行ってみたんだ。

テレビでバンバンと大量にコマーシャルを流している企業にしてはその
北海道支店はオンボロだった。
「世の中の現実って、こんなものなのかしら」「できればきれいで近代的なオフィスで働きたいよなぁ」(典型的アホ学生)

軽い気持ちで行った支店の会議室には思わぬ数の学生たち。
100人は超えていたと思うよ。
そう広くない会議室にたくさんのリクルート姿の学生たち。
「うわっ。男も女もみんな同じ格好だ。」(自分もそうなのだ)
やはり1部上場企業ともなると違うのね。

およそ2時間近くにわたり会社説明の話を聞いた。
歴史から組織から社会貢献から社員の待遇、生活などなど。
おもしろかった。 なぜなら初めての就職活動だったから。

『突然ですが、来週 "就職試験" を行います。 ご希望の方は履歴書を持参のうえ...』

受けてみることにした。
就職試験とやらがどんな感じのものなのかを経験してみたくてね。
翌週にまた会場へ行くと80名ほどの学生が集まっている。

いきなり精神的転落を経験した。
筆記試験を最初に行ったのだけれど、あまりに解からなすぎる。
何も自信を持って書けない。 
試験内容は「一般常識」なのだが、自分の一般常識の欠落度に呆れる。
「おいらはここまで知識が無かったのか...」。
あまりに学生時代に遊びすぎた。

半分、開き直りだったね。だって絶対無理だから...。

その後は数人のお偉いさんの前で4人づつのグループ面接。
ある学生は「はい。私は優が〇〇個で良が...」とアピールしている
その隣の学生は「私は学生時代、応援団に所属し...」とアピールしている。

私の時なんて、ある面接官が「柳田さんは優が3個しかないんですね。
そして1年、留年しているんですねェ。何か訳でもあるのですか?」
想定外の質問だったね。

「私は常に真剣に試験には取り組み、果敢に解答を書き連ねていたのですがどうも教授たちと私の意見と見解に相違があったようで、良い点数を貰うことが出来なかったのです。それでもう一度挑戦しようと思い留年を決意したのでした。」
たしかそんなことを思いつきで笑顔で言ったんだ。

「そうですか、そうですか」 と試験官やら学生もみんな顔を見合わせて大笑い。
まったく緊張感のない面接でありました。和んだ面接だった。
ホントに情けない。

帰り際に本屋に寄って「就職のための一般常識」なんていう題名の本を数冊買ったんだ。

3日後にその会社の人事から電話。
「柳田さん、是非 当社へお越しいただけませんでしょうか。内定を出したいのですが。」
思わぬ展開だったなぁ。 本当ですか?いいんですか?という感じ。

「できることでしたらもう、他の会社は受けないで当社に決めてもらえると...」
「はい。勿論です。この時点で私の就職活動は終わりにします。」


結果、私の就職活動はこの1社のみでした。
会社説明会2時間。
筆記試験45分。
面接15分。 合計3時間程度で就職活動は終わりました。

内定後の挨拶で訪問した際に判明したのだが今回は受験者80名のうち、採用は2名だけだったということ。柳田の筆記試験結果はたいそう、悪かったということ。

そういえば面接帰りに買った「就職のための一般常識」の本は結局、出番は無かったんだ。

そして春には社会人の予定だったがその前にもうひと波乱が...
それはまたの機会にコーヒーでも飲みながら。


(2009年11月12日)

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