2005年の春に「個人情報保護法」が施行されてから2年が過ぎていますが、未だ情報の流失報道は後を絶ちません。
情報が流失する原因は大きく分けてふたつ。
ひとつは、「カバンごと盗まれた」的な、不注意からくるもの。
もうひとつは、ファイル交換ソフトから流失するもの。
数年前にWinnyが問題となったときは、
映画や音楽など、コンテンツの流失が問題となっていました。
個人情報の流失というよりはいわば著作権がらみの話題でした。
世間の雰囲気も、マニアの犯行的な扱いをしていました。
でも当時から、個人情報流失の危険性は叫ばれていたわけです。
昨今の情報流失の一番の問題は
「未成年」ではないリッパ(?)な社会人が、
ファイル交換ソフトを使って、あるいは人的な不注意で
簡単に情報漏れを起こしていること。これはかなり危険です。
情報の流失が絶えないのは、社会的な背景もあります。
ひとつは
「どこでも仕事ができる環境」というものを
これまで国を挙げてインフラ整備していたわけで、
今更、仕事を家庭に持ち帰るな、家庭のPCを使うな、
というのは無理なはなし。
ふたつめは
社内残業で多額の残業代を払うよりは
仕事をこっそり家庭に持ち帰って成果を挙げてくれる方が
企業にとってもありがたいわけで。
だからコトバとは裏腹に
仕事の持ち帰りを「黙認」していたという
中小零細企業の実態が少なからずある。
さらにみっつめ。
鳴り物入りで施行された「個人情報保護法」が
残念ながら、意識として浸透していない。
個人情報の取り扱いをキチンと社員とディスカスしている企業、団体は
まだまだ一部といわざるを得ません。
じゃあどうするの?ってことですが、
結局はトップの本気モードを見せることだと思います。
飲酒運転即クビ!の企業があるように
「ファイル交換ソフト使用即クビ!」くらいの厳しさがないと
PCからの流失は、後を絶たないでしょう。
「コンビニにちょと立ち寄るときでも、カバンは手放すな!」と
上司が口を酸っぱくして言わないと、
置き引きによる流失も止められないでしょう。
仕事に使用するPCハードディスクのセキュリティを
もっと厳格にするという方法もあります。
職場のコンプライアンスをどのように保つのか、
今一度、ご一緒に考えてみませんか。
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