知人の広告会社社長、通称ハル子さんと打ち合わせをしているときのこと。
「今年、ウチの村で採れた野菜を、知り合いの皆さんに販売しようと思っているんですよね」と、何気なくハル子さんが言いました。
ハル子さんのご主人は、脱サラをして札幌郊外で有機農業をしています。
ハル子さんは、野菜の販売で儲ける気などさらさらないようですが、にもかかわらず、その何気ない一言を聞いただけで、「あ、それは売れるだろうな」と感じました。
なぜなら、知人友人をことのほか大切にしているハル子さん自身が、すでに「ブランド化」されているからです。
「ハル子さんの野菜」であれば間違いなく安心でおいしい。ハル子さんを知る人は、必ずそう思うでしょう。
「ハル子さんの野菜収穫ツアー」などの企画も楽しいかもしれない。そんなことをきっと誰かが言い出すでしょう。ハル子さん自身は何も意図していなくても、「ハル子さんブランド」が一人歩きを始める状況が浮かび、なんだか楽しくなります。
「ブランド」とは、ピカピカと光り輝くものではなく、むしろ何気ない日々を大切に積み重ねたものなのだと、改めて思います。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ハル子さんの有機野菜
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://spiritlink.80code.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1121
コメントする