会社を設立したい、という依頼者と始めての打ち合わせ。
その際、携帯しているオリジナルチェックリストでの確認作業から始まります。
「社名はお決まりですか」
「会社の住所地は」
「設立時の資本金はいくらを予定していますか」
「業務の内容、目的をお聞かせください」
大抵の方は、これらの質問には即答していただきます。
では
「電子定款認証でよろしいですか」
「発行可能株式総数は」
「取締役会設置会社にしますか」
「取締役の任期は何年に」
「事業年度は」
「インターネット公告を利用しますか」
これらの項目の質問には『?』マークが積み重なって行きます。全てを理解されている方は、会社の設立について相当勉強された方でしょう。もちろんひとつひとつの項目に意味があり、メリットデメリットがあります。時間をかけて項目ごとに説明をし、納得いただき、『?』マークを減らして行きます。
昨今は役所もずいぶん親切になり、窓口でも丁寧に説明してくれます。でも、基本は「訊かれたことに答える」ことが役割ですから、上記の項目について、積極的に教えてくれるという事までは期待できません。
私たちは書類を作成する仕事ですが、そのためのプロセスこそが大切です。クライアントが最良の選択をし、ぬかりなく準備をしていただくために、十分な説明をし整理をする。起業という一大事をトータルにサポートする。ここに私たち行政書士の有資格者たる意味があるのです。
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