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第77回 「特許権」が融資の担保に

企業が保有する「特許権」が銀行融資の担保として設定されました。首都圏では既に行われていたようですが、知的財産担保融資を実行するのは北海道では初めてのことです。
これまで、金融機関の融資担保と言えば不動産が定石でしたが、不動産の価値さえも下落傾向にある昨今、新しい「価値」評価されることは、北海道の中小零細企業にとって意義のあることです。

不動産と違い、無形の資産である「特許」がどれだけの価値を生み出すかを判断するのは簡単ではないでしょう。実際に「特許査定」受け設定されている特許のうち、産業として成り立つのはごく一部ともいわれています。記事によると、今回のケースも銀行が1年をかけて経営診断をしたと書かれています。

企業が、特許をはじめとして知的財産を武器とするのであれば、自ら評価をアピールしていくことも必要です。
例えば、知的財産をベースに、企業が新しい試みを展開するのであれば「経営革新計画書」を作成し行政庁の承認を得る。
あるいは、知的財産を含め、包括的に企業の価値をアピールするのであれば、経済産業省が奨めている「知的資産経営報告書」を作成し、内外にアピールする、など。

知的財産は、特許・実用新案・意匠・商標・著作権など多彩です。もちろん大企業だけのものではありません。自社の「知的財産」を確認しアピールしてゆくことが今後ますます重要になってゆくでしょう。


(2009年03月19日)

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