皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。
連載100回を目標に、拙い文章ですがコツコツと継続して行きたいと思います。
今年は、何かと暗い話題が多い年明けでした。
経済の急激な悪化による閉塞感が、重たい雲のように広がっています。
いつの間にか「株価こそ企業の価値である」神話が社会に広がっていた中で、ご存知の通りリーマンショックが直撃したことが始まりです。
確かに上場企業にとって株価は極めて重要。しかし、そもそも本来、日本企業の底力は「技術力」だったはず。「株価」に偏りがちな評価を、修正する必要があります。
さらに、株価を公開していない大多数の中小零細企業は「どんな技術力を持っているか」を他社にアピールできることが急務です。
経済産業省が薦めている「知的資産経営」という企業分析は、技術立国としての自信を再認識する、という意味があります。
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/index.html
「自社の技術力」というと、工業関係の会社だけの印象になりますが、知的資産は決して製造業だけではありません。サービス業やIT関連など、全ての業種が対象となります。
『自社の強みを認識する』
これは知的資産の棚卸の目的です。
具体的には、
① 過去実績の確認
② 自社の強みと弱みを確認する
その上で、<SWOTシート>で分析を行います。
SWOTとは企業の「強み」「弱み」「機会」「脅威」について、全体的な評価を行うことです。
何やら難しい印象になりますが、企業において普段行われていることを再認識するだけのこと。だから「棚卸」なのです。
例えば、特許や商標などを持っている企業はそれが明確な強みとなりますが、そのような「証明」までは至らなくても、アイデアやビジネスモデルを磨いている企業はたくさんあります。
小職のところにも、そのようなモデルを保護するにはどうしたらよいか、という問い合わせがあります。内容によって保護できるもの・できないものがありますが、自社の強みとして文書化しておくことが、その後のストーリーに繋がることになります。
(つづく)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第70回 知的資産の「棚卸」とは
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://spiritlink.80code.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1503
コメントする