
渡邊光一 行政書士
HP http://www.ko-wata150508.com/
1960年札幌生まれ。
北海学園大学法学部卒
卒業後、印刷会社、広告代理店でクリエーター企画営業を学ぶ。
お気楽な勤め人生活を全うするはずが、会社が無くなってしまったので、平成15年、渡邊光一行政書士事務所開業。
法人設立など、役所に提出する堅い書類を作成するのみならず、IT企業・クリエーターの著作権保護、契約書作成など知的財産業務に特化する。
コトバ師として、糸井重里・宮沢賢治、両氏をトリビュート。
「雨ニモマケズ」が、どんな文章よりも力強くシンプルに、人を幸せにする言霊だと信じてやまない。
なお、いつもススキノ方面に居ると思われているようだが基本的には帰宅部なのである。
いよいよ来週から、洞爺湖サミットが開催されます。
世界の要人が集まる会議だけに、札幌の街中でも目に見えて警備が厳重になってきました。
随所に警察官が配置され、上空には頻繁にヘリコプターが飛び交っています。
警備の邪魔になるのか、あるいは美観の問題なのか、放置自転車が凄い勢いで撤去されています。
最近ふと気が付くと、札幌駅や北海道庁の前で雑誌を売っていたホームレスの姿が見えなくなりました。サミット期間の自粛要請でもあったのでしょうか?
10年ほど前、僕はJR高架のそばに住んでいました。
その高架下には、当時たくさんのホームレスが「住んで」いました。
越してきた当初はその光景に少々不安でしたが、すぐに、彼らは決して住民に迷惑をかけることはないとわかりました。
昼夜を問わず、騒ぎ立てることなど一度もありませんでした。
彼らは、空き缶や古新聞を集めたり、あるいは日雇いの仕事などをしながら、生計を立てているようでした。
暗い夜道を歩いて帰るときなどは、その場所に来ると、人の気配にむしろホッとした気持ちになりました。
ある日、行政の指導によって彼らは強制的に移動させられました。
自立支援施設に移すということのようでしたが、後の報道によれば彼らの全てが望んでいたことではなかったようです。
高架のそばに高級マンション建設の計画があり、そのデベロッパーが市に圧力をかけたのだと、近所ではウワサされていました。
ホームレスが排除された場所は、金網に囲まれた公園になりました。
遊具禁止の公園のはずが、程なくして練習場所を追われたスケートボードの若者達が集まるようになりました。
公園になった高架下は、確かに見栄えは良くなりましたが、スケートボードの騒音は住民にとってはむしろ迷惑なものでした。
ホームレスの変わりに、行き場所のない若者が集まるようになっただけなのです。
道庁前や札幌駅前で雑誌を販売しているホームレスの人たちを見ると、当時のことを思い出します。
あの時の彼らはその後どうしているだろうと。
力になれない代わりに、雑誌を1部買い求めます。
公共の土地を占拠することは、勿論正しいことではありません。
しかし、世界の目が集まるからといって、もしも彼らを「ないもの」として扱うのなら、それは間違っていると思うのです。
彼らも含めて、この国の、この街の姿なのですから。
10年以上前から、札幌で電気工事業を営んでいるY社長。
まだ若手経営者といえる年齢ですが、自社製品の商標登録や実用新案登録申請を行ったり、ススキノで飲食店を営んだりと、建設不況の中にあってなかなかのやり手経営者です。
先日、Y社長と打ち合わせをしていたときのこと。
「ワタナベさん、僕、建設業の専任技術者になれたっけ?国家資格は持ってないけど」
と訊かれました。
Yさんの会社は、もう何年も前に、500万円以上の工事を請け負うことができる建設業許可を受けています。でも、許可要件のひとつである専任技術者は現在社内に1人だけ。
Y社長「工事も増えてくるし、僕も技術者登録しておきたいんだけど...」
ワタナベ「社長はずっと代表取締役ですし、実務経験実績で専任技術者になることができますよ。でも、10年間の実務経験を証明しなければならないです。120ヶ月分の工事注文書や請け書が必要ですね」
Y社長「10年分かあ。多分大丈夫だと思うな...。おーい、Mさん、ちょっと。」
Mさん「はい」
Y社長「10年前からの注文書、揃えておいてよ」
Mさん「10年前から?ずっとですか?!」
さあ大変なのは経理のMさん。
120ヶ月分きっちり揃えるというのはかなり難儀な作業です。
1週間後、Mさんから連絡がありました
「一応そろったと思うんですけど、見てもらえますか?」
早速伺って見てみると確かに注文書の山。
でも、よく見てみるとどうやら足りない月がありそう。
ワタナベ「数ヶ月にまたがっている工事は、比較的大きな金額じゃないと、数か月分とは認められないんです。これですと1ヶ月ぶんにしかなりません」
Mさん「そうなんですか...」
ワタナベ「それと、この『雑工事』ってなんですか?」
Mさん「ああ、それはロードヒーティング工事です。その会社の注文書は『雑工事』って書かれるんです」
ワタナベ「そうですか...。残念ですけど、窓口ではねられるでしょうね。電気工事がどうかわからないし」
Mさん「はあ...」
がっくりと肩を落とすMさん
Mさん「帳簿には残っているけど、注文書がない工事もかなりあるんです。どうしたらいいでしょうか?」
ワタナベ「帳簿にあるのであれば、改めて先方の会社に再発行してもらうしかないでしょうね。それと、先ほどの『雑工事』を書きなおしてもらうとか...」
Mさん「はあ...やってみます」
おっとりしているようで頑張りやのMさん。
次に連絡があったのが3週間後のことでした。
今度は間違いなく120か月分の注文書が揃いました。
ワタナベ「10年分は揃わないことも多いんです...。大変でしたでしょう?」
Mさん「...そうですね...かなり(笑)」
Y社長、いい部下をお持ちですね。
Mさんご苦労さまでした。
仕事でお世話になっている先輩のお父様が、実家がある名寄市近くの山の中で遭難しました。
毎年竹の子を取りに、その山に入っているそうなのですが、行方がわからなくなったのです。
本州の方にはイメージしにくいかもしれませんが、竹の子取りといっても、本州の竹林にある筍とは全く違います。
背の高さほどもある熊笹の藪の中に分け入って、小さな竹の子を探す作業です。
絡みつく笹薮の中で方向を見失い、事故が起こりやすいのです。
大規模な捜索が行われましたが、1週間以上たった今も、未だ発見されていません。
実家に戻ってずっと待っている先輩に、少しでも元気になってもらおうと電話をしました。思いのほか元気な声が聞けましたが、こちらに気を使っていたのでしょう。
『昨日の夜、こっちはかなり雨がふったんですよ。どこかで雨に打たれてるかと思うと...。雨の夜は辛いな...』
返す言葉もありません。
ただただ、ご無事であることを祈るだけです。
スピリチュアルなものが流行っているとのこと。しかも、若い人だけでなく30代40代に流行っているとか。
流行に疎いこの僕でさえ、半年ほど前から腕にパワーストーンを付けているので、なるほどブームなのかもしれません。
但し、僕の場合は「スピリチュアル」というよりは、「ただなんとなく」付けているだけ。そこらで買った千円程度のもの。ちょっとした縁起かつぎの気分です。
これが数万円の商品なら、いくらご利益があると言われても僕は買わないですね。
この「スピリチュアルブーム」は、ともすれば悪徳霊感商法の被害者になる危険があります。ブームだからといって安易に深入りするべきものではないでしょう。
さて、昨今のブームとは関係なく、会社を経営する方は縁起を担いだり、占いを気にする方も多いようです。経営者は孤独で先頭を走らなくてはならないので、道しるべが欲しくなる気持ちもよく理解できます。
大安吉日を気にする社長はよくいますし、他にも、事務所にたくさんのまねき猫を集めている社長、水晶の印鑑を使っている社長、新しい印鑑を京都に送って「入魂」してもらう社長、など。
また、信頼している占い師に定期的に相談しているという社長も何人も知っています。
それらのご利益なのかどうか、もちろん僕にはわかりませんが、皆さん会社は順調のようです。
逆に「俺は絶対に占いなんて信じないよ」という経営者もいます。
傍から見ると、一途で一生懸命なところが、双方ともタイプが良く似ている気がします。
順調な会社は、結局は経営者の努力と人徳なのだと思うのですが...。
行政書士の業務は広範囲のため、各々の行政書士は主力業務を決めているケースが殆どです。
私の事務所の場合であれば、
*法人・NPO・LLPなどの設立、運営コンサル。
*著作権登録・知的財産保護
*契約書作成などの企業法務
*遺言・相続業務
*建設業・産業廃棄物運搬業などの許可申請業務
*企業顧問契約
などが、主だった業務といえます。
もちろん、これ以外の業務についてもよほどの事情がない限り受任させていただいておりますが、唯一、HP上でも明確にお断りしている業務があります。
*家系図作成業務
こちらに関しては、お問い合わせいただいてもお断りしています。
家系図作成については、「事実証明に関する業務」として法令上は行政書士業務として認められています。
ただ、家系図作成のために「職務上請求書」を使用することが、個人的にはどうしても納得できないというのがその理由です。
以前、このコラムでも書きましたが、職務として戸籍などを取得できる「職務上請求書」は、プライバシーに直結するだけに厳格な使用制限がなされています。
相続業務において、相続人から依頼を受けて戸籍を取得するために職務上請求書を使用していますが、それは相続人を確定し相続財産の権利などを明確にするためです。
これに対し、家系図作成という「先祖探し」のために職務上請求書を使用することは、本来の目的から逸脱している印象を否めません。
また、プライバシーを侵害する恐れもあるでしょう。「親戚」であっても、知られたくないことはたくさんあるはずです。
当事務所の個人的見解ですが、以上の理由によって、家系図作成業務はお断りしております。
ひと月ほど前、このコラムで紹介した「ハル子さんの有機野菜」の販売が始まりました。
第1弾は『アスパラ』
早速注文し、届くのを楽しみにしています。
取れたての新鮮なアスパラを、さっと湯がいてアツアツのうちに何も付けないでかぶりつく。
それだけでもきっと十分に甘く美味しく、ビールのおつまみに合うでしょう。
考えただけでもホクホクと幸せな気分になります。
数年前から僕も、自宅の猫のヒタイほどの庭で野菜づくりを始めました。
有機栽培というほど立派なものでもなく収穫出来る量はごく僅かですが、トマトやピーマンなど、懐かしい「野菜」の味がします。
猫のヒタイほどであっても、自分で野菜を作っていると「ハル子さんの有機野菜」がどれほど手間隙をかけたものか、「想像」することができます。
想像することが出来れば、野菜と野菜を作った人たちに「感謝」することができます。
「食の安全」が盛んに叫ばれるようになった昨今ですが、スーパーに並んでいる食材を眺めているだけでは、「想像」と「感謝」が欠落したままのように思うのです。
知人に直販しているハル子さんの有機野菜には、「想像」と「感謝」を感じることが出来ます。
それが何より素晴らしく、そして「贅沢」なことですよね。
『公正証書遺言』というものがあります。
自分で書いて自分で保管しておくのが「自筆証書遺言」。これに対し、公正証書遺言とは、公証人役場というところで、公証人や証人のもと、内容を確認して作成する遺言のことです。
公正証書遺言は、公証人役場で大切に保管されるので、紛失したり内容を書き換えられたりする危険がありません。
では、どのような方々がこの公正証書遺言を依頼されるかというと、遺言者が亡くなった後、遺産を巡ってトラブルが起こる可能性がある、あるいは、すでに生前からトラブルが起こっている、という方が公正証書遺言を作成する割合がやはり多いようです。
先日、公正証書遺言を作成したおじいさん。
もう90歳に届こうという年齢ですが、実に矍鑠(かくしゃく)としていらっしゃる方でした。
終始にこやかに私たちとお話をされていましたが、財産を巡って息子たちの間に争いがおきそうなのだと、とても心を痛めているご様子。
公正証書遺言は、一般的には遺産の分割についての具体的な記載のみというケースが多く、個人の心情的な文章を入れることはあまりありません。
ですが、このおじいさんの希望で、財産分与の記載のほかに、「本旨外要件」というかたちで文章を追加することになりました。
詳細を記載することはできませんが、このような内容です。
「...子供たちおかげで幸せな人生でした。みんな仲良く健康で過ごすように。さようなら」
おじいさんの息子さんたちは、遺言を作ったことを知りません。
将来この遺言を見たとき、おじいさんの優しい想いが、息子さんたちにちゃんと伝わればなぁ...と、願わずにいられません。
行政書士事務所を開業して、間もなくまる5年。
この5月からは6年目に突入します。
あっという間の5年間で、何も成長していないような気がしますが、今日までなんとか継続出来たのは、ひとえに皆様のお陰です。心より御礼申し上げます。
5年も経てば少しは仕事が気楽になるかと思っていましたがそうではなく、むしろ逆です。
ルーチンで作成できる仕事などただのひとつもなく、様々な方々の様々な状況や事情を常に慮りながら、業務を進めていかなければなりません。
多少は仕事が速くうまく(?)なりましたが、気持ち的にはむしろ慎重になっているように思います。
でも、この仕事はきっと、「慣れる」ことがあってはならないのでしょう。
「先生」と呼ばれることも嫌いです。
気を使って「ワタナベ先生」と言って下さる方もいますが、先生はやめてくださいとお断りしています。
僕と同様に、過去に勤め人経験している士業者は、「先生」と呼ばれることを嫌がります。
「士業はサービス業」であり、「先生」と呼ばれる時代は、とっくに終わっていると僕は思います。
この5年の間にも、士業を取り巻く環境は随分変わりました。これからも時代とともに変わっていくでしょう。
既存の業務を大切にしつつも、それに偏ることなく、新しい行政書士業務を拓いていかなければ、10年目はありません。
前職である広告業と行政書士の業務は、対極にあるように思われますが、実はお手伝いできることがたくさんあります。
5年の間に、この分野を開拓できたことは自分にとって幸運だったと思います。
総じて言えば、とても「面白い」5年間でした。
次の5年は、もっと面白いと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
いささか身内ネタになります。
このようなサイトを企画しているので、傍目には「ワタナベはコンピューターやパソコンに強いのだろう」と思われることもあるようです。
ところが、実は全くと言って良いほどダメで、コラナビの運営に関しては㈱インフォマテリアの石川さんに全てお任せ状態です。
昨年の秋のこと、僕が自分のホームページを更新している最中、操作を誤ってサーバーから切断してしまいました。切断というか...、インターネット上には公開されているけれども、更新のためにアクセスが出来ない状態。
え~と、切断という表現で正しいのかな?石川さん。
たいした内容のHPでもないし、まっ、いいか。と放置状態だった我がホームページ。
でもさすがにそろそろ更新しなければと思い、先日石川さんに接続してもらいました。
あっという間の作業でした。
以前にも、PCの調子をおかしくしてオロオロしていたときに、石川さんに助けていただきました。
職業柄、ネットやパソコンが使えないと、命にかかわるとまでは言いませんが、かなり大きなダメージを受けます。そんなときに安心してヘルプを頼める方がいると助かります。
まさに「コンピューター主治医」。これからも頼りにしてます。
知人の広告会社社長、通称ハル子さんと打ち合わせをしているときのこと。
「今年、ウチの村で採れた野菜を、知り合いの皆さんに販売しようと思っているんですよね」と、何気なくハル子さんが言いました。
ハル子さんのご主人は、脱サラをして札幌郊外で有機農業をしています。
ハル子さんは、野菜の販売で儲ける気などさらさらないようですが、にもかかわらず、その何気ない一言を聞いただけで、「あ、それは売れるだろうな」と感じました。
なぜなら、知人友人をことのほか大切にしているハル子さん自身が、すでに「ブランド化」されているからです。
「ハル子さんの野菜」であれば間違いなく安心でおいしい。ハル子さんを知る人は、必ずそう思うでしょう。
「ハル子さんの野菜収穫ツアー」などの企画も楽しいかもしれない。そんなことをきっと誰かが言い出すでしょう。ハル子さん自身は何も意図していなくても、「ハル子さんブランド」が一人歩きを始める状況が浮かび、なんだか楽しくなります。
「ブランド」とは、ピカピカと光り輝くものではなく、むしろ何気ない日々を大切に積み重ねたものなのだと、改めて思います。
新年度が始まり、新たな職場や環境で緊張のスタートをむかえている方々も多いことでしょう。
就職面接の際に、入社希望者が日々書いているブログやSNSの日記などを参考にしている会社はどれくらいあるのでしょうか?あまり話題になることはありませんが、気になります。
一部のIT企業では既に取り入れていると聞きますが、まだまだ一般的ではないのでしょうね。
ブログが登場して数年。若者を中心にネット上には様々なブロガーが自由に表現しています。文章の上手い下手は関係なく、その人のメンタリティやクオリティがよくわかります。
もしも僕が企業の採用担当なら、「ブログを書いていますか?拝見してもよろしいですか?」と尋ねるでしょうし、採用の際の参考基準にするでしょう。
将来的に、企業が個人のブログを採用の参考にするようになると、普段のものとは別に「就職向けのブログ」を書き分ける人なども現れるでしょうね。でもそれはそれで、長く継続できるのであれば、ひとつの評価に値するのではないかと思います。いくらなんでも嘘八百を長期間書き続けることは出来ないでしょうから。
一方で、商魂逞しいオトナたちが『就職用ブログはこう書け!』などというビジネスマニュアル本を出版したり、「就職用ブログ代行業」なんていう商売も登場するかもしれません。
それはちょっとイヤだな~~。
「NPO法人小嶋アカデミーふらの」の小嶋代表が久しぶりに来札され、打ち合わせのために当事務所にお越しになりました。
2年前、NPO設立のお手伝いをさせていただいたお客様です。いつも穏やかで、元教師らしい暖かな目線で人と接する方です。
「小嶋アカデミーふらの」は、世界に通用するトップレベルのスノーボーダーを育成すること、そして、地域の子供たちにスキーやスノーボードを教えることを主な目的としています。
最近では、学校でスキー授業などがなくなりつつあると聞いていましたが、スキーのメッカ富良野でさえ、スキー授業をしない小中学校が増えているそうです。
「すぐ目の前に、山があるんですよ。もったいないですよね~~」と、小嶋代表が残念がってました。
学校でスキーを教えることができる教師が少なくなったこと、それに何と言っても、少しでも怪我をすると学校の責任問題にする親が増えたことが要因だそうです。
僕の子供の頃は、スキー授業でも放課後の野球でも、「怪我をしても自分のせい」が当たり前だったので(実際によく怪我をしましたし)、時代とは言えなんだか寒々しい気がしますね。
そんな昨今だからこそ、「小嶋アカデミーふらの」が地元の子供たちにウインタースポーツの楽しさを、積極的に伝えてほしいと思います。
ちなみに、小嶋代表はNPOとは別に、富良野市内でジンギスカンレストランも経営されているのですが、最近増え始めたオーストラリアの方々に大好評だそうです。
もともと、ラム肉に抵抗のないお国柄のうえ、ジンギスカンのような食べ方がとても珍しく楽しんでくれるそうです。
皆さんも富良野にお越しの際は「チロル」というレストランへどうぞ。
おいしいですよ。
今やSNSの代名詞ともなった「mixi(ミクシー)」。
僕も参加していますし、周囲でも多くの方々が情報交換などに利用しています。
ミクシーはもはや、情報交換ツールというよりは、メディアに匹敵するチカラを持っていると言えます。
ところで、ミクシーの利用規約の一部が、この4月から改正されます。
<新旧対照表参照>
新規約で特に注目すべき点は、「著作者人格権を行使しない」という条文を削除し、利用の範囲を明確に限定したことでしょう。
皆さんがミクシーの日記などに書いている文章は、当然ながら書いた本人が「著作権者」となります。
ところが、「著作者人格権を行使しない」という条文があると、主催者によって勝手に利用されたり書き換えられる恐れがあるため、これまで批判が多く、今回の修正で削除されました。
一般的に「著作権」というと「財産権としての著作権」を意味します。それは、譲渡したり相続の対象にもなるものです。
一方「著作者人格権」とは、著作者が精神的に傷つけられないようにするための権利です。譲渡や相続の対象とはなりません。
著作権とは、「(財産権としての)著作権」と「著作者人格権」の両方の権利があるということです。
では、「著作者人格権を行使しない」とは具体的には、「無断で改変されない権利」や「勝手に公表されない権利」を放棄するということ。
つまり、上記のミクシーの場合は、文章を書いた人に無断で書き換えて公表したり、出版することができてしまうわけですね。
SNSやブログなど、表現物を公表する場所が飛躍的に多くなりました。
それらの「利用規約」を通読することはとても面倒なことですが、クレバーな気持ちで一度読んでみてはいかがでしょうか。
何年か前、FAXDMが効果的だともてはやされた時期がありました。
専用のソフトを購入して、発送先を入力しておけば、一斉にDMが送信されるものです。
しかし、FAXDMには僕自身とても不快な思いをしましたし、周りに訊いても非常に不評なDMツールでした。未だに送信してくる会社がありますが、逆効果ですから辞めたほうがいいですよ。
僕が現在の事務所に移る前は、電話とFAXが同じ番号でした。しかも日中は殆ど外出しているので、外線は携帯電話に転送されるようにしていました。
携帯電話に非通知の電話が入り、受話してみると大抵が転送されてきたFAXDM。あの「ピー、ピー」という音が流れるだけ。
しかも、自動再送機能のためか、電話を切っても数分おきに何度もかかってきます。
非通知なので相手が誰かもわからず、とてもイライラして迷惑でした。
僕と同じような思いをした人を何人も知っています。
相手の状況を考えず、「数打ちゃ当たる」的なツールは、もはやスパムメールと同じです。商品を買ってもらうどころか、悪感情を持たれるだけです。
「売り手の誠意が届かない言葉」には何の広告価値もありません。
小職が顧問をさせていただいている広告デザインプロダクションが、北海道のコンテンツ・商材の「ブランドの育成・管理・プロデュース」事業部を立ち上げました。
北海道では初となります。
北海道にも素晴らしい商材やコンテンツがあります。しかし、それらをトータルでプロデュースし、管理育成する専門の会社・システムが存在していませんでした。
例えば、ロゴマークを作成しても「育成」することをしていない、あるいは商品の単発的な広告プロモーションの展開しか行っていないなど...。
そんな中で、せっかくの商材や有料コンテンツが埋もれてしまっている現実があります。
北海道経済は、公共事業やハコ物によって潤っていた時代がとっくに過ぎ去った今、ブランド力の創出はとても大切な産業となりえるものです。
商材そのもののチカラと積み重ねたブランドのチカラは、車の両輪と同じです。
どのようなブランドコンテンツをいかに管理育成していくのか、このコラムを通じて、今後、出来る範囲でご紹介して行きたいと思います。
相続に関わる業務を受任させていただく中で、どうしても手間や時間がかかってしまうケースが主に二つあります。
ひとつは、相続人の分割協議が進まない場合。
つまり、法定相続分ではなく、任意に財産の分割を希望する際に、ご兄弟などの意思が一致せず、相続財産分与の手続きが出来ない状態。
こちらとしては、ある程度相続人の協議が整うまで待たせていただくことになります。
もうひとつは、お亡くなりなった方(被相続人)の先代の財産もそのままの状態になっている場合。例えば、亡くなった方の、さらに亡き父親の不動産などが、そのままの名義になっている状態などです。この場合、実質的には2つの相続業務となります。
実は、このようなケースは珍しくありません。
2つの業務といっても、複雑に絡み合っていることも多く、また、かなり年代が経っている場合には相続人の確定だけでも相当の調査や書類の手配が必要となります。
その分、時間も費用もかかってしまいます。
ご身内の不幸という一大事の際には、様々な事情が絡むことと思います。
ですが、もしも相続手続きを完了していないケースが身近にある場合は、早々に完結させておくことをお勧めいたします。
北海道行政書士会の本年度の登録説明会が先日行われ、札幌では80数名の参加者があった模様です。
毎年1月に発表される合格発表を受けて、説明会がこの時期に行われます。
参加された中の何割かの方が、新たに開業を考えていらっしゃるのでしょう。
もう随分前のことになりましたが、僕も緊張しながら説明会に参加したことを思い出します。
行政書士試験の今年の合格率は、北海道で6.46%。ここ数年2%台などの非常に厳しい合格率でしたから、どうやら例年並に戻ったようです。
行政書士などの開業資格は、試験に受かったからといっていきなり商売をすることはできません。行政書士であれば、日本行政書士会連合会、北海道行政書士会に登録しなければ、業務を行うことはできません。
ごく稀なことですが、初対面の方と名刺交換をした時、開業者ではないのですが行政書士の記載をされている方がいます。
有資格者であることを記載しているのでしょうが、誤解を受けるおそれがあるので避けた方が良いでしょう。
もしも、業として依頼を受け報酬を得た場合には、行政書士法違反で罰則の対象となります。
かく言う僕も、大抵の場合、初対面の挨拶に名刺だけをお渡しすることが多いのですが、身分証明書も常に携帯しているので、初めてのクライアントには身分証明書もキチンとお見せするように心がけようと思います。
今年も雪祭りの季節になりました。
仕事の通りすがりに大通り会場を見ていると、訪れる人は国際色豊か。特に、アジアからの観光客が随分増えたような気がします。
地元に暮らしていると、もう飽きてしまっているイベントですが、雪のない土地から来る方々には、雪像のスケールと精巧さにとても驚くでしょう。
かつて広告の仕事をしていたとき、毎年、雪像撮影の立会いをしていました。
雪祭りが開催する前日くらいから、雪像が一番きれいな時を狙って、早朝から撮影をします。
まだ真っ暗な朝方、数人のカメラマンが大雪像の前で三脚を立て撮影をスタンバイします。
早朝に撮影するのは、街灯やネオン、車のライトが少ないので、より綺麗な写真を撮ることができるからです。
空の色が刻々と明るくなってゆくにつれ、暗闇の中から大雪像が浮かび上がってきます。
カメラマンは1分ごとにシャッターを切って行きます。
カラダの芯まで凍える撮影ですが、早朝の澄んだ空気の中で、それは見事に美しい風景でした。
カメラもデジタルになり修正も簡単になった現在、そのようなアナログな写真撮影が今でも行われているかどうかわかりません。
しかし、「ごまかすことの出来ない一瞬の美しさ」を目の当たりにすることができた貴重な経験だったと、今にして思います。
行政書士の業務はとても範囲が広く、一般的には気が付いていないニーズもまだまだ存在します。
先日、クライアント社長から久しぶりに連絡をいただきました。
「ワタナベさんに頼んでいいシゴトなのかどうか、よくわからないんだけど…、相談したいことがあって」
「了解です。すぐに伺います!」
話しを伺ってみると、北海道庁が平成18年度から毎年行っている単年度事業に応募してみたい、といった内容の相談でした。
ただ、詳細が全くわからないので僕に連絡をいただいたのです。
不勉強ながら、名前程度しか当該事業のことを知らずにいました。
もちろん、官公庁に提出する書類になるので行政書士の業務範囲。
おそらく誰もまだやっていない業務でしょう。
一般的な許認可業務ももちろん簡単な仕事ではないのですが、僕はどちらかというと、「過去の書式やパターンが存在しない仕事」が好きです。今回の依頼も、1から10まで、依頼人と二人三脚で進行してゆくことになるでしょう。
ベストセラー『ウエブ進化論』の著者・梅田望夫が、近著『ウエブ時代をゆく』の中で、<高速道路か、けもの道か>という表現をしています。
インターネットの発達で、これまで知りえなかった知識などを誰でも簡単に早く得ることが出来る。ただ、その「高速道路」を抜けた後は大渋滞が待っていると。
渋滞を我慢してすり抜けるか、道路を降りて、まだ誰も歩いていない「けもの道」をゆくか、その選択が必要な時代になると…。
士業もまさに、高速道路の時代。ある程度までは、ネットで誰でも調べることができます。
高速道路を抜ける「スキルの向上」が必要なのはもちろんですが、いくつかのけもの道を切り拓いてゆくのも、自分にとっては楽しい作業です。
事務所でじっとしていられない性分の僕は、時間が空くとラップトップPCを持って某ショッピングモールにあるスタバに出没します。
コラナビの原稿などは、殆どスタバで考えるか下書きをしています。
スタバのコーヒーが特別好みなわけではないのですが、「完全禁煙」なので、長時間集中できるのがその理由。
某ショッピングモールのすぐ隣には、とてもコーヒーの美味しい喫茶店があり、しかも、机ごとにコンセントがあるのでPCを持ち込むにはコチラの方が最適。
でも、この喫茶店のお客さんの喫煙率はほぼ100%。スタバではくつろげない(タバコを喫えない)人たちが、みんなコッチに来てるのでしょう。
せっかく集中していても、ヨコの席からタバコの煙がもわ~んと流れてくるともうダメ。
人の話し声などはそれほど気にならないのに不思議ですよね。
でも、僕もその昔は(かなり昔ですが…)ヘビースモーカーだったので、文句を言える身分ではないのであります。
学生時代から足しげく通った喫茶店が、次々と無くなってしまったのは少し寂しい気がしますね。
当時、喫茶店のマッチを集めていた名残りで、タバコを辞めた今でも、喫茶店にマッチがあると思わず持ち帰ってしまいます。マッチでタバコに火をつけていたオトナが、とてもかっこ良く見えた時代でした。
『倫敦館』や『北地蔵』は、とても落ち着ける昔ながらの特別な空間。
禁煙じゃないけれど、今でもたまに行きます。
実は今、この原稿を倫敦館で書いてます。
でも、となりにどっかと座ったオバちゃんは、どうやらチェーンスモーカー。
もわ~んが、ひっきりなしにコチラへ…。
ああ、ダメだ。帰ろう…。