6月ぐらいから、蟻についての相談が急増します。
「庭に蟻がいっぱい居て、家の中にも入って来るんです。
家に何か、あるんでしょうか?
もしかしたら、家の中に蟻の巣があったり、
木が食べられちゃっているんでしょうか?
心配です」というような相談があります。
実際、6月頃から、虫の活動が活発になります。
地面には蟻の巣もあります。庭の木を植え替えたり
増築をして、地面を掘ったりすると、蟻の巣が壊され
蟻の移動が発生します。
この程度であれば、問題はありませんが
このご相談は
「1階ではなく、2階に蟻がゾロゾロ、出てくる」
実際に訪問して、その2階の外壁を見ると・・・・・

外装材がボロボロ、コーキングも切れ、
雨水が入っていそうな状態でした。
この状態では、表面に塗装しただけじゃ、直せないし
外装材を剥がすことになりました。
剥がして診ると

思った以上に内部にまで、木材の腐れは進行していました。
表面の外装材の防水性がなくなると(例えば、コーキングに切れ)
外装材から、雨水が浸入します。
但し、外壁の通気層工法が確実に施工されていれば、
雨水が外装材から浸入しても、外部に排出されるはずです。
ところが、この家の場合は
この通気層の防水性能が不十分で、長年の雨水の浸入により
梁まで雨水が到達し、木が腐れてきていました。
蟻はこの通気層に巣を作っていたので「家の中にゾロゾロ・・・・」だったのでしょう。
ただ、幸いにも梁の腐れは表面的なもので、部分的な交換と補強で大丈夫。
雨もれも家の中に雨水が出てこないと判らないものです。
知らないところで、家が腐っていく、怖いことです。
メンテナンスは必ず、必要です。
それが、いつか?どのような方法でするかが重要なポイントになります。
家は放置すれば、「資産」から「死産」・・・ゴミになってしまいます。
正しいメンテナンスをしましょう。
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