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北海道の家は「冬を旨とする」

pict-PC210065.jpg

これは北海道で家を建てる時に言われている言葉です。
北海道は寒い、極寒の地域とも言われており
この寒い北海道の冬を如何に暖かく、快適に暮らすかが、テーマです。

当然、家の問題は冬に多く発生しています。
この上の写真は冬に相談を受けたもので、
壁に水がしみ出てくるけど、どうしよう」という、ご依頼でした。
壁をはがして診ると、水は更に上から、
そこで天井を剥がしてみると、屋根面(板金裏)に水がびっしり、流れ出してきていました。

この原因はすがもれ(冬の雨もれ)です。
すがもれとは、屋根に氷が付着し、この氷が解けた水を塞き止める形になり
屋根の板金から、逆流を起こして、家の内部に流れ出すものです。
寒い地域、特有の現象で屋根に板金を使っている家では、どこの家でも
起こる可能性があります。

この現象は冬の間、ずっと起こっていることもなく、
まして、雪が解けてしまうとなくなってしまう為
春になると、忘れ去られてしまい、また、冬が来て、思い出すことになります。

この状態で何年も経過すると、当然、木は腐ってきます。
それからでは、この改修工事には莫大な費用がかかります。

次に下の写真ですが、
これはすがもれではなく、原因は屋根板金裏の結露です。pict-PC210027.jpg

この写真は出窓の屋根板金を剥がした状態です。
ご依頼は12月の上旬でした。
「出窓の天井から、水が落ちてくるんだけど、雨もれかな?」という、電話連絡でした。

雨漏れであれば、屋根全体がぬれていたり、全体の木が腐っています。
ところが木の腐れは、屋根の先端部分のみ、
また、屋根板金、全体に水滴がびっしり付着していました。
でも雨水の浸入口がない?
天井面には断熱材がない?防湿シートがない?

家内部の湿気が断熱材、防湿シートがない、この寒い部分に流入してきて
結露を起こしたと判断しました。
木の腐れからも分かるように、この結露は1年や2年ではなく、10年程前から
起こっていたものと判断できます。

改修工事はまだ、工事が可能な12月でしたので、腐った木材の交換、断熱材、防湿シートの
施工を実施しました。
昨年の12月ですので、この判断が正しかったか、否かは
この冬に結果がでます。

この寒い、冬の時期に家を一度、見まわしてみては、いかがですか!!


(2008年01月12日)

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