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たとえばこんなデジタルライフ

プロフィール

石川辰義

石川 辰義 S39.8.17生
株式会社インフォマテリア 代表取締役
コラナビ技術部長

1989年デービーソフト株式会社に入社し、日本語ワープロソフトのバージョンアップに関わる。その後有限会社メディアリュウム(現株式会社メディアリュウム)に移り、麻雀の思考ルーチンやソフトウェアの仕様設計、Webアプリケーションの開発に携わる。2006年に退職し、同年5月に株式会社インフォマテリアを設立。プログラム開発、パソコンサポート、PC組み立て販売などIT関係の何でも屋(ITコンシェルジュ)として活動中。

30年来のアニメオタク&ゲームオタク
とはいえ最近のゲーム機(DS,Wii,PS3,XBox等)は所持していないロートル
生来のコレクター気質

第15回 折りたたみ式ワイヤレスキーボードもやってきた

iPadでの日本語入力はiPhoneよりは楽なんだけど、やはり長文を打つのはどうも...ということで前から気になっていた折りたたみ式のワイヤレスキーボードを購入しました。

元々は携帯電話用に作られていたものらしいのですが、実はiPadが発売されてから大人気で、現在品薄状態が続いており、Amazonマーケットプレイスではプレミアがついて売られています。

6/26に注文していたのですが、そのときで3~5週間待ちでした。約3週間経過した7/15になってもまだ発送される気配はなく、いろいろ見ていたらUS配列のものは少し高いのですが在庫ありとのことで、先の注文をキャンセルしてこちらを購入しました。

ケース

ぱっと見には何かよくわかりません。

外観

ケースから出したところ。まだ何かわかりませんね。

キーボードを開いているところ

開いているところ。これでようやくキーボードとわかります。

iPhoneセット

iPhoneをセットした状態。実はこのキーボードには左側から携帯機器を立てかけるための装置が出し入れできるようになっています。

入力テスト

入力テスト。Shift+矢印で選択、cmd+Cでコピー、cmd+Vで貼り付けと、iPhoneでは面倒なコピー&ペーストも楽々。Ctrl+矢印で行の先頭末尾、文章の先頭最後尾へも飛んでくれます。

結果的には買って大正解。ただ、本当はiPad用に購入したのですが、両方試してみて今はiPhoneがメインになっています。というのもiPhoneとこのキーボードだけ持っていればセミナー会場が会議室などでメモを取るのに支障がないからです。「ポメラ」という商品も実は前から気にはなっていたのですが、iPhone + 折りたたみ式ワイヤレスキーボードで事実上ポメラと同等になっています。

とはいえ、かな入力ができないので「本当の快適さ」にはいま一歩及びません。ローマ字入力も大分慣れてはきましたけどねえ。

あ、ちなみにiPhone3GSの方はiOS4にバージョンアップしないとこのキーボードは使えません。

  

第14回 iPhone4が(ようやく)やってきた

来ない来ないと思っていたiPhone4が、先週土曜日に入荷連絡があり、日曜の夕方に引き取ってきました。

6/17に予約して、発売日が6/25で入荷が7/9ということは、入荷まで約2週間程度ということでしたが、ずいぶんと待たされた気がします。ということはそれだけ期待していたと言うことでしょうね。

で、iPhone4のレビュー、なんですけど、iPhone3GSを使っていただけにiPhone3GSを購入したときやiPadを購入したときのような感動というのは正直あまりありませんでした(^^;
でも届いてまだ一週間も経っていないとは思えないくらい手になじんでしまっています。
以下、主観的なレポート

画面がきれい

よく、携帯電話の展示用モックだと、画面には写真のようなものが貼られていて画面は動かないようになっていますよね。店頭でiPhone4の展示品を見たとき、てっきりモックだと思っていた画面が動いてびっくりした記憶があります。

iPhone4の画面はそんな感じでした。何となく浮いて見える、というのも原因かもしれません。

解像度はiPhone3GSの4倍ですが、そんなに細かいとはぱっと見わかりません。でも小さい字もはっきりと読める、同じ字でも明朝のセリフが際立つので見てて気持ちよいですね。古い話ですがNEC PC9801VXのノーマルモードに慣れているときにPC98XLのハイレゾ画面を見た感じです(笑)

電波は良好かも

アメリカではリコールの憶測も出ている左持ちでの不具合ですが、本体購入と同時にシリコンジャケットを購入したので左持ちの私の所では特に問題が起きていません。
というかむしろ電波状況はよくなっているように思われます。iPhone3GSでは電波状況の良いはずの所でもたびたび圏外になりましたが、今のところiPhone4ではそういった現象は見られません。

電池の持ちは...保留

iPhone3GSに比べると1.4倍もつと言われているiPhone4ですが、今のところあまり実感はありません。ただ、3GSのときには外出中にもよく充電していたのが、iPhone4では30分くらいビデオ撮影したときの一回だけなので、もちはよくなっているのでしょう。
でも、3GSも購入当初に比べるとずいぶんともちが悪くなっているので、1年もすればやはり充電キットのお世話になりそうな気がします。

アプリの動作は軽快...?

もともと3GSでもそれほどもたつき感がなかったので、あまり変わった感じはしません。気持ち速いくらいでしょうか。各種ベンチマークテストでもそんな感じですし。

Apple iPad Dock Connector - VGAアダプタが利用可能

これ、結構大きいです。iPad発売時に発売されたiPad用のVGAコネクタがiPhone4で利用可能です。iPhone3GSではiOS4にバージョンアップしても使用できなかったので大きな違いです。
VGAアダプタが使えるということは、iPhone4でプロジェクターを使ったプレゼンが普通にできるということですから。まあ、iPadも持ち歩いている人にはあまり関係ないかもしれませんが...

アプリの安定度は...

iOS4になっていることの方が原因としては大きいんでしょうが、アプリの安定度はかなりよくないですね。よく使うアプリがかなり落ちやすくなっています。これはアプリ制作者側に対応してもらわないとどうにもならないのですが、頻繁に使うアプリが不安定だと結構厳しい。時間の問題だとは思いますが...


なお、今回のレポートではiOS4に関係する部分については書いていません。前回やってますからね。

機種交換でiPod TouchになってしまったiPhone3GS、ヤフオクなどで売ってしまおうかとも思いましたが、ちょっと悩んでいます。セミナー等で活躍できる、オフラインでも使用できるアプリがあり(たとえばDocScannerとか音声の録音とかカメラとか)、iPhone4でタスクを切り替えて使うのは面倒だなあと。あとWifi環境ではSkype端末にもなりますし。

将来的にはアプリの開発などもやってみたいですし、そうなるとテスト用の実機としても使えますので当面は並行使用ですかね。本当は今売って後でヤフオクで買い直した方が賢いのでしょうが...

第13回 iOS4もやってきた

先週発売されたiPhone4、残念ながら私の手元にはまだ来ておりません。
実物は今日の昼にヨドバシカメラでようやく触ってきました。画面は確かに綺麗ですね。
さて、iPhone4の発売に先行して公開されたiOS4、iPhoneをお持ちの皆さんはもう使われていますでしょうか?
私のまわりのユーザーさんはまだ更新していない方が結構いるような感じです。

ということで、ちょっと時間が空いてしまいましたがiOS4で変わった主要な点をレポートしてみます。

フォルダ機能

フォルダ機能 フォルダ展開


iOS4ではフォルダ機能を使用することで最大2,160個のアプリを登録できるようになりました。フォルダの作り方はアプリの移動モードでアイコンとアイコンを重ねるだけ。フォルダアイコンをタップすると展開されて中のアプリが表示されます。

個人的にはこの機能が一番うれしいですね。何しろずっと限界個数近辺にありましたので、新しいアプリを一つ入れようと思う度に一つ消さなくてはなりませんでしたから。

マルチタスキング

タスク切り替え

一つのアプリを使う度に今使っているアプリを終わらせなければならない、これがこれまでのiPhoneの弱点でした。しかしiOS4では複数のアプリを同時に使用できます...といっても、裏のアプリは必ずしも動いているわけではなく、一時停止状態になるものが多い? だから厳密なマルチタスクかっていうとそうでもない気が。でもラジオアプリを鳴らしながら他のアプリを使えるならそれはそれでOKかと。

タスクの切替はホームボタンの二度押しで行います。

画面ロック機能

画面ロック

iPhoneを寝っ転がりながら使っていると、勝手にランドスケープモード(横向き)になって困っていたのですが、iOS4になってそれが解消されました。iPadは画面のロックは機械のスイッチですが、iOS4ではマルチタスクの画面を出して一番左のアイコンで切り替えられます。

ホーム画面に壁紙

壁紙設定

以前はロック状態の時にしか表示されなかった壁紙が、ホーム画面にも表示されるようになりました。ロック時とホーム画面で別々の壁紙にもできるようです。
これだけでもちょっと印象変わりますね。

Bluetoothキーボード対応

iPhoneで長文入力したいならやはりキーボードが欲しいところですね。iPad用にも一つ買おうと思っていたので後日試してみたいと思います。
とはいえ、「かな入力」はできないわけですが...

辞書登録機能

辞書登録

以前は裏技的に連絡先に登録用語を入れる、というものがありましたが、ようやくその必要もなくなります。でも、登録の手順が結構面倒くさいかも。

顔文字

顔文字

フリック入力の画面に顔文字のマークが出現。日本人しか使わない機能をよく採用しましたねえ。

他にも細々とした改良点はありますが、とりあえずはこんな感じで。
なお、既存アプリの中にはiOS4にまだ対応していないものもあるので、アプリによっては動かなくなる可能性もある、ということに注意。私は今のところ遭遇していませんが、GMailを読むアプリがiOS4になってからやたらと遅くなっています。

第12回 iPadがやってきた③

世間ではすでにiPhone4の話題に切り替わりつつあるところでちょっと今さら感もありますが、やはりやっておかなければならないだろうということで、今回はiPadを使い始めて約3週間経ってのレビューをしておきたいと思います。

あ、ちなみにiPhone4も本日機種変更で仮予約してきましたので、入手後にはまたレポートします。

まずは復習の意味で仕様等のアップ(実際訊かれることが多いので)

基本的にはでかいiPod Touch/iPhone

Wi-Fi版は「でかいiPod Touch」で3G+Wi-Fi版は「でかいiPhone(カメラ機能除く)」と考えて支障はありません。が、「でかい」ということが利用シーンの大きな変更をもたらします。

ここが良い

特にバッテリの持ちが良いというのは非常なアドバンテージで、4時間くらい使っても50%切らないので本当に楽です。

ここはいまいち

最初の一週間はそれほど気にならなかったのですが、一週間を過ぎてiPadが生活の一部になってくるとやはり重さが気になってきます。置いて使う分にはなんてことはないのですが。
あとはかな入力できないというのが、私にとっては痛い。外付けキーボードでも構わないのでできると良いのですけどね~。
ローマ字入力もできないわけではないのですが、かな入力かどうかで入力速度が3倍くらい違うので、長文を書くのは厳しいですね。
まあもともと「データを作る」という用途にはあまり向かないのですが。

Flash非対応は個人的には「ニコニコ動画」が見られない」くらいで、あとはそれほどでもありません。その「ニコニコ動画」もHTML5対応すれば解決しますが。(もしくはiPadアプリで快適なものが出れば)

こういう人に最適?

こういう目的には向かない

利用シーン

利用シーン毎にどのモバイル機器が最適か、ということで非常に主観的ですが表にしてみました。

 携帯電話iPhoneiPadノートPC
机(自宅/事務所)
寝室(ベッド)
お風呂 ×
徒歩 ×
地下鉄/通勤バス ××
JR/長距離バス
飛行場
飛行機・機内 ×
喫茶店/ファミレス
飲食店/居酒屋 ×
会議室
セミナー会場(机あり)
セミナー会場(机なし)
立食パーティ ××
行楽地 ×

iPadを購入して一番感動的だったのは、「寝床で横になって使える」ということでした(笑)
朝起きて、ベッドから出ずにメールチェックとニュースチェックができ、夜はベッドで電子書籍を読みながら、といった使い方です。あと、入力はそれなりにできるので、本を読みながらメモを取る、ということもできます。これはこれまでのノートPCではやりづらかったことです。

何を買うのがお勧めか?

私が購入したのは16GBのWi-Fi版。一番安いものです。使ってみての結論は

「3G+Wi-Fi版を買う余裕があるならそれがお勧め」

です。Pocket Wi-Fiのようなものも良いのですが、そちらはそちらで電源のオンオフや充電を別にしなければならないと考えると結構おっくうになります。なので「無線LAN使えないところではとりあえずiPhoneですませる」ということになりやすいです。iPhoneを持たないと決めているのであれば3G+Wi-Fi版の方が良いですね。容量については使い方次第ですが、余裕があるなら64GBで。

おわりに

私が第2回のコラムで書いた究極のモバイル環境の条件は以下の通りです。

  1. デバイス(装置)は軽量であること
  2. デバイス(装置)は長時間駆動可能であること
  3. デバイス(装置)は場所を取らないこと
  4. 文字入力が迅速に行えること
  5. 視認性が良いこと
  6. 必要なときにすぐに使える状態になること
  7. 動作が快適であること
  8. インターネットに快適な速度で接続できること
  9. 他のPC(Windows)とデータ連係が快適にできること

この中で、iPadが満たさない条件というのは 「4)文字入力が迅速に行えること」と「9)他のPC(Windows)とデータ連係が快適にできること」くらいなんですね。もっとも「満たさない」といっても「WindowsPCに比べれば」ということで、iPhoneよりは速く入力できます。

かなり理想に近いです。

今後、iPadに刺激されてタブレットPCが続々と発売されます。特に先日Computex 2010で発表されたASUSのEeePadはWindows7搭載タイプということで、かな入力問題も解消されそうですし、iPadとEeePad2枚を鞄に入れて外出先で仕事する、という形になるかもしれません。

第11回 iPadがやってきた② ~自炊ライフ~

自炊と言ってもクックパッド使って食事を作るという訳ではありません。
今電子書籍の動きが活発になっていますが、要は自分の持っている本を電子書籍化することを「自炊」と呼ぶわけです。私も最近知ったのですが、非常にぴったりしたネーミングと思うので使い始めています。

書籍の電子化というのは以前から知っており、そのためのスキャナも購入していましたが、本を裁断する事への抵抗やスキャンした後の活用がいまいちぴんと来ないためそのままになっていました。

しかし今回iPadを手にし、たまりにたまっていた捨てるに捨てられずにいた雑誌類も電子化してしまえば思い切りがつくと思い立ち、検索してみたら同じようなことを考えている人が多いということがわかりました(笑)

自炊に必要な道具は基本的には二つで、一つは裁断機、もう一つはスキャナです。
スキャナはフラットベッドタイプのものではなく、オートシートフィーダで自動的に取り込めるもので、製品としてはScanSnap一択。

量が多くなければ裁断機を購入しなくてもキンコーズでは一回105円で業務用の裁断機で処理してくれるので、場合によってはそちらの方が安上がりかも。

とはいえ、「廃棄」を進めていこうと考えている私としてはやはりここは機械を導入するべきでしょう。

...ということで購入したのがネットでも各所で紹介されている垂直断裁機 プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513

値は張りますが、どこでもこれを勧めているのでこちらを購入。
スキャナはScanSnapのS1500などが使われているようですが、うちには3年ほど前からS500が眠っていたのでこれを活用。性能的には劣りますがココは我慢です。
垂直断裁機

これが垂直断裁機 プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513。置き場所がないので箱に入れたまま使用しています。

実践するドラッカー(思考編)

普段持ち歩きたい本として、最近売れているを選択。写真は断裁後のもの。

ScanSnap

ScanSnapを使って取り込み。順調にいかないと結構手間がかかります。

ScanSnap

取り込み後、i文庫HDの本棚に登録。

実践するドラッカー(思考編)

取り込んだ本はこんな感じで読めます。かなり良い感じ。

参考URL:
書籍を「裁断→スキャン」して電子書籍端末で読むメリットとデメリット
電子書籍「自炊」完全マニュアル:動画と写真で確認する――裁断&スキャンのコツ(裁断編)


第11回 iPadがやってきた①

2010/5/28(金)、日本でもついにiPadが発売されました。
米国では最初の1ヶ月で100万台を突破。日本でも予約を最初の3日で打ち切り。でも当日販売もできる状況になるなどAppleの販売戦略は見事というほかはないですね。

発表によれば2ヶ月をまたずして200万台を突破というニュースが昨日流れていました。

孫社長が発売前のツイートで結構な台数が用意でき、当日販売も可能ということで銀座では発売日の朝に1200人の行列ができたとか。
ツイッターやUstreamでその様子をライブで伝えられるというのも1年前ではほとんどなかった状況でした。改めてツイッターとUstreamの勢いというものを感じさせられます。

徹夜組1

前日17:00過ぎのAppleStore札幌。16:00頃通ったときにはいなかったはずの徹夜組最初の一人

徹夜組2

深夜0:00頃のAppleStore札幌。暗くてわかりにくいですが6人くらい並んでました。この日は結構寒かった上、雨も降ったので大変だったと思います。

当日朝

当日朝7:45頃。右が予約無しの列で左が予約済みの列。それぞれ30人くらいですかね~。到着したときにお水の差し入れをいただきました。

ハイタッチ

開店直前、AppleStore店員が全員で列の人たちとハイタッチをして戻っていきました。

インタビュー

自分の目の前でTV局にインタビューされたおじさん。人気者です。

私も翌日からいろいろな会でiPadを披露する日が続いています。自分から出しているわけではないんですけどね~。

実際のiPadの魅力などは次回以降に。しばらくはこのネタで続けられます(笑)

第10回 大手企業の真価が問われる時代ですね

連日Twitterが話題になる昨今、いかがお過ごしでしょうか(笑)

最近とみに時代のシフトを感じています。

近い将来、既存産業のいくつかが淘汰と再編、そしてビジネスモデルの変更を問われることになるでしょう。その一番大きいものは出版業界およびマスメディア業界かと予想されます。

日本でもようやく動きの見えてきた「電子書籍」。読むためのデバイス(Kindle, iPad)がようやく実用レベルになり、アメリカでは加速度的に普及しています。「味がない」「風情がない」と思われる方もいるでしょうが、結果的に紙資源を節約することになり、地球環境にもプラスになるのであれば良いのではないでしょうか。数十年後には紙の本はぜいたく品になるかもしれませんね。

もう一つがマスメディア。新聞、ラジオ、雑誌、テレビというマスメディアがレガシーメディアとなり、ブログ、SNS、ツイッターといったインターネットメディアの影響力がすごい勢いで増してきています。

つい先日、ネット広告が新聞の広告売上を上回ったという記事が報道されました。

ネット広告、新聞抜き2位に 総広告費は最大の減少率

ツイッターも広告を始め、Appleも広告に参入。新聞、雑誌、テレビの広告費が減っていく流れは止められませんので、これまでのビジネスモデルでは採算が取れなくなるでしょう。
テレビ、雑誌、新聞でよくある偏向報道、やらせ番組などはこれまでは何とかできていたかもしれませんが、そういったウソは個人がメディアを持つことで手痛いしっぺ返しを受ける可能性が高くなります。

「ツイッターを疑え!」を疑え

もちろん、個人メディアの方にも偏りやウソが紛れ込んでいるかもしれませんし、悪意のある人が世間を騒がせることもあるかもしれないです。

インターネットの普及により、大手企業はこれまでのような力業は使いにくくなります。「正直」「誠実」であることが逆に企業の評判を高めるのであればそれは良い世の中であるように思います。

キン肉マン作者のTwitter告白、吉野家は「事実と違う」
「吉野家を叩くのはやめて!」 すき家のTwitterが"器がデカイ"と話題に

これはもう一時的なトレンド(流行)ではなく、もう後には戻れないシフトなのでしょう。中国や北朝鮮などは情報統制が厳しいようですが、日本はそうならないことを期待します。

第9回 インターネットでデータを共有しよう②

さて、今回の話題は「Evernote」についてです。
Evernote...ご存じでしょうか?

これは、インターネットを通じて共用できる、スクラップ帳のようなものです。公式サイトでアカウントを作成すれば誰でも無料で利用できるようになります。有料のプレミアム版を利用するとより容量が大きく、自由度の高い使い方ができます。

NECのPC98世代の私は、最初にこのソフトの存在を知ったときにテグレットの「知子の情報」のインターネット版?と感じました。このソフトのことを知っている人はあまりいないかもしれませんが...
#でも、ネットで検索したらまだ「知子の情報」って販売されているんですね。
文書型データベース「知子の情報Pro/Mail」

Evernoteの無料版(スタンダード版)は月毎に40MBまでのデータをアップロードできます。アップロードの制限はありますが、保存容量の制限はないようです。

このEvernote、サービスを開始してから約1年半とのことで、つい先日までは英語版のサービスしかなかったのですが、何でも海外からのアクセスでは日本が突出しているとのことで、2010年夏頃を予定していた日本語版を先月に前倒しで開発・公開したとのことです。しかも、VAIOなどの日本のパソコンにもプレインストールされるものがあるようで、今後かなりの普及が見込めそうです。

私はiPhoneの購入時期と同じ頃に始めたのですが、PCスペックの問題か、閲覧する文書のスクロールが遅いなど使いにくかったのであまり活用はしておりませんでした。しかし、日本語版の3.5を入れたところ、この問題が改善。結構良い感じになってきています。

データはインターネット上にも保存されますが、ローカルのパソコンにも保存されます。ですので、インターネットに繋がっていなくても作業は可能です。アカウントが共通であればどのパソコンからも同じデータを見られるので、Evernoteでデータの一元管理を行うということも可能でしょう。

もちろんiPhoneからも利用できます(これ重要です)。無料のiPhoneアプリを導入すればiPhoneからすべてのノートを見られるわけです。

Evernoteは連携するアプリケーションがいくつかあります。例えばiPhoneアプリのDocScannerはカメラで撮った写真をダイレクトにEvernoteに登録することができますし、次回紹介する予定のEye-fiも同様です。

また、「Evernote 活用」でググればいろいろなページが出てきます。タグを使って名刺管理ツールにするとかですね。

これもやっぱり大企業だと会社で使うのは禁止されるたぐいのソフトウェアと思いますが、外出の多いSOHO系の方には使えるものかと。

Evernote公式ページ(日本語)


第8回 インターネットでデータを共有しよう①

知っている人は知っている(使っている)はずなのですが、私のまわりではあまり使っている人を見かけないので今回はオンラインストレージについての紹介です。

オンラインストレージというのはインターネットを通して使える外部記憶装置(Storage)のことです。パソコンにはハードディスクなどの外部記憶装置がついていますが、これのインターネット版だと考えていただければよいかと。

こうすると何が便利かというと、例えば家のデスクトップパソコンで作成したデータをノートパソコンに移すときにUSBメモリなどを使わなくて良くなります。家庭内でLAN環境を構築していればダイレクトに他のパソコンから見ることもできますが、外出したときなどはそれができなくなります。オンラインストレージであれば「インターネットにさえ繋がれば」どのパソコンからでもそこに保存されたデータを読み書きすることができます。

また、サービスの内容によっては家族や友人などとデータを共有することもできます。

こういったサービスはたくさんあり、「オンラインストレージ」でググればたくさんヒットしてきます。

そんな中、私が実際に使っていて、気に入っているのが「Dropbox」と「ZumoDrive」です。どちらも基本英語なのでハードルはちょっと高いかもしれませんが、日本語の解説サイトもたくさんありますのでそれらを参照すれば導入は可能と思います。

メリット1. 2GBまで無料

何より嬉しいのはどちらも2GBまでは無料で使えるということ。これだけあればWord, Excel, PDFなどは十分な量を入れられます。有料オプションを使えば100GB以上の保存も可能です。

メリット2. Windowsのファイルエクスプローラからアクセスできる

オンラインストレージの中にはWebブラウザでアクセスして入れたりするものもありますが、DropboxとZumoDriveは専用ソフトウェアをインストールすることで、あたかもローカルにある記憶装置のような扱いができます。Dropboxはあたかも「特定のフォルダ」にあるように見え、ZumoDriveは一つの記憶装置(デフォルトではZドライブ)になっています。これは非常に便利で、ファイルの移動などが簡単にできますし、Excelなどのアプリケーションから直接これらのオンラインストレージにデータを保存できます。
(Macでも同様と思いますが、所持していないので記載しません)

メリット3. iPhoneに対応している

はっきり言ってこれがあるから他のオンラインストレージは使わないと言っても過言ではありません。DropboxもZumoDriveも無料のiPhoneアプリが提供されており、ネットに繋がる環境であればiPhoneでExcelやWord、PDFファイルなどをその場で読むことができます。テキストファイルも読むことはできるのですが、Windowsの場合はちょっと工夫をしないとうまくいかないので、使えないと思った方が良いです。ここはちょっと残念ですね。

他にもSugarSyncというオンラインストレージサービスもiPhoneアプリを提供していますが、いくつもいれていてもパソコンのメモリを余計に食うだけなので今はほとんど使っていません。

ここまではどちらにも共通するメリットですが、ここからは二つのソフトの特性により「メリットであると同時にデメリットになる」要素です。

Dropboxのメリット・デメリット

Dropboxはインターネット上にデータを置きますが、それと同時にローカルPCにも同じデータを置きます。例えば合計1GBのデータを置いているとすると、Dropboxを使用しているすべてのパソコンは1GBの容量を使っています。すなわち「自分のパソコンの記憶容量が少なくなってきたからオンラインストレージを使おう」という目的には合致しないのです。そのかわりのメリットとして、ファイルの読み書きがかなり速いです。要はいったん自分のパソコンのハードディスクなどにデータを記憶して、Dropboxはバックグラウンドでそれをオンラインストレージのものと同期しているのです。そしてこれも重要なことですが、インターネットに繋がっていなくてもローカルPCに保存されているデータは読み書きできるのです。(ネットに接続できるようになった段階で自動的に同期する)
なお、iPhoneアプリの方はiPhone内にデータを置かないようで、ネットに接続できないときはDropboxのデータは読めません。

ZumoDriveのメリット・デメリット

ZumoDriveはDropboxとは異なり、パソコンにはデータを置きません。したがって記憶容量の小さいパソコンでも大きなデータを使用できるというメリットがあります。そのかわりファイルの読み書きには結構時間がかかるのでExcelなどのデータをダイレクトに読み書きするのは抵抗があります。

私自身は今は速度重視でDropboxをメインに活用しています。データの一元管理が可能ですし、万一パソコンのハードディスクが壊れてもネット上にバックアップがあることになります。実際、バックアップツールとして使用している方もいます。

大手企業の場合、セキュリティ問題等でおそらく導入はできないでしょうが、個人やSOHO事業者であれば活用のしがいはあるかと思います。

「導入したいけどよくわからない!」という方は有償にて(笑)サポートしております。

Dropbox Dropbox

ZumoDrive ZumoDrive

第7回 「俺、今度iPhone買ったら、放送局作るんだ」

それどんな死亡フラグ(笑) というわけではなく、こんな状況が現実になっています。
ブログはあらゆる人が情報発信できる状況を作り、新聞と同じような力を持つメディアになりつつあります。日本ではまだあまり普及していませんが、Podcastやインターネットラジオはあらゆる人に音声を伝える手段を提供しました。YouTubeやニコニコ動画は動画というメディアをあらゆる人に提供しています。
つまり、世界中の人に自分の思いや才能を伝えたりすることがほとんどコスト0でできるようになったことで、有名(?)になるのも自分の才覚次第となったわけです。

Twitterはリアルタイムの口コミというメディアを距離の壁を越えてあらゆる人に提供しました。これにより情報の伝わる速度と広さは加速します。最近それをとみに実感しています。

そしてついには「放送局」みたいなものもほとんどコストをかけずに作れるようになっています。

Ustreamは2007年3月に設立されたアメリカの動画共有サービスで、日本では最近までまだ一部の人にしか知られていないものでした。アカウントを取得するのに英語のページを読まなくてはならず、実際にライブ放送をするにもWebカメラとパソコンとネット環境を揃えなくてはならなかったからです。

しかし、2009年12月10日にiPhoneアプリでUstreamの動画中継が可能になったことで、日本でも爆発的に広がる兆候を見せています。ソフトバンクの孫さんは、Ustreamに2000万ドルの出資を決定し、ソフトバンクの決算説明会をTwitterとUstreamで実況しました。

さらに孫さんは昨日のツイートで5月中にUstreamの日本語化を行うことを明言しました。

iPhoneがあってWifiもしくは3G回線でネットに接続することができれば誰でもが今見ている状況を世界中に伝えることができます。しかもTwitterを組み合わせることでいつやるかということもリアルに配信できるわけです。

これをどのように活用できるかをちょっと考えるだけでも以下の用途が思いつきます。

などなど。このコラナビに寄稿いただいている冬野恵人さんが応援されている映画「海炭市叙景」。これなんかメイキングの状況などを現地ライブ中継とかしてTwitterも活用すると、ちょっとした宣伝になるかもしれませんね。

もちろん、3G回線でのライブは動画品質的にはまだこれから、というところもありますが、次の携帯通信規格LTEが普及すると光回線並みの速度になりますので、いずれそれも問題にならなくなるでしょう。

昔は新聞やテレビなどのマスメディアの情報が先にあってそれを一般の人が知る、という構造でしたが、今はブログやツイッターといったメディアの方が情報が速く、マスメディアはそれを追いかけ、それが伝搬されるという流れになっています。

YouTubeもTwitterもUstreamも5年前にはありませんでした。ブログも日本で広がり始めたのは7年くらい前です。10年前の誰が今のこの状況を予想し得たでしょうか。

マスメディアの側であるテレビ局、ラジオ局、出版社、新聞社は本気で利益構造を変えていかないといけない時期にさしかかっているように思われます(まあ私が書かなくてもすでにもう認識されていると思いますが)。

一方でインターネットの広がりによる問題も大きくなっています。
先日、携帯で手軽にデジカメが扱えるようになったことで、スナップ写真が気軽に取れなくなったという新聞記事を読みました。肖像権の絡みですが、動画中継が手軽に広がると今度はそういった問題も出てくるでしょう。環境の変化の激しさに法律だけでなく、人間もついてこられなくなってきています。いわゆる「デジタルディバイド(情報格差)」というものですが、これについてはまた別の機会に。

第6回 ツイッターって何が良いの?

本コラムを始めた際に編集長から「ツイッターについても何か書いてほしい。一応登録はしているのですが、どうもその価値がよくわからんので」という連絡がありました。
また、他の方からも「ツイッターってよくわからない」という声も多いのは事実。

私自身フォロー、フォロワー数がまだ二桁で、ツイート数も3桁に到達したばかりのライトユーザーでどこまで正しく書けるかはわかりません。が、感じていることもあるのでつらつらと書いていきます。

Twitter(ツイッター)とは

ミニブログとかいろいろ言われていますが、おそらく字面通りに解釈すると「よくわからん」になります。一応ツイッターの特長をリストアップすると以下のようになります。

ツイッターが「ゆるいコミュニケーションツール」と呼ばれるのは特に3番目の点です。特別に拒否(ブロック)等されなければ相手のツイートは自分のサイトで確認できます。mixiのようなSNSではマイミク申請等の双方向の許可が必要なのに対し、一方的自動的に許可されます。したがって著名人のツイートを「相手に迷惑をかけずに」リアルタイムに読むことができるわけです。

この点、「ミクシィボイス」はツイッターと似たような機能でありながら、マイミクのみのボイスを自動で表示しているということでツイッターとは大きく異なります。
Googleも「Googleバズ」というツイッターと似た機能を開始しましたが、これもツイッターとはちょっと違いますね。どうなるかは様子見。

私は以前講演会などでツイッターを「喫茶店などで隣の席での会話が聞こえてくる感じをネット上に展開したもの」的な言い方をしましたが、これだとまだ「良さ」というのは伝わらないですね。

敷居の低さ

ブログなどの場合は読まれることを意識して、それなりに長文でないと格好が付かないというか、発言にはそれなりにエネルギーを使います。ツイートは140文字以内という制限や「読まれている」ということをあまり意識せずに(言い方は悪いですが)垂れ流すことができます。私のようにブログはあまり更新できない人もツイートは結構気軽にできます。

魅力は自分の立場や立ち位置による

ツイッターの魅力は自分(または組織)の有名度や目的によって変わってきます。
目的で言えば「おもしろさ」を求めてくるのか「ビジネス等に利用する」か。

インターネットで商売をやっている人や会社、議員の場合は後者になります。一般の人は前者になるでしょうか。

「おもしろさ」は自分が能動的に発言していって見つけるか、基本ROMでいくかで変わります。前者については自分がまだそれほどできていないのでコメントしませんが、後者は本の著者や芸能人などの普段テレビでは見られないリアルな私生活が垣間見えるので、ファンにはたまらないでしょう。逆の立場ではファンやお客さまが身近に感じられるのが利点です。

大企業は大企業病と言われるように組織が硬直化して下からの意見が上に届かなかったり、お客さまの声がトップに届かなかったりしますが、トップがツイッターをすることでここが解消されやすくなります。大手企業が次々と入ってきているのもわかります。

最近の事例ではソフトバンクの障害者割引が好例でしょう。

一方で使い方を一歩間違えるとマイナスイメージになることもあります。

「Twitterを理解していなかった」――UCC、キャンペーン"炎上"を説明 勉強会で経験共有へ

UCCは対応の早さでイメージダウンは避けられたと思われますが、やり方を間違えると大変です。

インターネットが普及して、企業の責任が業績に与える影響が非常に大きくなっています。ミートホープや雪印など、インターネットが普及していなければあの不祥事があっても倒産しなかったように思われます。ツイッターはさらにその流れを加速するでしょう。

ツイッターはAPIを公開することでいろいろなプログラムが作成できるので、インターネットが「インフラ」であるようにツイッターも「インフラ」になる可能性があります。

最後に私のツイッターホームはこちら

第5回 究極のモバイル環境③

今回は私の考える究極のモバイル環境です。
とはいえ、あまりに突飛で、いつ実現するかもわからないようなSF的なものを思い浮かべても仕方がないので、現在進行しつつある技術から数年~5年後位に想定されるものを考えます。

本体

まず、本体ですが、小さい・軽いに越したことはありませんが、バッテリ駆動時間を優先したいので、まもなく発売されるiPadくらいであれば問題ありません。1kgを切り、大きすぎず(B5程度)、薄い(13mm)のであればカバンに入れてもジャマになりません。

通信環境

そして、ネット環境については今の光回線程度の速度で常時接続できること。ここはインフラにもかかってきますが、次世代の高速通信規格LTEが今年から来年にかけて始まる予定なので十分実現可能でしょう。

表示環境

実際に装着したことがないのでわからないのですが、個人的にはヘッドマウントディスプレイですね。とはいえ、現在のものをつけて歩くのはちょっと怪しすぎますので、理想としてはめがねタイプでしょうか。

自動車のフロントガラスに速度計を表示する技術や、ヘッドマウントディスプレイ網膜ディスプレイの今後の展開から進んでいくことを期待します。

入力環境

入力環境はいろいろあって面白いです。エアマウスやWiiリモコンなどのようなモーションによる入力、指をどう動かすかをセンサが感知するジェスチャー入力、iPhoneのアプリで認識精度がかなり評価されている音声認識、さらには人間の視線を関知して入力する視線入力などです。

特に日本語等の入力は音声入力が一番期待されるところでしょう。これなら高齢者でも使えそうですし。

アイトラッキングチップで視線入力メガネ・ディスプレイ」というものもあり、これは先の表示環境との相性も良いですね。

でも、どれか一つに特化するよりも、どの方式も使えるようになるのが一番だと思います。それぞれ得手不得手がありますからね。

第4回 iPadは電子書籍の夢を見せるのか

タイトルは昔映画にもなった某SF映画の原作小説のパクリです。

今回は予定を変更して、昨晩発表されたばかりのAppleの新しいデバイスを取り上げたいと思います。

http://www.apple.com/ipad/

ちまたではiSlate等で噂されていたAppleのタブレットマシンですが、正式名称は「iPad」です。アメリカでは大ヒットしているAmazonの電子書籍リーダー「Kindle」に対抗するべく投入されたマシンですが、その正体はぶっちゃけて言えば

でかいiPod Touch(iPhone)

でした(笑)
というのも使われているOSがiPhoneのOSと同じで、基本的にiPhoneアプリが全部動くと思われます。

重さは680gで非常に薄く、バッテリー使用で10時間近く動作するようです。iPhoneと同じということは「使いたいときにすぐに使える」が実現されているということ。これは非常に大きいですね。

タッチスクリーンで文字入力もできますが、別売のキーボードを使えばノートPCのように使えるとのこと。

そして何よりすばらしいのは価格が$499~となっていること。これは日本でも5万円くらいで購入できるということで、E-MobileのポケットWifiと組み合わせた場合の店頭価格は1万円を切るかもしれません。

実際にノートPCに置き換えられるかというと、Microsoft Officeとかの問題もあるので難しいかもしれません。でも大学ノートを一冊入れる感覚でカバンには入れられそうです。

アメリカのある大学では学生全員にKindleをもたせ、講座のテキスト等はすべてそちらを使うとか。日本でも重たい教科書を持たずにすべてiPadに入れる、なんてことも現実化するかもしれません。

Kindleの日本版とiPadで日本の出版業界はどうなるのか。2010年はこのあたりの話題に注目することになるでしょう。

ASCII jp : iPad実機速報!
http://www.youtube.com/watch?v=LATCqtr1fXM

第3回 究極のモバイル環境②

続いて出会ったのが、ノートPCの価格破壊のもととなったEEE PCシリーズ。701は正直解像度が足りないと思いましたのでスルーして、900(海外版)を購入。その後結局日本語版が良くて901を購入と、何しているんだ状態。

EEE PC901は良かったのですが、最初に気になったのは容量問題、そちらについてはやはり改造処置で対応。

半年くらいはこの環境でも問題なく使用できてはいたのですが、どうにも気になるのがキー入力なんですね。

私は実はIT技術者の中では(それ以外でも?)希少動物扱いの「かな入力派」です。ローマ字でもできることはできるのですが、頭の中で一度ローマ字に変換してから入力するためやたらと遅い。かなだと頭が考える前に指が動くので入力速度に圧倒的な差があります。
ローマ字入力なら英語キーボードでも良いのですが、かな入力派はそういうわけにもいきません。

そんなときに出会ってしまったのがSONY VAIO TypePでした。
そのあたりの出会いの話はこちら(「やばい、惚れそうだ」

このときは結局我慢できたのですが。

5月、私のビジネスパートナーがノートPCを新調。
結果、今まで使っていたデータカードが使えなくなりまして、イー・モバイルに乗り換えることに。
順番が逆だとPC本体も安くなるんですが、PCは新調したばかりで買う予定はない。
「だったら」ということでその権利を私に譲っていただきあこがれの(?)TypePを購入しました。

ノートPC SONY VAIO TypeP VGN-P90HS

VAIO TypeP

何より良いのはキーボードですね。このサイズでかな入力のタッチタイピングにあまり支障がないというのは非常に大きいです。(まあ、「まったく」ではないが残念ですが)

バッテリーは標準だとさすがにもちが微妙なのでLサイズのものを使用。2~3時間の勉強会などでは紙のノート代わりにメモを取っています。

難があるとすれば起動に時間がかかることとコンパイルを伴うようなプログラム開発には遅くて使えないというところでしょうか。標準バッテリーサイズでLバッテリーと同じくらい使えて、CPUがもっと速いものになることを期待します。

iPhone(アイフォーン)

iPhoneは究極のモバイル環境で挙げた条件のうち

についてはかなり満たしています。

は、まだ課題が残りますが、携帯電話に比べればはるかにましです。今の若い人はうまくやっているなあと思いますが、私は携帯電話の文字入力が苦手です。何がいやって「あ段」以外を入力するときには複数回キーを押さなくてはならないというところで、ここがすごく時間の無駄に思えるのです。iPhoneは「フリック入力」という方法でその欠点を解消しています。


(注.本動画は引用で、私が作成したものではありません)

データ連係については後日ご紹介するDropBoxやZumoDriveである程度はできるのですが、Windowsのテキストファイルを(文字コードを変えないと)うまく読めないので、あと一歩というところです。

iPhoneが何より良いのは、たとえネットにつながらない状態だったとしてもできることがある、ということです。(まあ、今の繋がり具合には結構不満がありますが)

iPhone

私は高校の頃、自転車に乗りながら英単語を覚えたり単文の暗誦をしたりしていたのですが、iPhoneを持ってTOEIC用のアプリを購入したときにそれを思い出しました。歩きながらとか、ジムでウォーキングマシンをしながら勉強もできるんです。また、日本でも電子書籍が普及の兆しを見せていますのでそのうち本も読めるようになるでしょう。

昔、歩きながら小説を読んだりしていたこともありますが、端からは結構あやしく見えますし、ページをめくるのにもう一方の手が必要になるのですが、iPhoneであれば見ながら歩いていてもあまり変な目では見られませんし、ページも片手でめくることができますので非常に都合がよいです。

とはいっても、iPhoneでは大画面での確認ができませんし、入力もまだまだパソコン用のキーボードには敵いません。次回はいよいよ私の考える未来のモバイル環境に書かせていただきます。

(この項続く)

第2回 究極のモバイル環境①

前回書いた「いつでもどこでも仕事ができる」ための究極のモバイル環境を求めはじめてからずいぶんと経ちます。とはいっても最初に明確に意識しだしたのは独立してからですが。
私が求めている究極のモバイル環境たる条件は簡単にまとめると次の通りです。

内容は補足しなくてもある程度わかるかと思いますが、要は「意識せずジャマにならずインターネット上の資源に対しても時間にも場所にもとらわれずに自分の思考の速さにあわせてアクセスできて動いてくれるもの」です。すごいぜいたくですね。

これまでいろいろなものを使ってきましたが、正直長く使えるものは多くありませんでした。黒歴史(?)みたいなものもあるのですが、それはいつかそのうちということにして、今回は自分にとって印象的なものをいくつかご紹介します。

SONY VAIO Type-U VGN-U70

SONY VAIO Type-U VGN-U70

購入日は2004年9月2日。前のPCにコーヒーをこぼして昇天させてしまったための購入でした。本体重量550gでWindowsXP Professional。キーボードはUSBで折りたたみサイズのものが付属。キーボード無しでも画面でのタッチ操作が可能というものです。

NINTENDO DSやPSPのようなゲーム機がPCになったようなもので、寝ながらPCゲームもできたりします。出張にも大変重宝しましたし、使っているとまわりから「え、それパソコンなんですか!」と驚かれ、ちょっとした優越感に浸れます(笑)

結構愛着を持って使っていたのですが、使っているとやはり不満が出てきました。

まあでもメモリが2GBまで増やせればまだまだ現役で使えたかもしれません。今は月に一度の定期業務で使用するくらいでほとんどお役ご免です。


Softbank X01T

Softbank X01T

購入したのは2007年12月14日。今でこそiPhoneやAndroid携帯の躍進でスマートフォンが爆発的に増えていますが、この頃はまだまだマイナーな時代。お客さんから発売前に「これ欲しいと思っているんですがどう思います?」「出たら教えてください」と言われ、発売されてから店頭に見に行って使っていたら結局自分でも買ってしまったというものです(ミイラ取りがミイラになる)。

昔、WindowsCEと呼ばれたPDAを使用していたことがあるのですが、そのバージョンアップ版のWindowsMobileということで、「ここまで変わったんだ~」という驚きもありました。特に良かったのはEMobileのようなデータ通信端末としても使えるようにできることです(設定にはいろいろ手間がかかりますが)。

移動中でもメールが確認できる、ブラウジングもできる、データ通信端末にもなるということで大活躍だったわけですが、使っているとやはり不満点が出てきます。

結局約2年ほど使用してiPhoneに替わるわけですが、後半の1年間くらいは完全に通信端末として使っていました。まあBluetoothという無線で接続できるのでこれはこれで便利だったのですが。

(この項つづく)

第1回 IT七つ(?)道具

この手の仕事をしていると

「いいですね~。どこでも仕事できますよね」

ということをたまに言われます。で、実際どうかというとその通りだったりするんですね。

毎週のコラナビの更新も事務所、自宅、ホテル、喫茶店などなど、インターネットにさえ繋がる環境であれば何とかなるもんです。もっとも快適さに違いはありますけどね。

とはいえ、その「インターネットにさえ繋がればどこでも」というのは極端で、「じゃあiPhoneでコラナビの更新はできるのか?」となると不可能ではないですけどかなり大変です。

また、「どこでも仕事をする」ためにはノートPCも持ち歩いたりしなくてはなりませんし、長時間の作業ともなれば電源の確保も重要です。

そういったわけで今回は「いつでもどこでも仕事をできるようにする」ための私のIT七つ道具をご紹介します。ちっとも七つではないんですが...

IT七つ道具

これがセット一式、下の定規は大きさ比較をするためのもので40cmの長さです。鞄はA4より少し大きいくらいのものが必要です。

それではそれぞれのものについて解説していきます。

iPhone(アイフォーン)

iPhone

昨年10月から仲間に加わったうちのエース。「情報の閲覧」と「ポイントデータの記録」に関しては圧倒的で、自分のワークスタイルやライフスタイルを一変させました。このコラムを書こうと思ったきっかけになった道具です。

ノートPC SONY VAIO TypeP VGN-P90HS

VAIO TypeP

ジーンズの尻ポケットに入るコンパクトさということでCMが流れていましたが、本当にそんなことをしているとたぶんすぐに壊れます...

Lバッテリーで1kg以内の重量、スタミナモードで5時間は使用できるのでセミナー等でのノート代わりにもなります。ディスプレイも1600x768ピクセル表示できるので表示領域の広さも問題なし。

問題があるとすれば速度面。VistaモデルなのですぐにWindows7評価版に入れ換え、現在は正規版になりました。それで結構速くはなりましたが、画像編集ソフトなどはちょっと重たいですね。
とはいえかさばらないですし、出張時には大変重宝します。

通信機器類

通信機器

①コンパクト無線LANルーター planex MKZ-MF150
LANのコネクターと電源が確保できれば最良の通信環境が構築できます。
②データ通信カード E-Mobile D31HW
言わずもがなのデータ通信カード
③ワイヤレスモバイルルーター covia CMR-250
USBコネクタにデータ通信カード②を接続することでネット環境を構築。PCとiPhone両方で無線アクセスが可能になります。バッテリーモードで約2時間使用可能

バッテリー、充電器類

バッテリー類

④USB機器充電器
③⑩⑪を充電可能
⑤携帯電話用AC充電器
携帯電話(SoftBank)用
⑥USB ACアダプター
⑨に繋げばiPhoneの充電器に、⑧につなげば④と同等
⑦USBマウス
コンパクトで便利。ノートPCに接続
⑧USB変換コネクタ
いろいろ使えます
⑨USB-iPhone変換コネクタ
iPhoneの充電に使います
⑩iPhone充電器
iPhoneに直に接続可能。容量があまりないけど軽いのが魅力
⑪USBバッテリ
⑨と接続してiPhoneの充電ができるだけでなく、⑧と接続して⑩の充電や③の充電に、Ⅲと接続して携帯電話の充電にも使えます

ケーブル類

ケーブル類

Ⅰ iPhone用AVケーブル
プロジェクターにつなげてiPhoneでプレゼンができます。Ⅱとセット
Ⅱ USB-iPhone変換ケーブル
iPhone充電の際にも使用できますが、Ⅰと組み合わせてプロジェクターやTVに出力できます
Ⅲ USB携帯電話充電ケーブル
AC電源が確保できない場合の携帯電話充電用に
Ⅳ USB変換ケーブル
⑧の長いやつ
Ⅴ USB延長ケーブル
延ばしたいときに
Ⅵ USBハブ
パソコンのUSBポートが足りないときに
Ⅶ LANケーブル
①と接続
Ⅷ 4口タップ
電源の口が足りないときに
Ⅸ ステレオイヤホン
PCに接続

あと、写真を撮っていませんがBluetoothのヘッドセットBT81があり、iPhoneで音声を聞く際に使用しています。

同じような目的のものが複数あり、もう少しコンパクト化できそうなんですが、PCとiPhoneと携帯電話を全部充電したいとか、充電器も充電したいとか考えるとなかなか外せなかったりします。

まあ、普段事務所と自宅の行き来だけの場合はiPhoneしか持って行かないこともあるんですが。

このラインナップはしょっちゅう変わるのでいつまでこの構成で行くかはわかりません。参考になれば(笑)