こんにちは。よろしくお願いします。
取材のプロに取材するなんて申し訳ないですがお手柔らかにお願いします(笑)
いえいえ、とんでもないです。
こちらこそよろしくお願いします。
まず最初に、
このような新しい内容の本を創ろうと思ったのはなぜなのか、その経緯をお伺いしたいのですが…
はい。この企画の一番最初のスタートは、丁度私が以前勤めていた会社を辞めた頃なんですが…
カメラマンの丸山、スタイリストの石切山さんから、「私たち大人が読めるような雑誌を北海道で創りたい」ということで声をかけてもらったんですね
はい
その後、山平とか甲斐とかもうひとりのデザイナー佐々木さんとか、ほかの皆に声をかけてスタートしています。
1年くらい、みんなで「どういう雑誌を創ろうか」とディスカッションしていました
それは、以前から同じ会社で働いていた仲間ですか?
いえ、同じ会社ではなかったのですが、よく一緒に仕事をしていた仲間です
はい。
そうしますと、今、本を創刊して1年半ですからそれから遡って一年ということですか?
いえ、創刊準備号がありますから、今から3年以上前のことになりますね。
2004年の春に、当時の会社を辞めたのですが、その頃、この本の話をいただいて具体的にどういうものを創ろうかと打ち合わせが始まっています
創刊が2006年の1月ですから…
だいたい…構想2年ということですね?
(笑)ある意味そうですね
この本のターゲットは30代40代の方々に、ということですが最初からそのように決めていたのですか?
う~ん、そうですね…
まず、丸山が、自分が読みたいと思う雑誌が北海道にないということで…。
札幌にもいろいろ雑誌はありますが、若い女性向けとかジャンルが幅広いものが多くて、あまり絞り込んだ雑誌はなかったので、そういうものが面白いかな~と。
30代40代というのはいろんな意味で節目でもあるのでその世代向けて発信してゆこうと…。
なお且つ、自分たちの住む北海道という場を活かせるようなものができたらいいな~と
渋谷さんは以前、大手の出版社にいらっしゃったのですよね?
はい。K社です
あ~ 北海道○○○などを創っている?
はい。そうです。
その前も、東京で5年くらい、フリーの編集・ライターとして雑誌の仕事をしていま
した
ご出身は北海道なんですよね?
はい。
でも、もう中学生くらいの頃から、編集の仕事をしたいと思っていたんですね。
そのためには東京にいかなきゃだめかなーと(笑)
あ~ はい
地元の高校を卒業して東京の短大に進学したのですが、ミッション系の学校だったのですね。就職相談の時に「編集の仕事をしたい」と言ったら、『カトリック学校連合会』というところを紹介してもらったんです。
そこではもう何十年も、全国のカトリック系幼稚園の父兄に配る小さな読み物を作っていたんです。
「卒業したらその制作補助のような仕事があるからやらないか?」という話がありまして
それはもちろん給料をもらって、ということですよね?
はい。でも補助の仕事ですから、原稿を打ち込んだり、印刷所に入稿したりといった仕事でしたけど…。
そこで編集者の基礎的なことをすっごく学ばせていただきました。
レイアウトや原稿の文字数を合わせたりとか、校正のことですとか。
とても良い勉強になりましたね
はい、なるほど
その後、知人の紹介で、編集プロダクションで編集の仕事をするようになりまして。
○○○出版社が北海道エリアの情報誌を創ることになったことがきっかけで札幌に戻りました。今のこの編集部に移るまでは、札幌でその情報誌の仕事をしていました
そうすると。
今の雑誌に誘われたのと、○○○社を辞めたのが同じくらいの時期ですか?
そうですね~
同じネタをやっていくことが辛くなっていた時期だったということもあります。
仕事に行き詰っていたというか、作っていく楽しみがなくなったというか…
前の年までは「次は何をつくろうか」なんてことをいつも考えていたんですが、それもだんだんとなくなってしまっていたんです。
そんな状況の中で少し考える期間がほしいなと思っていたんですね。
まったく違う仕事でもいいかなと思っていたくらいで(笑)
はい
年齢的にも30代半ばでしたから、転職するのもぎりぎりかなと。
ほかの出版社を受けに東京に戻ろうかとも考えたりして、履歴書まで作ったりして。
でも、結局それも止めて。
そんな感じで迷っているときに、声をかけてもらったんですね。
今までは、コンセプトに乗っかっているような仕事ことばかりだったので、これまでとは全く違う仕事のやり方だな、面白そうだな~~と。
新しい本を作るのは、お金のこととかも含めて、過酷だというのはわかってたんですけど、やってみたいな~と
ちょうどいいタイミングだったんですね
はい、そう思いました
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