札幌の建築家、山本亜耕さんが設計した最新の家を拝見する機会がありました。
この春にコラナビ対談を御願いした方です
3世代が住むことになる、大きなお宅。
1階はすべてバリアフリーの和風の内装。2階に上がるとがらっと変わりモダンな室内風景。見ているだけでワクワクするような家でした。
天井の高さ、梁、採光、電灯やクローゼットに至るまで細かく配慮されており、建て主さんと充分にコミュニケーションをとり、丁寧に造られた家だということがよくわかります。
特に、2階の天窓がとても明るく開放的で、ずっと見上げていたい風景です。北海道は雪国なので天窓がある家が少ないのですが、技術的には可能なのだそうです。
建売住宅やマンションには絶対にない「心の贅沢さ」があり、ああ、家っていいなあと改めて思います。
さらに、エコロジーにも十分に配慮しており、地熱を利用した暖房、普通の住宅以上の気密性、自然の換気を利用した湿度調節など、年間を通しての光熱費は一般住宅の数分の1。
地熱暖房住宅には行政から助成金が交付されるので、結果的にはコストを下げつつ高熱費を下げることも可能。
家族の要望はもちろん、建築コストやエコロジー、助成金までトータルに考えまとめあげた山本さんはさすがです。
ちなみに、建築費用を伺ったのですが、予想していたよりはるかにリーズナブル。
「家を建てたのはいいけれど、その後、家計が苦しく家族で遊びにもいけない...。そんな生活はイヤでしょ?そうならないように資金計画を考えるのも、僕たちの仕事だと思うんですよ」山本さんはそう言って、笑っていました。
Watanabe

大きく個性的な家ですが、無落雪住宅だそうです。

古い木材を再利用した梁。空間を引き締めるアクセント。

ロフトは家の中の秘密基地。ココから眺める空が最高。
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