日中でも気温が上がらない北海道の冬。
都市部にあっては、ツルツル路面が生活の大きな障害となっています。
スタットレスタイヤが圧雪道路を「なめして」いくためです。
先ほど、車で街を走っていて、行政委託の作業員が道路に大量の砂を蒔いている光景を見ました。また、とある交差点では、初老のご婦人が砂袋の砂を足元に蒔きながらソロソロと道路を横断していました。そうでもしないと、怖くて渡れないほどの道路状況です。
一冬に蒔かれる砂は恐ろしいほどの量だと思います。それでもきっと、かつてスパイクタイヤだったころの「粉塵」被害よりもマシで、アスファルト道路の補修費用も「安上がり」だと言う事なのでしょう。
しかし、スパイク禁止になってからの障害を市民はずっと我慢しています。ツルツル路面によるひどい渋滞とそれに伴う排気ガス。ガソリンと時間の無駄。そして、歩行者の転倒による骨折や怪我など…。
今月17日より、タクシー運賃が値上げになりました。燃料代の高騰を考えると仕方ないことだと思います。ただ、規制緩和というのであれば、一定の安全要件を満たしたタクシー会社や運送業社に限り、スパイクを許可しても良いのではないかと思うのです。
スパイクタイヤによってお客さんや集配の回転率を上げることができるでしょう。
路面環境も少しは改善されるでしょう。
暴れ馬のようなタクシーやトラックが横行するおそれがありますが、そんな会社は即刻通報すればよい。
車の制動距離に違いにより事故を誘発するという考えもあるようですが、かつて、スパイク車とスタットレス車が混在していた事実があります。
この冬、僕はまだ転倒していませんが、脚をとられてあわや踏ん張ってこらえた、ということは何度もあります。しかし、10年後の僕が、同じように踏ん張れるかどうか自信がありません。
規制緩和というのなら、新しいアイデアや柔軟性で路面対策を考えないと、将来、冬の札幌は引きこもり老人ばかりになってしまうでしょう。
Watanabe
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