なるほど情報ウェブマガジン【週刊コラナビ北海道】毎週木曜日更新

週刊コラナビトップ編集人・今日のコラム

編集人・今日のコラム

『軸を保つ』ということ

今月の対談に登場いただいているイラストレーターの佐藤正人さんは、イラストレーションの第一人者として早くからその才能を開花させ、ずっと第一線で活躍している方です。
そんな佐藤さんに僕が一番訊いてみたかったことは、「どのようにして、作品のクオリティを保っていらっしゃるのか?」ということでした。

「気持ちにアカがついたり錆びてくる」
今週掲載の対談に出てくる佐藤さんの言葉です。
齢を重ねると、雑多な毎日の中でたいていの人は心の潤いを保つことが難しくなってきます。そんな中、クリエーターを職業としている人がどのようにパフォーマンス能力を維持しているのか訊いてみたかったのです。

答えは非常にシンプルなものでした。
「車を使わず事務所まで徒歩で通勤し、その道々で四季を感じ取ること」
「ヒラメキをすかさずスケッチメモしてアイデアをキープしておくこと」
「仕事部屋に篭ってばかりでなく、外に出てたくさんの作品に触れ刺激を受けること」
簡単なようでいて、「ベテラン」の領域になると省略してしまいたくなることばかりだと思います。しかし佐藤さんは自らに課した約束事をずっとずっと継続してきました。

佐藤さんとは20年来の知人でもあります。そうそうお会いする機会はないのですが、いつ再会しても穏やかで、昔から本当に「変わらない」方です。『軸がしっかりしている』と言い換えても良いかもしれません。忙しい毎日のはずなのに携帯電話も使っていません。「だって必要ないし...」と笑っていました。
佐藤さんの作品のクオリティの高さは、『軸がぶれない』日々から生まれてくるものなのだなと改めて感じました。

クリエーターに限らず、どんな職業にもその仕事の質を保つための『軸』があるのではないでしょうか。僕の軸はなんだろうと、ふと考えてしまいました。   Watanabe


(2007年10月18日)

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

(画像が表示されない場合、画像のところでマウス右クリック-[画像の表示]を実行してみてください[Windows InternetExplorer, FireFoxの場合])

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 『軸を保つ』ということ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://spiritlink.80code.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/802