坂本龍馬を福山雅治が演じるという大河ドラマの話題性もあって、龍馬ブームが再来しています。書店では龍馬に関するたくさんの書籍が平台に山積み。しかし、司馬遼太郎の名作『竜馬がゆく』がなければ、これほどまでに坂本龍馬の名を全国に知らしめることはなかったでしょう。
かく言う僕も『竜馬がゆく』は何度となく読み返しています。書棚に並ぶ、すっかり色あせた文庫本の奥付を見てみると、「1981年第14刷」となっていました。幕末の大転換期という歴史的本筋はもちろんですが、志士たちが生き生きと描かれているサイドストーリーも秀逸。江戸の道場選りすぐりの剣士による「安政諸流試合」の件など、パラパラとページをめくっているとまた読み返したくなります。
蝦夷地の開拓を計画していた坂本龍馬の遺志を引き継いで、没後も坂本家と北海道は深い繋がりがあることは良く知られています。函館の『北海道坂本龍馬記念館』には、龍馬の姉乙女や姪春猪に宛てた書簡が収蔵されています。僕も実物は見たことがないので、次回函館を訪ねる際には、龍馬のユーモアたっぷりの自筆書を拝んで来ようと思っています。
記念館のHPには坂本家の家系図が掲載されています。六花亭の包装紙デザインで良く知られている画家坂本直行は、龍馬の兄権平直方の後裔にあたるのですね。大変興味深く拝見いたしました。
ドラマ『龍馬伝』も間もなく第二部に差し掛かるところです。僕もほぼ毎週観ているのですが、NHKらしからぬ(?)演出と、キャスティングを楽しんでいます。
生真面目なゆえにやがて龍馬と袂を分かつことになる武市半平太(=大森南朋)、のちに人斬り以蔵と恐れられる岡田以蔵(=佐藤健)、龍馬の伴侶となるおりょう(=真木ようこ)などは、個人的ではありますが役者のイメージがぴったりだなあと思います。
肝心の龍馬役ですが、あまりにイメージが大きすぎて掛け替えがありません。なので、福山龍馬として楽しませてもらっています。
Watanabe
あっという間に終了したバングーバーオリンピック。日本のメダルの数が多いか少ないかは意見の分かれるところでしょうが、メダル数など関係なく、多くのドラマを見せてくれた選手たちに心から拍手です。お疲れ様でした。
「努力すれば夢は叶う」と人は言います。しかし「どんなに努力しても届かないものがある」というのも真実。一流のアスリート達はその両方を経験し、日々迷いながらも上を目指すことを止めようとしません。その「上昇のスパイラル」が、観ている僕たちを熱くさせるのでしょう。
ところで僕は、前回のトリノ五輪のときから、「カーリングが面白いよ」と周囲に言っていました。「一発勝負」や「タイム競技」が主体の冬季五輪の中で、カーリングはゲーム性が高くじっくりと見ることができる競技だからです。まさに「氷上のチェス」。今回のオリンピックで一気にブレイクした感がありますね。
一般人にはジャンプは絶対に跳べないと思いますが、カーリングなら出来そうな気がするあたり、親近感のあるスポーツとも言えます。もちろん、そんなに簡単ではないでしょうけど。
五輪人気が後押ししたのか、札幌に通年型カーリング専用施設が建設されることが決まったようです。多くの道民に親しまれる施設になるでしょう。
完成したら僕もカッコ良くストーンを滑らせてみたい。しかし、からだが非常に(異常に)固いので、あの独特の低い姿勢が出来るかどうか我ながら大いに疑問ではあります。ちょっと気が早いけど、ストレッチを始めよう。酢も飲んだ方がいいかな...。
Watanabe
今年から開始したデジタルライフのコラム、今のところ休まず続けられています(本日のコラムはこれからですが...大丈夫か?)。
当初は「あれを書こう」「これを書こう」といくつかネタは用意していたのですが、書いていると早めに書きたい新たな話題というものが入ってきてそちらを優先させているため、まだストック分のものはあまり使っていません。...とはいえあまり時間が経つと使えなくなりそうですが。
もっとも、書きたいネタはいろいろあっても、いざ書こうとすると結構時間はかかるもので、毎回悪戦苦闘しております。
そう考えると100回に届かせるのって本当にすごいことですよね。
しかしセミナーなんかでもよく話されることですが、アウトプットした方が実は一番勉強になるんですよね~。昨年クラウド・コンピューティングについてのセミナーやったときにも自分の環境が一番クラウド化しましたし、その影響でiPhoneも始めました。
先々週はツイッターのことを書きましたが、そこから二週間で私の生活におけるツイッター率がかなり跳ね上がっています。(フォロワー数ではなくて)フォロー数も100人くらい純増し、入手できる情報の質とスピードが変わってきていることを実感しています。
昨年はセミナー等で話す機会は何回かありましたが、今年は書くことでのアウトプットをもっと増やしていきたいですね。 イシカワ
| 2009年 | 訪問数 | ページ |
|---|---|---|
| 10月 | 11119 | 41371 |
| 11月 | 13642 | 45921 |
| 12月 | 11180 | 39524 |
| 2010年 | 訪問数 | ページ |
|---|---|---|
| 1月 | 12088 | 41432 |
今や「コラナビ北海道」の看板コラムニストである今村さんと武藤さんが、ほぼ同時に連載100回を迎えました。お二人からは「3か月の予定のはずだった...」「たぶらかされた...」などと、とても心温まる励ましのオコトバを僕に寄せていただきました。
いえ、決して騙しているわけではありません。「なし崩し」にしているだけなのです。あはは...(大汗)
冗談はさておき(半分ホントですが)、あれほどバリエーションのあるコラムを書き続けていただいていることに改めて感謝いたします。これからもよろしくお願いしますね(と、なし崩す)
連載回数といえばもっと凄いのが、コラナビの看板娘、カタヒラカコさん。本日のコラナビは第136号。そしてカタヒラさんの連載は今回で第135回目。たった1回だけ落としたことになります。
カタヒラさんが通訳の仕事で数週間北京に滞在したとき、現在の中国の様子をリアルタイムで送って下さっていました(「北京レポート①~⑧」)。ところが移動中にどうしてもネットが繋がらない地域があり、予定していた原稿が届かなかったのです。
既に入稿していたレギュラーの原稿もあったのですが、差し替えるかどうかの確認も出来なかったため、「2008年10月2日」たった1回だけ更新が出来ませんでした。
ですからカタヒラさんは、実質的には皆勤賞です。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね(と、さらになし崩す)
ところで、この「編集人コラム」ももちろん皆勤賞です。「落とせない」のでけっこうプレッシャーがあります。月イチで掲載しているイシカワ技術長もきっと同じ思いでしょう。数えてみたら、僕の編集人コラムもとっくに100回を超えていました。
これからも頑張りなさい(と、自分までなし崩す)
ちなみに、逆立ちしてもネタが出てこない日もあります。そんな日は大抵「日本ハムファイターズ」の話題を書いています。今後、ファイターズネタのコラムを見かけたら「ああ、今回はよほどネタに困ったんだなあ...」と、暖かい目で見てやってください。
えっ?そんなこと分かっていた?さすが、コラナビの読者はスルドイ!
Watanabe
今年の札幌雪まつりが本日(11日)で終了します。僕は今回も、車で通りすがりに大雪像を眺める程度で終わってしまいそうです。
10年ほど前まで広告の仕事をしていた頃、早朝に震えながら写真撮影の立ち合いをしたり、スポンサー対応で会場のプレハブにずっと詰めていたり...。その頃に、市民の一生分くらい雪まつりを堪能(?)したので、もういいやと思ってしまいます。
当時は、在京各局がイベント特番を制作し全国放送していましたが、昨今はそのような番組も殆どなくなりました。景気の問題もあるのでしょうが、それよりも、札幌雪まつりの主なターゲットが海外からの旅行客になりつつあるからではないかと思います。
この時期に街を歩いていると、様々な国の旅行者が本当に増えたなあと実感します。雪が全く降らない地域から訪れる外国人には、雪まつりは夢のような世界でしょう。
雪まつりとバトンタッチをするかのように、バンクーバー五輪が開催されます。ニュース映像を見る限り、バンクーバーの街には全く雪がありません。例年にない雪不足とのことですが、もともとそれほど雪が多い都市ではないようです。
バンクーバーの緯度は、北海道よりまだ北。サハリンくらいの緯度になります。それでも平均降雪量は札幌よりもはるかに少ない。大都市の中では札幌の降雪量が世界一だというのもうなずけます。
雪まつりなど当たり前になってしまっていて気付かないのですが、改めて考えてみると、札幌のような都市の真ん中にいくつもの大雪像を造るなど、世界的に見ても奇跡のようなものなのですね。
今さらながら、フィナーレだけでも観てこようかな...。
Watanabe
札幌の都市計画案として、札樽自動車道を都心部まで延長させるという将来構想があります。札幌の中心部を南北に流れている創生川をルートに設定するらしいのですが、それでは現在大規模工事を行っている創生川エリアの整備事業は無駄になるのか?と疑問がわきます。
札幌北インターで高速を降り一般道で中心部に向かう既存のルートでも、時間的にも距離的にもそれほどストレスがあるとは思えません。
また、札幌市電を延長するという構想も浮上してきています。すすきのから札幌駅まで市電を延長し、人の流れを活性化させる目的のようです。
個人的には市電の雰囲気が好きなので歓迎したい気持ちもあります。しかし、地下鉄が走っている上をなぜ市電を通すのかがよく理解できません。また、現在工事中の、大通り~札幌駅間の地下通路の意味も薄れてしまうでしょう。
どちらもまだ「構想」の段階で実現性は不確実ですが、双方に共通していることは、中心部に人の流れを呼び込む「ソフト」の部分が見えないことです。
昨年の秋、札幌駅前の西武百貨店が営業を終了して以来、未だ建物は閉鎖されたままです。古くは「五番館」の名で市民に親しまれていた場所だけに、遊技場などに変わってほしくない。シャッターの下りた建物を見ながら、ふと「ここに大きな図書館があったらとても便利なのになあ」と思いました。
インターネットや端末技術の発達とともに、これからは電子図書の時代に向かっていくでしょう。印刷書籍を凌駕するとは思えませんが、エコの観点からも紙を使わない電子図書が加速してゆくのではないかと思います。
電子図書の普及によって、相対的に図書館の役割が増大します。「やはり印刷された本が好きだ」という読書家が減ることはありません。蔵書資料の価値設定もさらに重要になります。書庫から取捨選択した書籍を読むことで、言語能力の低下を防ぐ効果もあるでしょう。
老若男女誰でも利用できる図書館が札幌の中心部にあるという「構想」が、これからの街創りにあっても良いのではないか。
まず道路インフラありき、商業施設ありきでは、今までと全く同じ。「コンクリートから人へ」という新しい政権のスローガンも、空虚に感じるだけです。
Watanabe
iPhoneが生活に入り込んでからというもの、自分のニュースソースはもっぱらiPhone。事務所では日経新聞を取っているものの、家では新聞を取っていないため、事務所に行かないと新聞も読めないのです。
で、特に最近ハマっているのが、PodcastでBBC等の英語のニュース。
リスニング力を鍛えるために始めたのです。もっともまだまだ聞いて理解できるレベルにはなっていませんが、輪郭が少しずつ見えてきました。
そんな中で感じるのが日本で報道されているニュースとの差。日本は毎日小沢問題などばかりやっていますが、海外ではハイチ地震のニュース枠がかなりあります。現地のリポートや難民のインタビューなど結構な時間を使っています。日本の話題についても日本で報道されている内容と海外での受け止め方などは結構違うのだろうなというのを実感できます。
それにしても日本にいながらにして無料でネイティブの英語のシャワーを浴びられるというのは本当にありがたいです。 イシカワ
| 2009年 | 訪問数 | ページ |
|---|---|---|
| 9月 | 10641 | 38228 |
| 10月 | 11119 | 41371 |
| 11月 | 13642 | 45921 |
| 12月 | 11180 | 39524 |
昨日1月20日の新聞で、STV元専務・笹原嘉弘さんの訃報を知りました。
「ササッパラ」と言った方が解る方も多いかもしれません。STVラジオの深夜放送「アタックヤング」のパーソナリティ(当時はディクスジョッキーと言っていましたが)として若者にとても人気があった方です。
深夜ラジオの全盛期。当時、普通の家にはテレビが居間に一台しかなく、携帯電話やインターネット通信などSF世界の夢物語。深夜ラジオが「外」の世界に繋がる唯一のドアだったように思います。そのドアへの案内役がディクスジョッキーでした。
「アタックヤング」は松山千春、田中義剛、KANなどを世に送り出した登竜門でもありましたが、僕はササッパラや村上元昭、臼井佳子など、個性豊かなアナウンサーの番組を好んでよく聴いていた記憶があります。
日本映画の名作「パッチギ」の中で、大友康平扮するラジオディレクターが、上司の反対を押し切って、放送禁止の曲「イムジン河」を流し続けるという熱いシーンがあります。ラジオ放送全盛の時代のストーリー。
ササッパラ世代が創っていたラジオ番組も、親密で、自由奔放で、誰にも媚びていなくて、でもしっかりとハラを括っていた雰囲気がありました。
そういう時代だったのか、あるいは団塊の世代だったからなのか...。
そしてもうお一人、1月17日の小林繁さんの突然の訃報も驚きました。昨年、日本ハムファイターズの2軍ピッチングコーチをされていたことは知っていましたが、ユニフォーム姿を見る機会が殆どありませんでした。今シーズンからは1軍コーチとして、マウンドでピーチャーにアドバイスする姿が見られたはず。その矢先だけに残念で仕方ありません。ダルビッシュに声をかけているツーショットが見たかった...。
1978年、ヒールに仕立てられた江川との電撃トレード決着。エースの屈辱。しかし、小林繁は一言も恨みつらみを発することなく、阪神に移籍後、実力で巨人をねじ伏せてゆきました。スマートでカッコ良いプロ野球選手でした。
笹原嘉弘さん63歳。小林繁さん57歳。あまりにも若い。
謹んでご冥福をお祈りします。
Watanabe
とある本を探して、ここにならあるだろうと札幌ジュンク堂へ。残念ながらお目当ての本はなく、しかも在庫検索では前日まで1冊あった様子。なんとも残念。
その代わり、本の「チカラ」を感じて何気なく買ってきた1冊の文庫本がすこぶる面白い。沢木耕太郎編「右か、左か ~心に残る物語 日本文学秀作選」(文春文庫)沢木耕太郎が選んだ13人の日本人作家の短編集です。
作家の顔ぶれは、小川洋子、芥川龍之介、阿佐田哲也、山本周五郎、開高健、向田邦子、江戸川乱歩、村上春樹、など豪華な面々。
「人生の選択」の一場面を切り取った短編集。作家の年代も文章のタッチも全く異なりますが、どの作品も作家の力量を思い知らされるものばかり。1冊の文庫本に集約されるにはもったいないほどだなあ、と思いながらぐいぐいと惹き込まれた秀作選でした。
この文庫本を読みながら、昨年の暮れに某レストランで食べた「ワンプレート」料理を思い出していました。8種類の料理が、ある理由があってワンプレートに納まっていたのですが、本来ならコースメニューになるほどの逸品ばかり。プレートには小さな冊子が添えられてあり、そこにはオーナーシェフの「物語」が連ねられていました。
物語の主役たちは、
『ホイッスル・ストップ・カフェのフライドグリーントマト』
『一攫千金のポム・ファルシィ』
『ほろ苦い青春、サンパウロのチキン・シュラスコステーキ』
『Korean Airのローストポーク、プルーン添え』
『刑事コロンボ、お気に入りのチリコンカーン』
などなど...。
料理を味わい、軽妙洒脱な「物語」読みながら、なるほど優れた料理というものは、文学と同様、シェフの生きざまが現れるものなのですね。
秀作選とワンプレート。
表現こそ違いますが「物語」が凝縮した一期一会の作品を味わうと、日々だらけている自分の背筋が伸びるような気がします。
Weatanabe
正月のテレビ番組は、殆ど「ながら見」する程度でスルーしていたのですが、たった一つ、釘づけになったものがありました。
1月4日放映された「7リミット~極限への挑戦~」というNHKドキュメンタリー。北海道出身のアルピニスト栗城史多(くりきのぶかず)氏の、インタビューを交えた登山の記録です。
登山経験の浅い、どこにでもいるようなひとりの若者が始めた大陸最高峰の無酸素単独登頂。周囲から「無謀だ」「命を粗末にしている」と止められながらも、わずか3年足らずで6大陸の登頂に成功しました。
「頭の中にしかなかった世界を超えるような景色が目の前に現れたときは凄く感動するし、自分のキャパシティがどんどん広がる気がします」「体の細胞ひとつひとつが開いていくような感じ。生きているなあという感覚です」(インタビューより)
栗城氏の登山の特徴は、その様子を自らビデオを撮り記録していること。さらにブログやインターネットでリアルタイムの動画配信もしています。山頂への道の険しさ。苦しい息遣い。山でこと切れて回収されないまま横たわっている登山者の屍さえ映し出されます。
無酸素登頂をするためには、ビデオを持ち込むなど体力的に相当負担になるはず。しかし、どんなに厳しい条件の中でもカメラを回し続ける理由について栗城氏は
「山だけ登って生きてゆけるわけではない。そのためには人とつながっていくしかないな、と思ったんです」(インタビューより)
昨年9月、エベレストへの登頂に挑戦するも、悪天候と体調不良で7950メートルまで進みながら断念。NHKクルーはベースキャンプでその一部始終を取材していました。
生死を分けるギリギリのところで撤退を決断する栗城氏の苦渋。ベースキャンプのサポートスタッフとの緊迫した無線交信。栗城氏の現場カメラとベースキャンプ取材カメラ、双方の映像のリアリティは圧倒的でした。
ふらふらになってベースキャンプまで下山してきた栗城氏は、悔しさのあまり人目をはばからず号泣します。
そんな栗城氏のチャレンジをリアルに目の当たりにし、多くの人々は「山に登ることは出来ないけれど、自分にとっての頂上とは何処だろう?自分に出来ることはなんだろう?」と考えるようになります。
これまでのアルピニストと栗城氏との大きな違いがそこにあります。
「7リミット~極限への挑戦~」は1月9日にNHK総合テレビで再放送されます。見逃した方は、ぜひご覧ください。
watanabe
追伸とお詫び
全国版の放送予定と、栗城氏ご自身のブログにも、1月9日再放送の告知がなされていたのですが、北海道エリアは違う番組編成のようで、9日に放送されません。
再放送の日程がわかりましたら、またお知らせいたします。
いつもコラナビ北海道を訪問いただきありがとうございます。
大荒れの天気予報だったのですが、札幌はとても静かな年明けとなりました。
除夜の鐘とともに、近くに神社に初詣に向かいました。すでに老若男女の長い列になっていました。小さな神社ながら、地域の人々を見守っているのでしょう。
社会に漂う閉塞感はまだ出口が見えないままです。
でもこんな時代だから、誰かに依存するのではなく、批判ばかりするのでもなく「自分できること」を考えながら日々を過ごしたいと思っています。
今年のコラナビも、新しいコラムニストを加えながらじわじわと進化してゆきます。活字のチカラで出来ることが、まだまだたくさんあるはずですから...。
今年の更新は1月7日からになります。
本年もどうぞよろしくお願いします。
watanabe
今年一年、週刊コラナビ北海道を訪問していただきありがとうございます。お陰さまで、予想を超えた多くの方々にアクセスしていただきました。皆様にとって、2009年はどんな一年でしたでしょうか。
僕の今年のキーワードは「再会」でした。偶然の、あるいは必然の再会に何度も遭遇した一年だったのです。そして2010年は「再開」がキーワードとなる予感がしています。
それは「リアリティ」と置き換えてもいいかもしれません。解っているつもりになっていたことをリアルに再開することで、新しく「再生」するものがたくさんあるように思うのです。
来年のコラナビは、今まで以上に「ウエブ上のリアル」に拘って行きたいと思います。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
Watanabe
今年一年、コラナビを続けてこられたことに感謝いたします。これも投稿していただけるコラムニストの方々と訪問してきていただけるみなさんのおかげです。
おかげさまで訪問者数もこの一年で約2倍になりました。「継続」の力を感じています。
...って昨年暮れのコメントとあまり変わらない!?
企業であれば倍々で伸びている急成長株...でしょうか?(笑)
以前、自分もコラムのコーナーを持つようなことを書いて、そのまま延び延びになっていましたが、来年早々に開始することを宣言します。
正直、前に書いたときは「自分も何かアウトプットしなくては」的な感じで何を書くのかも決めかねていました。IT業界に関すること、最新の技術動向など、だろうなあ的なところでとどまっていました。しかし、10月にiPhoneを購入して自分のライフスタイルが変わったときに、「ああ、こういうことを伝えたいんだ」という想いを自覚しました。
タイトルと画像ももう準備はできています。「たとえばこんなデジタルライフ」。来年よりスタートします。
それではよいお年をお迎えください。
イシカワ
| 2009年 | 訪問数 | ページ |
|---|---|---|
| 8月 | 10338 | 30928 |
| 9月 | 10641 | 38228 |
| 10月 | 11119 | 41371 |
| 11月 | 13642 | 45921 |
※11月に訪問数が2000以上増えていますが、1日だけログに異常値(通常の10倍近く)があるので、実際は10月とほぼ同じくらいと思われます。
以前から「コラナビ北海道」を読んでいただいている方々はお気づきと思いますが、数週間前より、GoogleAsSenseのクリック広告(言語連動広告)を配置しておりました。クリック広告の配置については、技術部の石川氏と協議し、コラムニストの迷惑にならないよう設定をしています。
ところが、そのアカウントが停止処分となりました。詳細については石川氏より問い合わせ中ですが、無差別なクリックを検知したためではないかと推測されます。
クリック広告について、僕は当初、見た目が煩くて邪魔になるのではないかと思っていました。しかし、実際に設置をしてみると「どのようなキーワードと連動するのか」など興味深いものがありました。広告のクオリティも様々で、それなりに楽しく開いて見ていました。
あくまでも推測ですが、このような「眺めるだけ」のクリック=「購買意欲のない」読者のクリックは、異常値として検知されるようにプログラムされているのかもしれません。
言語に連動する広告は、購買意識を持っているであろう読者に対するダイレクトマーケティングだということは理解できますが、もしも、眺めるだけの「ウインドショッピング」すら許さない設定なのだとしたら、ちょっと料簡が狭いビジネスモデルだなあと感じます。
実際に開いてみた広告の中には、とてもクオリティが高く「お気に入り」に登録したくなるほどのHPもありました。直近の販促数値には表れない広告効果と言えるでしょう。
広告主のライバル会社等が、悪意を持ってクリックすることもあるようですから、その被害を防ぐためのプログラムとはいえ、広告主にとっては諸刃の剣といったところでしょうか。
プログラミングに「料簡」を求めること自体、無理があるのはよくわかります。コラナビの画面上に復旧できるのかどうかまだわかりませんが、停止処分が怖くて開けない広告になってしまうのは、なんだか本末転倒に思います。
Watanabe
日本ハムファイターズが北海道に移転してくる前は、プロ野球の「ストーブリーグ」などまるで興味がありませんでした(野球そのものに、あまり興味がなかったとも言えますが...)。ところがここ数年、選手の去就が気になって、シーズンオフも新聞のスポーツ欄を必ず読むようになりました。
他の球団に比べ(特に在京金満球団に比べ)資金力の乏しいファイターズ。ダルは別格としても、平均的には他のチームよりかなり少ない年俸ながら、みんなよく活躍してくれていると思います。
藤井の退団は織り込み済みとして、横浜移籍が濃厚なスレッジの代わりになる大砲を獲得できるのか、気になるところ。中田翔の成長に期待したいのですが、先日の大学生との対抗戦で野球をナメた走塁をして墓穴を掘ったからなあ...。
一番驚いたのは、稲田のトレード放出。スーパーサブとしてだけでなく、チームのムードメーカーとして存在が大きかっただけに、ベンチから稲田がいなくなるのは寂しいですね。
一方、シーズン真っただ中なのが「勝負の3年目」となるJBLのレラカムイ北海道。今年もスタートダッシュに失敗し、残念ながら最下位争いをしています。
先日、ホームで三菱ダイヤモンドドルフィンズ戦に敗れた時は、さすがにファンからブーイングが起きたとか。翌日になんとか勝って連敗を脱出したものの、バタバタ感はぬぐえません。
朝山とタイラー・ニュートンという、力が安定した二人の選手を放出したのはどうにも納得がいきません。明るいキャラクターで、プレイスタイルにも華があったのに...。フロントにも諸事情があるのでしょうが、いちファンとして、それくらいの文句は言わせていただきたい。
そのかわり、次回のホーム、リンク栃木ブレックス戦はしっかり会場で応援しますからね。
栃木のPG田臥の見事な球さばきをナマで観てみたいというのもありますが...。
Watanabe
毎年恒例の新語・流行語大賞が発表されました。
2009年の大賞は「政権交代」。
大賞にふさわしい言葉なのかどうかは意見が分かれるところですが、歴史に残るキーワードであることが確かです。
ベスト10入賞は逃したものの、候補語の中に印象深い言葉がいくつもあります。
「侍ジャパン」
「国営マンガ喫茶」
「パンデミック」
「1Q84」
「キング・オブ・ポップ」
「裁判員裁判」など。
これらの言葉も、個人的には入賞してほしかったところです。
流行語を少し遡ってみたところ、2005年には「小泉劇場」「想定内」「ちょいモテオヤジ」「富裕層」などが入賞。まだなんとなく勢いとユトリのある社会を感じます。
ところが翌2006年には「格差社会」「品格」が登場。
さらに2007年には「消えた年金」「食品偽装」「ネットカフェ難民」と一気に重たくなります。
昨年2008年には「居酒屋タクシー」「名ばかり管理職」「あなたとは違うんです」そして「蟹工船」がトップ10入り。
なるほど、言葉は時代の流れをしっかりと反映しているものなのですね。
ところで流行語といえば、「5時から男」「24時間戦えますか」など、かつてはCMのコピーが必ず入賞していた気がするのですが、ここ数年見当たりません。ゆとりのない世相を反映しているのでしょうか?CM好きの僕としては何とも淋しい限りです。
Watanabe
ここ最近世間を賑わしている事業仕分け。
特にスパコンの凍結にはノーベル賞受賞者からも反論が出ていますね。
同じ技術屋として、私もやはり技術系の予算は削減すべきではないと思います。
植松電気の植松専務のお話を聴かれた方は「お金を出して作ってもらうよりも自分で作ればそれが経験になり、お金になる」と言っています。2000万円払うと一週間の宇宙の旅が体験できる時代ですが、2000万円を20人が持ち寄って24億円集めると自分たちの宇宙船が造れてしまう、と。
もちろんITの世界は人件費が中心で、大手企業などは「本当はそんなにかからないのに」という金額を要求している可能性もありますが...
最近読んだ本「Twitter革命(神田敏晶)」の中で、著者は参議院選挙に立候補したときに、選挙でいかに税金が無駄に使われているか、インターネットを活用することでいかに経費が節減できるかを書いています。事業仕分けや予算の見直しの中で、こういった部分はどの程度政治家たちは考えているのかが見えてきていないように思います。既得権益は守り、自分とは直接関係のない部分の予算は削減しているように感じられます。
資源のない日本はやはり技術に特化していって欲しいと思います。
イシカワ
| 2009年 | 訪問数 | ページ |
|---|---|---|
| 7月 | 9672 | 33125 |
| 8月 | 10338 | 30928 |
| 9月 | 10641 | 38228 |
| 10月 | 11119 | 41371 |
珍しいことに、2週続けて母校の大学を訪れました。
先週は、母校で毎年行われる行政書士試験の監督員として、その翌週は、サークルのOB座談会に呼ばれ、懐かしいサークル棟に入りました。
大学時代、僕は新聞会に所属していました。現役の新聞会員が、OBの話しを聞いて特集記事を組むというので、連絡を受けた昔の会長が8人ほど集まったのです。
現在の会長が第30代になるのだそうで、僕の代は遡って数えてみたら第5代でした。長い歴史のある大学の割に歴代が浅いのは、かつて学生運動が盛んだった時期に一時廃刊になり、特定の政治色を排除して復刊したからです。
政治色を排除したとはいえ、当時の学内には「政治の季節」がまだ色濃く残り、ノンポリ学生(死語ですね)だった僕でさえ、新聞を作っているというだけで周囲から警戒されている気配を強く感じていました。
そんな時代の中での新聞会活動の四方山話を、現役生たちと語らっていたのですが、はたしてこの座談会を記事にすることに意味があるのかと考えてしまいました。
社会背景も新聞の内容も違いすぎるのです。
現役生は、学内サークル活動などの取材記事中心とした「新聞」を作っています。
僕たちの代は、学内の記事など片隅に追いやって、社会への論評を中心とした「ジャーナル」を作っていました。新聞という体を借りていただけなのです。
現代は管理社会です。
狭いキャンパス内の、どこにいても「監視」されているような施設。
学生自ら「酒を飲む事を放棄」した学園祭。
新聞でさえ、内容を事前に学生部に「届け出ている」現実。
「それって、学生自治会じゃなくて生徒会だよね...」
2代上の先輩が呟きました。
「今の若い者は」的なことを言うつもりはさらさらありません。現役生にとってはそれが当たり前のことで、不自由など感じていないのでしょう。
僕らの時代だって、所詮、社会という手のひらの上の孫悟空にすぎなかったと思います。その社会の手のひらが、今と昔とでは違いすぎるのです。
「僕らはいつの間に、こんな窮屈な社会を作ってしまったんだろう?」
複雑な気持ちを感じながらの、現役生との貴重な座談会でした。
Watanabe
札幌在住のミュージシャンユニット『ロケット姉妹(シスターズ)』に、大切な時間を頂戴しインタビューをさせていただきました。「コラナビ対談」コーナーで、今月中旬から連載開始予定です。
コラナビ対談は、およそ半年ぶりの更新となります。今回も、対談と言うよりはロングインタビュー形式となります。
ミュージシャンという表現者にインタビューすること自体、本来は無粋なことです。実際に音楽を聴き、ライブを観ていただいたらあえて言葉など必要ないのですから。
それでもインタビューをお願いしたのは、遠く離れていて届かない人、何かの理由でパソコンの前から離れられない人にも、こんなに素晴らしい音楽の「場所」があるんですよと、伝えたかったからです。
それともうひとつ。『ロケット姉妹』の扇柳トールさんは、普段からとても飄々としていてどこか掴みどころがない方。投げかける会話をひらりとかわして煙に巻いてしまう、まるで合気道の達人のような方です(実際は違いますけどね)。
そんなトールさんと、がっぷり四つに組んで話を訊いてみたいという、イタズラ心に似た気持ちもありました。
ミュージシャン、アーティスト、シンガーソングライター、インストゥルメンタリスト。それら全てが『ロケット姉妹』に当てはまる肩書です。文章にする上では輪郭をはっきりさせるため、どうしても肩書を付けなければならない。
でも、いろいろなお話しを聞きながら、きっと肩書なんて周りが勝手に決めることで、彼らは自分たちの音楽をブレることなく突き詰めてゆくのだろうなと感じていました。
飛行機からチラシをばら撒くよりも、学校の教室で次々と手紙を手渡しするほうが、よほど情報にリアリティと親密感があります。今回のインタビューも、そんな手渡し感で読んでいただけたらと思っています。
Watanabe
10月31日、札幌中央図書館にて『三つの読書』が開催されました。10月27日の[文字・活字文化の日]にちなんだトークイベントです。作家・編集者・書評家が、同じ壇上でトークをするという、全国的にも珍しい取り組みです。
講師の顔ぶれは、作家・朝倉かすみさん、編集者・木村由花さん、書評家・豊﨑由美さんのそうそうたる3人。豊﨑さんの軽妙でやや辛口の司会進行に釣られ、朝倉さん、木村さんも、それぞれの立場の本音トーク炸裂。北海道出身作家の評判、現在の職業に至る経緯、作家と編集者の関係など、イベント会場の外には洩らせない(?)裏話あり、爆笑トークありのあっという間の1時間半でした。参加者は皆、まだまだ聞いていたかったと思ったでしょう。
檀上に並んでいる3人のお話を伺いながら「三面鏡を見ているようだな」と感じていました。お姿は3人三様ですが、「立場」と「角度」の違いこそあれ『本が何よりも好き』という共通の思いが強く伝わったからです。
講師の3人が札幌中央図書館で選んだ「お宝本のリスト」も配布されました。読書歴の浅い僕には知らない本も多数。プロが選んだリストを眺めていると、時の洗礼を受けている「まともな」本をたくさん読んでいる人は、どんな金持ちよりも豊かなのだなあと感じます。
[文字・活字文化の日]は、「知的で心豊かな社会」を目的としています。札幌中央図書館がこのように大がかりなイベントを行うのはこれまでにないこと。図書館と言えばどうしても「待ち」の姿勢が多い。その中で「攻め」に転じるには大きな推進力が必要です。イベントの裏方の大変さも、僕はよく知っています。
楽しい時間を提供していただいた3人の講師はもちろんのこと、今回の「攻め」のイベントを成功させた図書館のスタッフにも拍手を贈りたいと思います。
Watanabe
約二年前に iPhone が日本上陸したときには、期待を外された感じと日本語入力が大変ということで自分としてはスルーしていました。
しかし、夏頃から数人の経営者の方に「iPhoneいいよ~」と自慢され、一応業界の人間としてはそろそろ使えるようになっていないとまずいかな、ということでスマートフォンの契約がほぼ二年になったところで買い換えを決意。
正直、「すごく欲しい」という気持ちで買ったわけではなかったのです。
で、購入してから約三週間経つわけですが、結論としては
です。
これは現時点で最高の「閲覧用データ端末」であり、「記録ツール」ですね。
前者だけでもすばらしいですが、後者に使えるアプリが充実しています。
あまりにすばらしいので私に自慢した経営者と同じように私もいろいろなところで紹介しています。それで購入を決めた方もちらほらと(笑)
具体的に「これがすごい」という内容はまた別の機会にでも。
不満としては「シングルタスク」「つながらない場所が多い」というところですかね~。
圏外でないはずのところで圏外になることがあるのはソフトバンククォリティでしょうか。
イシカワ
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