読書普及協会チーム札幌から、とっておきの本を紹介します!!
「幸せな小金持ちシリーズ」で有名な本田健さんの最新作です。
前作の「きっと、よくなる」から2年。本書も前作同様、お金と人生に関する本田氏の考え方が豊富に散りばめられています。
お金があるだけで幸せであるというわけではありません。お金があることで、不幸になる人が世の中にたくさんいるのが現実です。
お金持ちであると同時に幸福でいるために、本書がきっと役立つはずです。
(とは言っても、私は未だお金持ちではありません。「将来お金持ちになったとき、きっと役に立つ」と思って読んでみました)
「きっと、よくなる 2 『お金と仕事』編」 本田 健 著 サンマーク出版
(2007/12)¥1600
(以下 「 」は本文より引用)
「人生は楽しむためにあります。どんなときも、楽しみましょう」
●こんな生き方ができたら、いいですね!
「あなたがお金と自由につきあいたいのなら、お金のことを忘れて、自分を自由に分かち合ってください。才能、お金、行動力を縁ある人と分かち合うのです。あなたが100パーセント分かち合えたら、社会も、あなたに必要なものはすべて返してくれるでしょう」
「人・情報・チャンス・お金・感謝の流れ」
「長くお金持ちでいられる人は、まわりの人を大事にします。いい情報は人を介してやってくることを知っているからです」
「つき合っている人の質がよければよいほど、情報の質もあがります。ひとつの情報が人生を変えることがよくあります」
「人と情報の流れにのって、チャンスもやってきます」
「チャンスの流れを引き込めるようになると、それと一緒に、お金が流れてきます」
「うまくまわりの人に流せるようになると、あなたはまわりから尊敬され、感謝されるようになりますが、これが、最後の『感謝』の流れです」
「ミリオネア・メンタリティを一言で言えば、『どんなときでも、豊かになれる』感覚です。現在どれだけ資産を持っているかは、関係ありません。大事なのは、世界中どこに行っても自分は豊かに生きられるという、“裏づけのない確信”です」
● ミリオネア・メンタリティという言葉をはじめて知りました。「世界中どこに行っても自分は豊かに生きられるという確信」を持つことは、結構難しいことかもしれません。私自身、もし自分の専門職がなくなったら、日本国内にいたとしても、どうやって生きるか迷うかもしれないと思います。ただ、せっかく良い言葉を知ったのですから、「どんなときでも、豊かになれる」と心にインプットしてみると、億万長者になれるかもしれません。
「お金だけが目当ての仕事は、五分の一の報酬しかもらっていない計算になります」
● 「仕事の目的はお金」と答える人が、世の中の大部分かもしれません。「お金」は五分の一の報酬だと知って、仕事に情熱を傾けると、きっとお金もついてくるのですね。
「幸せなお金持ちの多くは、お金よりも時間のほうが貴重な財産だと認識しています」
「多くを望まず、満たされることを知り、必要以上のものを人にも期待しないこと。これが、私が学んだ、幸せの秘訣です」
「いいかい、普通の人は目の前のことに意識を100%集中できない。だから成功しないんだ。仕事をしているときは別のことを考えている。そこら中に意識が散っている状態なんだ。エネルギー漏れを起こしているわけだよ。一つひとつ物事を完了させる癖がついてくると、目の前に100%のエネルギーを集中させられるようになる。その象徴的な行動が、靴をそろえることなんだ」
● 斉藤一人さんや小林正観氏も、「靴をそろえること、玄関に靴をたくさん並べないこと、玄関を掃除してきれいにすること」を勧めています。靴をそろえるのは、「運が良くなるための方法だろう」と思っていました。目の前のことに100%エネルギーを集中させる日々の訓練だとは知りませんでした。靴を脱いだら、靴を並べることに集中する。こうした、一つひとつの行為を、しっかり集中しておこなうことが、成功するのに必要な考え方、行動なのでしょう。
● 運には上昇期と下降期があります。下降する時期を乗り切るには、運を自分自身でコントロールできるといいですね。この5つの秘訣は参考になります。
「これからのビジネスは、誠実に物やサービスを提供しているところが評価されるでしょう。どれだけ明快なビジョンをもち、お客さんのことを親身になって考えたかが利益に結びつき、尊敬されるようになります。お金も、人を喜ばせた指標として考えられるようになるでしょう」
● お金の専門家、本田氏のビジネス感です。昨今の食品偽装問題を考えると、問題を起こした会社は「誠実」と「お客さんのことを親身になって考えたが」の部分が欠けていたのでしょう。
「子供や孫にお金を残そうと思うなら、信用と感謝を残すことも考えてみてください。あなたが残した信用と人からの感謝は、子供や孫の代まで続いていくのです。お金は途中でなくなる可能性がありますが、信用と感謝は、その人が亡くなって何十年という時がたっても、家族を幸せに、豊かにすることもできるのです」
●子孫に財産を残すことを考える人が多いと思いますが、信用と感謝を残すという考えを同時に持てると、子孫は益々繁栄するでしょう。
「私が大切にしていること。それは、一日を通して感謝を感じながら過ごせているかどうかです」
「『ありがとう』はすべての人の心をつなぐ魔法の言葉です」
● 本田氏は30台の若さで子育てのために仕事をセミリタイアし、昨年アメリカに移住しました。それでもこのような本を著し、お金と人生のあり方を多くの人に伝えようと努力しています。
● 「30台の若さで、仕事をセミリタイアするなんて、ちょっとどうかなあ。少なくとも50台までは、一生懸命働いたほうがいいんじゃないか?」と私は考えていました。しかし、本田氏は「人生は楽しむためにあります。どんなときも、楽しみましょう」という人生観を持っていますが、自分だけが楽しむのではなく、人のために生きる姿勢があります。こうした事実から、「若いけれど、本田氏のような生き方って、素晴らしいなあ」と思えてきました。皆さんはどうお感じですか?
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