アルバイト先でパソコン入力の作業をしていた時のこと。
突然、画面が飛んで作業をしていたファイルが終了してしまいました。
そして終了してしまったファイルを開こうとすると・・・
「全データが壊れているため開くことができません」と冷たいメッセージが出るのみです。
えええ~~~うそでしょ~~~
顔面蒼白、頭の中は真っ白です。
ヘルプで調べてみてもチンプンカンプン。
パソコン入力作業の依頼主は東京の地にいるし困ってしまい、パソコンプロの友人に電話をかけて助けてもらうことにしました。
友人に電話をかけたところ、夕方に来てくれるとのこと。
とりあえず東京にいる依頼主にお詫びと状況連絡のメールを入れました。
待っている間、このまま破損して元データもなかったらどうしようとか、いろいろと悪いことばかり頭に浮かびます。
自分の感情が落ち込んでいく気持ちを切り替えるために、壊れてありがとうございますと呪文のように唱えていると、本当に有難くなってきました。
そういえば前日は庭木の手入れをしたせいで右手と右腕が痛くて、「明日のパソコン打ちできるかしら」と思いながら寝ました。
ファイルが破損したお陰で、依頼主が近くにいないお陰で、ヘルプ友人が夕方になるお陰で、私はパソコン打ちを休むことができる。
あ~休息が与えられた!
このままパソコンを打ち続けていたら、私の右手と右腕は酷使されて、もっと動かなくなってしまうと思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
まぁ、げんきんなもんだねと言われればそれまでですが。
私のこのようなプラス思考は生まれ持ったものではなく、以前はなんでもマイナスに考える癖がありました。
その癖は、最悪の事態を想定して仕事をこなすという風に仕事をする上では有益なことはありますが、人生においては辛いことが多いです。
そこで考え方を変える練習を始めました。
ある日、庭木の手入れを知り合いの89歳のおじいちゃんに頼みました。
歩く時は杖を使って心もとなく歩くおじいちゃんが、庭木を見た瞬間、シャキっと背筋が伸びました。
そして、あれよという間にオンコの木の剪定を始め、オンコの木は見違えるように美しくなり、木としての息吹を吹き返しました。
おじいちゃんは庭木職人でした。
かっこ良すぎる、おじいちゃん。
イギリスのことわざにA rolling stone gathers no moss(軽石苔を生えず)という言葉があります。
職を転々としていては技術を身につけることはできないよという意味です。
おもしろいことに日本にも、石の上にも三年という言葉があります。
休息が与えられたと思っても、心は上の空です。
考え方を変える練習は、まだまだ必要です。
いつの日か、庭木職人だったおじいちゃんのように、かっこ良く、いつも心は平静でいたいなぁと思った出来事でした。
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A rolling stone gathers no moss
自分も大好きな言葉です。
ただし、受け取り方に微妙な違いが…。
自分の場合は
いつまでも同じ事をしていたら、コケが生えちゃうよ。
どんどん新しい事に挑戦して、
どんどん転がって、
いつまでもピカピカしていよう。
これもプラス思考?
私は「転石苔むさず」の訳で覚えていますが、本来の意味は吉田さんの方ですが、アメリカでは転職してキャリアアップするというのが一般的なため、良い方の意味にとることもあると聞いたことがあります。
「苔」を良いものとみるか悪いものとみるかというとらえ方ですね。
ちなみに私はこの
A rolling stone gathers no moss
を聞くと思い出すのは、昔あったドラマCD(レコード?)のネタで
「(ロックバンドの)ローリングストーンズはコケない」
という訳でした(笑)
今の若い人には通じませんが...