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こころの絵日記

セコムのコマーシャル

キムタクが出演しているセコムのコマーシャル。
救命救急室で医者役のキムタクが突然、
「あれ、ヤカンの火、消したっけ?」
と言って飛び出し、バイクで走っている時に、
「あれ、カギかけたっけ?」
と思いだしている場面がでて、
最後に「セコムしてますか?」とメッセージが流れるCMです。

精神医学で不安障害という言葉があります。
無意識に抑圧された不安や葛藤が心や身体の症状として現れたり、行動として現れます。
例えば確認行為。
外出や寝る前に、家の鍵やガスの元栓を閉めたか、何度も戻ってきて確認する行為。
誰にでも経験があるけれど、何度も何度も執拗に確認し日常生活に支障をきたすようになると不安障害の一つの強迫性障害と診断されます。

もう20年以上前の話になりますが、銀行で仕事をしていた時のこと。
休暇明けにある送金もれを発見し、遅延損害金が発生したことがありました。
その業務は主に私が担当していましたが、私の休暇中は別の人が担当していました。
その人が気づかずに放置しておいたのを、私が出社して気がついて上司に報告しました。
上司は事実関係を確認することなく、頭ごなしに怒鳴りつけ人格まで否定しましたが、私は弁明をしませんでした。
それからというもの、上司に書類を持っていくと、こんどは間違っていないだろうねと必ず言われました。
今思うと、その言葉は冗談だったと思うのですが、若かった私は軽く受け流すことができずに辛い毎日を過ごしました。
それからです、家の鍵、ガスの元栓が気になりだしたのは...。
日常生活に支障はきたしませんでしたが、それでも気になって家に帰ったこともあり、なんとかこの状況から抜け出したいと思っていました。
心理学を学び始めて精神医学を学んで、強迫性障害という言葉を知りました。
一概にはいえませんが、几帳面でまじめで責任感が強い人がなりやすいと。
なんだかほっとしました。
理不尽な出来事に対して起こった行動(確認行動)は必然的なことだったし、当たり前なこと。
そして何にも自信のなかった自分に、責任感が強いという性格があったということを知って妙な自信がつきました(笑)
それからは確認行動を避けるのでは無く受け入れて、出かける前は確認する時間を考えて行動するようにしました。
そのうち全く気にならなくなりました。
今は物騒な世の中になったので、確認することはいいことです。

ところで7月22日は新月で皆既日食です。
日本で皆既日食を見ることができるのは、奄美大島や屋久島など南の方のようで、ツアーなどもくまれているようです。
札幌では一部欠けるのを見ることができます。
テレビでツアーに参加しなくても、今いる場所での楽しみ方を放映していました。
その一つを紹介します。
皆既日食が始まると、丸い木漏れ日が段々と欠けていき三日月型になるので、今から木漏れ日が丸い場所を探しておくといいという話でした。
なんて情緒があり素敵なことでしょう。
遠くに行かなくても、今いる場所で楽しむことができます。
木漏れ日なんて気にすることがなかった日常に、ふ~と風が吹いた涼しさを感じました。


(2009年07月09日)

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