週刊コラナビ北海道に最後の記事を投稿してから1年3か月が経ってしまいました。
諸般の事情で記事を書くことができずにいましたが、それでも優しく見守ってくださった関係者の皆様に感謝です。
また再開しますので、よろしくお願いします。
早いものでNPO法人こころの郷を設立してから5年が経ちました。
小さいながらも志はあったのですが、どのように活動してよいかわからず、とにかく思いついたことは何でもやってみました。
心理学講座を皮切りに講演会、コンサート、歩こう会、ビデオ鑑賞会、映画上映、勉強会等々。多くの人々と巡り合い、人が人をよび繋がっていく、そのような体験をさせていただきました。
様々な試みはそれなりに成功しましたが、現在まで継続し続けたのがコラージュ療法のワークショップです。
コラージュ療法とは、雑誌やチラシから気になる写真や言葉、絵を切り取り画用紙に貼っていくという心理療法で、河合隼雄さん(日本におけるユング心理学の第一人者)が日本に初めて紹介した箱庭療法をベースにした表現療法(言語以外で自己表現する心理療法)のひとつです。
問題を抱えた場合、まずは心の中にため込んだ感情を発散することが大切です。感情を発散することによって心の中にスペースができ、新たな考え方や感じ方を取り入れることができます。そうすると、今まで不可能だと思い込んでいたことは、実は問題ではないと気づき、この気づきこそ、前に進むきっかけとなり自己成長へと繋がっていきます。
このような心理過程をコラージュ療法で体験することができます。
人生とは死と再生の連続とも言えます。コラージュ療法においては、完成された雑誌から素材を切るという作業が死を意味し、いちど切り取った素材を画用紙に貼っていくという作業が再生を意味します。
切って貼るだけなのに効果はあるの?とよく質問を受けますが、シンプルイズベスト、単純なことこそ、奥が深いのではないでしょうか。
別々の場所にあった素材が、画用紙という新たな場所でひとつになり意味をなし新たな命が吹き込まれる、これもまたコラージュ療法の醍醐味です。
人と人との繋がりも同じで、別々に生きてきた者同士が出会うことで意味をなし、そこから新たな歴史が築かれる、そんな絆を大切にしていきたいと思っています。

コラージュ作品⇒
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