ある日晩ご飯を食べようと行きつけのレストランに現地の友達といくと、もうKさんが陣取っていて、生カキの山と格闘していた。
「お前もどうだー」
といわれたので1つ頂いた。そして乗り合いバスに乗ってホテルに帰ろうとしたとき、腹痛に襲われ、どうしても我慢できなくてバスを止めて暗がりに消えた僕はズボンを下ろした。肛門から水が出た。ヤバいと思ったがこれで腹痛はおさまり、一件落着だった。
ところがKさんは翌朝熱を出してうなっていた。食中毒である。カキにあたったのだ。南国のカキは新鮮でも中にある成分が日本人に合わないらしく人によっては食中毒になるらしい。ただ、丸々とした岩ガキは絶品で、食中毒覚悟で食べたくなる気持ちはわかる。
その日から全く食べられなくなったKさんは帰国までにムクんだ顔を出発前に戻したのである。
Kさんは
「その物件で店舗やってる奴は俺の後輩だから、まず俺が店舗の後ろを借りて、そいつら追い出す。そして一棟借りにしてゲストハウス誰かにやらせる」と言い出した。
翌日早速OさんにKさんを紹介して物件を見せた。案の定ご契約―。春あたりにゲストハウスの誕生となると、物好きの僕もここで気分転換外泊なんてスポットになると良いなと思っている。
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