後日、Oさんの海荘にまた遊びに行った。
もうレストランの事は望みの薄い気持ちになっていたので、特にその話をしにいった訳ではない。この前の建築士こう言ってたよ。無理だよなー、というような話を何気なくOさんにした。すると今度はOさんが、
「何言ってるのー、プロの話は信じるなって。
経験のある大工はサイズさえ分かれば図面なくても建てれるの。まず、なんせ経済寸法で建物のサイズを決める。いわゆる材料の規格で建物を作るの。規格そのままで使えば切らないで済むしロスもないからね。
そして単純な形にする。それは長方形、それ以外ダメ。こっちを少し出すとか引っ込めるとか、ちょっと変わったことをしようとすると、手間と材料がかかる。そしてそれが全て金額にはねかえってくる。
そうすると、経済性でサイズと形が決ってくる。それからデッサンなど繰り返しして、イメージを創り上げる。
大体決ってきたら、内部の間取りなどを考える。
そして入り口の位置、窓の位置、トイレ・厨房などの水周りの位置が決れば、配管の位置が決る。あとコンセントの位置も大事だな。
そういうのを全部決めたら、土木の重機を借りて、引退した土木作業員でも頼んで1週間で土木工事を終える。
そこに砂利をひいて配管を床下に作り、それから大工に頼む。
大工はそこに型枠を造っていく。
型枠が出来たら生コンを流し込む。
型枠は経済寸法でいくから切る作業もない、切っていないので使い回しがきく。
どういう事かというと、板は182cm×91㎝だから、天上までの高さを2枚分の高さつまり364cmにする。
まず型枠を組んで下段を作り、そこにコンクリートを流し込む。そうすると建物の下半分が出来る。固まったら下段で使った型枠を外して、上段で使う。壁上段が固まったら、さらにそれを外して天井で使う。
そこまで使いまわすと、型枠板の必要数が三分の一で済む。
あと、屋根は特に大事だ。雨漏りすると困るし。
屋根は壁より20cm位外側に出せば壁を伝って雨漏りしない。
断熱材は型枠の内側に入れてコンクリートを流せばそのまま完成となる。
あとは浄水槽が必要だ、あそこら辺は下水道がないからな。手順は分かっているから心配するなー。
これを全部プロに頼んだらどうなると思う?
現場監督は必要だし、設計士が図面を書くし、おまけに建築会社の利益まである。資金がいくらあっても追いつかないよ。」
なるほど。そんな方法があったのか…。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: なるほど、そんな方法が…。
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://spiritlink.80code.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/916
コメントする