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白亜のレストラン建設大計画

道路を切り拓くところから始める!?

次にきた話は(よくもこうタイミングよく話が舞い込んだものだと思う)、幹線道路の峠からしばらく入った真四角の土地だった。
僕の大好きな山が眼前に見える、グッドロケーション。
そこの持ち主は持っていたのを忘れていたらしく(ここら辺が北海道開拓2世のおおらかさ?)、僕と話をしているうちに
「そういえばー」
てな具合に話し出した。
「あそこに15000坪の土地があるが、そこまで続く道がないから、道を自分でつけるなら自由に使いなさい。その代わり重機は自分で買わないと開拓できないよー。なんなら来週地図をもってきてあげる。」
と言い出した。
へーいいなー、と思った。
こちらは聞いた住所を不動産屋の友達に伝え、その一帯の住宅地図を取り寄せて、準備してみた。ついでに実際の土地を見に行こうと考えたのだが、ランドマークといえばその土地の下手に採石場があるのみで、市内からのアクセスを考えようにもその土地を特定する事すら出来なかった。北海道は広大なのだ。

一週間後、再び地主さんに会って話すと、
「GDPとかいう航空写真で見ると、知らない間にその土地まで林道が通ってるよー、あんたラッキーだねー」
と言われた。
まだ現地にも行ってない上に、道をつけるのがどれだけ大変かわからない状態だったので、言われるままにラッキーなんだーと思い、その森に生えてる木を切ってログハウスをつくる計画なんぞ話していた。
何本木があれば良いだろうとか、地主さんも、俺も手伝うからよー、手伝ってくれる友達も紹介するからよー、と、二人で時間を忘れて夢のようなログハウスを頭の中で建てていた。
ところが数日すると、地主さんとの共通の友人である尾さんから連絡が入り、道が無かったときは二束三文だった土地なのだが、道がついたので価値が出て、地主さんが貸し惜しみムードになっている、と知らされた。
僕もそんな降って湧いた話なんかあるのかなー?と最初から思っていたし、心優しい地主さんとトラブルめいた事になるのも嫌だったので、ここも縁が無かったんだと思い、あっさり諦めた。
あそこに林道がまだついていなかったら、今頃は毎週チェーンソーをもって森を切り開いていたかもしれない。切り出した木を引っ張り出して、まずは道路を造り、それから笹を刈ったりなんだりと手を入れて、別荘を作っていたのかなー。


(2007年09月27日)

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