平成21年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。みなさんはどのような正月を過ごされたでしょうか?丑年ということを言い訳に食べ飲み三昧という方も多いのではと思います。とても贅沢な時間ですが人間はわがままなもので、一つ満たされるとまた次の欲求が発生します。それを繰り返してメタボへとなっていくことが身をもって体験した正月でもありました。
先日の成人式、とうとう平成元年生まれの人たちが酒場デビューとなります。故前小渕首相が「平成」と書かれた額を発表したのをはっきりと覚えています。あれから20年、早いものです。お酒は飲むことにより解放的になることから先人達は宴会の場をその人の人間性を試すのに利用したとの記述を読んだことがあります。飲酒も遥か昔からの文化の継承、美味しいビールを飲みながらいろいろな事に互いに触れ、語り伝えていきたいですね。
先日、昨年度の日本の大手4社のビール類の出荷報告を見ました。ビール、発泡酒は減少しているのに対し、酒税法上雑酒扱いになる第三のビールの出荷量が増加とのこと。そして今はリキュールを混ぜた第4のビールとなるものも誕生しているようです。
以前は麦芽使用比率25%未満の発泡酒が出荷量においてビールを上回っていましたが、税制改定で増税され、酒税がより安い雑酒(第三のビール)が着々とシェアを広げています。日本の大手メーカーの商品開発の技術は非常に高く、あらゆる穀物からお酒を造り出す研究を日々続けています。嗜好品に求められる質や趣向は時代と共に変わっていくものと思います。しかしビール(酒税法上の)に係る酒税が高額なここ日本ではビールに似せたものを造るための商品開発になっているような気がします。
課税の増減もとても大切ですがより複雑になった発泡性醸造酒の酒税法、区分の根本を見直すよい機会ではないでしょうか。これだけ法律でがんじがらめになると法律がお酒を造らせている感も否めません。お酒とは何か、ビールとは何か、一度原点に戻って再考してみるとよりよいビール(酒税法上ではない)を取り巻く環境が誕生するのではないかと思います。
物作りや工夫がとても上手な日本人、戦後、急速な勢いで高度成長を支えたのは高い技術力であり、現在でもそれが日本の経済の基盤になっているのは間違いありません。不況といわれるこのご時世、国による急がれる景気対策。二兆円規模の給付金よりは二兆円規模の酒税の減税...,なんてありえない話かな。ビールが経済の潤滑剤になると思うのですが。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: ビール税金的考察Vol.2(平成ビール事情)
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