9月のはじめ、ロイトンホテルで行われたP.B.O主催の「Cocktail Live」に行ってきました。 札幌や旭川などの老舗のバーテンダーや大会で受賞経験をもつバーテンデーが腕を振るい、オリジナルカクテルをメインに美味しいカクテルを皆様にご提供するというこのイベント、P.B.O札幌支部としては初めての試みだったそうです。
"カクテルを楽しむ。"というコンセプトがメインのイベントに参加したのは久しぶり。どちらかといえばお酒は料理の引き立て役で食事がメインといったかたちのイベントが最近多いような気がします。
今回のイベントを通して改めて"カクテル定義"を再認識させられました。さて、ここでちょっとカクテルの定義とやらに触れてみると、カクテルとは一般的に「数種類の酒、果汁、薬味などを混ぜ合わせた飲料」というのが定義。 でもこれだけじゃ誰もがつくれる飲み物になってしまうので、それプラス「1+1=3以上になる」ということが加わって、プロが作るカクテルの定義であると私は思っています。
当日はそんなカクテルを飲みに、たぶん、会場には300人ほどのお客さんが集まり、カクテルを堪能していました。 お客さんによって服装もいろいろ。普段着の人もいれば、パーティードレスを着ている人もいて、人によってカクテルに対する想いってこんなに違うんだなと実感じました。
一般的にカクテルを分類してしまえば、ビール、ウィスキー、焼酎、日本酒、カクテル...とメニューには書かれてしまうでしょう。 カクテル以外のものは、名前を聞けば大体カテゴリーとしての味のイメージが想像できますが、カクテルは人によってイメージする味が全然違います。それがジントニックだったり、スプモーニだったりと。
他の酒類と違って"カクテル"という言葉の中に決まった味の定義はないのです。無限という味のバリエーションに"想い"が加わることで、その人だけのカクテルをも作ることができます。 そこがカクテルの魅力であり、たくさんの人に愛飲されている理由なんだなと会場に来ている人達を見てそう思いました。
そしてそれが、これからもBarが提供していくべき"カクテルの定義"なんだと強く思いました。 お客様に自分の作ったカクテルの味が="カクテル"の味と想像してもらえたならどんなに嬉しいことか。
これからの酒場の存在価値、また一つ見つけたような気がします。
そしてもう一つ再認識させられたことが...。 久々にたくさん飲んだカクテル...。 やっぱりカクテルってあとできますね~。(>_<;)
★Fresh Breeze(フレッシュ・ブリーズ)

ジンをベースに、バナナ、オレンジ、ミント、ライムを使って仕上げたさっぱりとしたショートカクテルです。 この時期に吹く、乾いた爽やかな秋の風と政界に吹いた新しい風をイメージして作ってみました。
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第28回 酒場のカクテルの定義
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