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のびのび暮らす

アメリカ、ミシガン州は春真っ盛り。
暖かい春の陽気と一緒に、時折これこそ「春一番」であろう
強い風が吹いています。

3月。春はお別れのシーズンですが、
私自身も今回の記事をもってコラムを終了することにしました。
妊娠・出産、それに絡む帰国やら何やらで途絶えることの多い
私のコラムでしたが、最後までお付き合いいただいた皆様、
本当にありがとうございました。
また、途絶えがちな私を心配して下さった
編集長の渡邊さんはじめ、コラナビ編集の皆様、
最後まで見守っていただき、感謝しております。

終わることは自分で選択したものの、
心の中では書きたいことはまだ残っている状態。
でも、コラナビを書かなくなることによって出来るであろう時間。
その時間を今まで以上に目の前のことに費やせるのかなと思うと、
特別支援教育の世界を離れた時のような、
寂しいけれどワクワクする・・・そんな気持ちでいます。

この数年間のコラムを振り返ると、私のコラムは、
性別・人種・年代・境遇など様々な人たちが登場してきました。
そして皆、不思議なくらい目的を持って生きていたように思います。

実は数年前、私自身が8年間続けてきた仕事を辞める際、
「私には夢があります」と言って辞めました。
周りの人たちには「夢って何?」と尋ねられましたが、
実は夢と言っても、これという夢はありませんでした。
でも仕事を辞めた自分にとって、不安はたくさんあるけれども、
病気の父と向き合うことも夢でしたし、
アメリカに渡ってからの生活に苦労はあると分かりつつも
やはり夢でしたし、
ムチを打つように仕事に夢中になっていた自分の心身を
もっと健康にしていける時間が持てるのも夢で、
仕事を辞める際の自分には山のように夢があったのです。

私の父も昨年夏に他界しました。
数年間ガンを患い、もう治らないと言われてから
お医者様も驚くほど何年も長生きをしました。
それは父の元々の丈夫さもあるのでしょうが、
仕事をすること、離れて暮らす私たちに会うこと、
孫の顔を見ること、好きな煙草を吸うこと、
命の限りを知りながらも、生き甲斐が本当にたくさんありました。
その生き甲斐が父を長く生かしてくれたのかもしれないと
今になって思います。

今の時代、途方に暮れている人たちも多くいると思います。
今現在、挫折を味わっているという人もたくさんいると思います。
でもいつしか、自分の生き甲斐は見つかるはずです。
きっとその生き甲斐のために生きたくなるはずです。

もがいて苦しんでも、
必ず朝はやって来る。
明るい春も必ず訪れる。

遠いところから、北海道の皆様の
穏やかで幸せな時間が、少しでも多く訪れていくこと
心よりお祈りしています。

ありがとうございました。


(2010年03月25日)

コメント(1)

はじめまして、のびこさん
竹内千加子(コラムこころの絵日記書いてます)です。

コラムを終了するとのこと、びっくりでした。
私は2007年秋~2008年暮までコラムを書くのをお休みしていましたので、のびこさんとはすれ違いでした。
なので今年はご一緒できると嬉しかったのです。

のびこさんのコラムを最初から読んでみました。
ごめんなさいね、じっくりと読んだことがなかったので。
アメリカの地で、風が吹いたんだなぁと思いました。
天国は自分で作るものですものね。

お笑いで、夢を食べると書いて夢食というフレーズを話す芸人さんがいます。
人間って夢を一つ一つ実現しながら大きくなるんだなぁ、
それが生きることなんだなぁと思い、この言葉が好きです。

今まで、ありがとうございます。
しっかり頂きましたよ、ペイフォワード!

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