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1月<素晴らしき柑橘・じゃばら・完結編>

「ウマッ」

「いえ、シカです」

・・・わかっとるわい、そんなもん。だってオークボくん、さっきこれは「シカ」のハンバーグですって言ったでしょ。漢字に翻訳すると最初のセリフは

「旨っ」でしょ。せっかくホメたのに。
「馬っ」だったら馬と鹿で、お馬鹿すぎでしょ~!

2008年、初回の料理は「鹿ハンバーグ」であります。前回12月に予告した「じゃばら」は、ソースに使われています。

なぜに鹿かといえば、オークボくんが鹿ハンターから大量の鹿もも肉をもらったからです。で、なぜにハンバーグかといえば、私がハンバーグを好きだからです。

ハンバーグはもともとくず肉をおいしく食べるために作られた料理。脂ジュージューの高級肉なんか必要ないのです。鹿もも肉最高です。

そして、ひき肉にしてはいけません。包丁でたたいて細かくします。そーすると適度なツブツブ感が残って、かんだ時に「あ~、ニクをかみ締めている~」という幸せが味わえるのです。

そんな幸せを「ウマッ」のひと言に凝縮して表現したのに、「シカです」とは、なんという貧困なおやじギャグ的返答でしょう。思考が脳みそまで到達せず、背骨あたりで止まった返答としか思えません。

と、ここまでオークボくんをこきおろしているのは、なんかクヤシいからです。クヤシいけど、今回のハンバーグはとってもウマかったのです。
ひとつくらい失敗してくれたら「まあまあ良く頑張ったじゃないか」とすなおに思えるのに・・・。ナガイ、ひねくれてます。

さて、調子に乗ったオークボくんは2種類のソースを考案しました。

ひと皿目はじゃばらポン酢ソース。生皮のすりおろし+乾燥皮のトッピング。野性味のある鹿肉の良さを、じゃばら独特の香りがうまく引き立てています。

ふた皿目は赤ワインじゃばらソース。あっさり和風のポン酢に対して、バターでディープ感を出していますが、じゃばらの酸味のおかげで軽やかな仕上がりです。

このような鹿肉とじゃばらのコラボは、もしかして全国初ではないでしょうか。オークボくんえらいっ!こきおろしてすまんかった!


鹿ハンバーグ・じゃばらポン酢ソース・2種類の皮トッピング・大根おろし乗せ

皮
炭火の上でじゃばらの皮をカリカリに乾燥中。

ワインソース
鹿ハンバーグ・赤ワインじゃばらソース

喜ぶ客
赤ワインソースのハンバーグを試食して喜ぶ常連客2人と半分。

トーフ
じゃばら果汁を加えて作ったトーフ。果汁を加えすぎたらしく、やや酸味が強い。何も知らずに食べたら賞味期限切れですっぱくなったと思われる恐れあり。

(2008/1/28追記)
ニシン漬け
11月に書いた凍った大根で漬けたニシン漬け。どーなるコトかと思ったけれど、かなりウマくなりました。



(2008年01月24日)

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