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11月<オークボくんニシン漬けに挑戦・前編>

「オレの言うとおりに漬ければまつがいねえ。すっぱぐなんねえよ。絶対うまぐ漬かる!」

バリバリの函館弁で私を激励しているのは、函館は五稜郭の料理屋「おでん冨茂登」の店主オガタさんであります。

ここの「ニシン漬け」は最高にうまい。毎年11月の決まった日に漬け込み、12月の決まった日に樽をあけて客にふるまいます。
こずるい私はその漬け込みを手伝い、あわよくば報酬として出来あがったニシン漬けを札幌と大阪へ送ってもらおうと画策。函館までのこのことやってきたのです。

が、オガタさんの器は私が考えていたよりもずっと大きかった。
おばあちゃんの代から伝わる漬け方をすべて私に伝授し、君も自分で漬けてみなさいと激励してくれるのです。

ちょっと当初の計画とちゃうかも・・・と思いつつ、函館の魚屋で身欠きニシンを調達。札幌の自宅でニシン漬けを作ることになりました。

場所はかわってオークボくんの居酒屋。

「オレは漬けませんよ!」

オークボくんがほえています。
めんどくさいというのと、漬け物にはまるのがコワいという心理状況のようです。

「いーよ別に、私漬けるから。絶対うまく漬かるから安く卸してやるよ」
「あ、いっすネそれ。買いますよ」

良い考えです。オークボくんは安くて美味しいニシン漬けを手に入れ、私のふところには飲み代が転がり込む。とても良い考えです。

「オガタさんが言ってたんだよ。漬け物は手間がかかるけど、仕入れ値の4倍か5倍はきちんと儲かるってね」

「オレ、漬けます」

私の飲み代計画がだいなし・・・。(後編に続く)

大根を干し、ニシン漬けに使う巨大キャベツ「大球」を抱えるオークボくん。コレひとつで普通のキャベツ5玉分くらい

大根を干し、ニシン漬けに使う巨大キャベツ「大球」を抱えるオークボくん。コレひとつで普通のキャベツ5玉分くらい。


(2007年11月15日)

コメント(1)

ナガイ様
あけましておめでとうございます。

カズオさん経由でお品受領しました。
ありがとうございます。
まだ、頂いていませんが楽しみです。
(家族全員が揃ったところで食します)

本文に関係ありますので
一昨年の記事にコメントします。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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