自分は今年で41歳になります。
10代、20代の頃は40歳というとかなりのオジサンで、加齢臭が当然のようにあって、椅子から立ち上がるときに「よっこいしょ」と言ってしまう様な人間を想像していましたが、いざ自分がこの歳になってみると決してこの種族に含まれていないと自負しております。
ただ、クリニックの看護婦も20代、やってくる患者さんも10~20代の人となると、会話の中でジェネレーションギャップを感じざるを得ない状況も少なくありません。
ケガをした患者さんには、自宅での処置は流水で洗うように指示します。この際にむしろ石鹸も使う事を指導するのですが、結構不審がられることも少なくないのです。
「え~?先生、石鹸使ってもいいの?」
「おう、エメロンでもバスボンでも何でもいいぞ!」
「え?何それ?」
「え!?知らないの?」
「知らな~い...。」
「・・・・・。」
「先生さ、やっぱ大学とか大病院ってさ、教授選とか院長の総回診ってあるんでしょ。」
「あるよ。まぁ、昔ほど凄くはないけどね。」
「やっぱさぁ、俺だったら料亭とかで賄賂貰ったりしたいよね。」
「お前は田宮二郎か!」
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・。」
「田宮二郎って、だれ?」
「この病院って結構古いんでしょ。」
「そりゃ古いよ。何てったって昭和35年からだもん。」
「最初はどこにあったの?」
「え~っとね、ススキノの松坂屋のトコ。」
「松坂屋?」
「ほら、ススキノ交差点のトコ。ヨーク松坂屋。」
「もしかして、ロビンソン?」
「はい、そこです。」
おっかしいなぁ...。
時々つながらないんだよなぁ...。
やっぱ、40代はオジサンなのかなぁ...。
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