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酒の一滴は血の一滴

男の憧れ

この記事をお読みいただいている男性諸氏の方々であれば一度は憧れ、そして今もその夢を持ち続けていらっしゃるかと思います。

「秘密基地」

誰にも見つからず、邪魔される事も無く、自分ひとりだけの空間。
自分のお気に入りのみを周囲に配し、干渉を受けないという贅沢。

先日のニュースで、「駅前留学」を謳い全国に展開していた英会話教室の社長室が公開されました。豪華絢爛な部屋の中にはバーカウンターがあったり、その奥には隠し部屋、茶室、寝室、etc…
もう「隠し部屋」なんて単語を聞いただけでゾクゾクしてしまいます。
居ても立ってもいられなくなりました。早速秘密基地作りに入ります。

場所はほとんど着替えにしか使わないような我がクリニックの医局。
この部屋を使うのはほぼ自分のみ。何で早く気付かなかったんだろう。
乱雑に書類や雑誌が積み上げられ物置化しているデスクを片付け、某ホームセンターからデスクと同じ色のカラーボックス(1280円/個)を2つ購入。買い物の途中に偶然見つけたラジオ付CDプレイヤーが破格値(2980円)で安かったので思わずカートへIN!
現在も着々と進化を続けている最中なのです。
あとは、入り口にパーテーション置いて、テレビをデスクからも見れる場所に移動させて、観葉植物も置こうかな。熱帯魚の水槽なんか置いても良いよね。デスクの下には小型の冷蔵庫を隠し置いてビールなんか冷やしておけば、診療の終わったあとに軽く呑めちゃったりするよね。
おお、部屋の中央にはラグかなんか敷いて靴を脱げるようにしておけばリラックスできるじゃん。いっそのことコタツを置いちゃったりして…。そしたら帰らなくなっちゃいそうだなぁ…。

夢は尽きません。めざせ!NOVA社長室!

こんな内容をほろ酔い加減で娘(9歳)に話したら、
「パパ、あの社長はホーマックでカラーボックスなんか買わないと思うよ。っていうか、ホーマック自体行かないんじゃない?」

女の語る現実は何故にここまで残酷なのか。
そりゃね、できることならマホガニーの一枚板の天板を持つバーカウンターとか、ワインセラーの中はビンテージ物のワインでいっぱいとか、ドンペリがいつでも冷えているとか、テレビも大型の液晶ハイビジョンが備え付けられているとか、やりたいですよ。けどね、お小遣いには限界って言うものがあるんです。
パパはホーマックぐらいが分相応なんですよ~だ!悪かったね!


(2007年11月22日)

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