なるほど情報ウェブマガジン【週刊コラナビ北海道】毎週木曜日更新

週刊コラナビトップ酒の一滴は血の一滴

酒の一滴は血の一滴

季節外れではありますが

病院というものには出口が2種類あります。
元気になって退院する表の出口と、残念ながらお亡くなりになって出て行かれる裏の出口。
裏の出口は大抵正面からは見えづらい場所に設定されています。
自分がかつて勤務していた某病院では、まさに正面玄関の反対側に裏の出口が設置されていました。

その某病院の裏にはグラウンドがあって、そこで野球やサッカーのチームの人たちが練習しています。

これは自分も知っている先輩が実際に経験された話です。
仮にA先輩としておきましょう。

A先輩は野球部に所属し、早くからレギュラーとして活躍していました。
ある日、練習中に尿意を催し先輩に断ってトイレに行きました。
用が済んで手を洗っていると、鏡に映った自分の顔に血がついています。
"おかしいな"とは思ったのですが特に痛い訳でもなく、ザブザブと顔を洗っただけで練習に戻っていきました。
「先輩、俺、なんか顔に血がついているんですけど」
「あ? 血なんか付いて無いよ」
「いや、さっきトイレの鏡で顔見たら付いてたんですよ」
「どこのトイレだよ」
「裏出口の遺族控え室横のトイレっす」
「え?」
「いや、だから、裏出口の...」
「ちょっと待て」
「は?」
「あそこのトイレ、鏡無いよ」

あるんですよねぇ、大きな病院程この手の話。


(2007年10月04日)

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

(画像が表示されない場合、画像のところでマウス右クリック-[画像の表示]を実行してみてください[Windows InternetExplorer, FireFoxの場合])

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 季節外れではありますが

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://spiritlink.80code.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/791