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第95回 ご先祖様 その2

「真田幸村」

今、歴女(歴史好きの女性)の中で人気No.1の戦国武将が彼だそうです。
主君(豊臣秀頼)を奉りながらも稚拙な戦略に妥協を許さず独自に出城(通称「真田丸」)を構築。徳川軍を迎え撃ち壊滅的な打撃を与えたばかりでなく、撤退の際に追いかける事さえもしない徳川勢に対し「関東勢百万も候え、男は一人もなく候」と言い放ったのはあまりにもカッコ良すぎる。

両軍入り乱れて戦う最中、際だった力で敵軍をなぎ倒す赤い軍勢があった。
真田幸村旗下三千の赤備えである。
真田隊の通った跡は草木一本残りはしない。
それはまさに真っ赤な溶岩の流れであった。
(「真田十勇士」 岡村賢二/笹沢左保 著 リイド社)

また更に、ゲーム「戦国BASARA」において描かれる幸村が美青年ときた日にゃ歴女ならずとも惚れるってもんです。

先週のコラムで真田幸村を取り上げたのは、何も歴女に人気を博そうと思って書いた訳ではありません。
また、常日頃より先祖を奉り心に留め置き続けているわけでもありません。
とあるきっかけがありました。

先々週のコラム「大人買い」の中で一部訂正と追加がございます。
長男ジェームス(小3)とプラモデルを買うシーンの冒頭ですが、何も彼が最初から真田幸村を知っていたわけではありません。
実はこんなやり取りから始まったのです。

「パパ、この赤いガンダムなに?」
「あは、真田幸村だ。」
「誰?」
「戦国時代の有名な武将。」
「武将って?」
「お侍さんの偉い人。」
「大将ってこと?」
「まさにその通り。ちなみにこの人ウチのご先祖様だよ。」
「本気(マジ)?」
「真剣(マジ)。」
「凄ぇ!オレ、ご先祖様作りたい。」
「幸村はご先祖様だけど、ガンダムは先祖じゃないよ。」
「わかってるよ!」
「じゃあ、幸村だけじゃ寂しいから他のも買うか。」

かくしてガンプラ7個買いに至ったわけであります。
レジに持っていく途中もコラムでは7個と書きましたが、実は6個。

「ご先祖様はオレが持ちたい。」

彼の切なる願いで幸村ガンダムのみ別ルートで運ばれたのです。
それ以来、我が家はチョットした幸村ブーム。
とりあえずは子供がとっつきやすい「真田十勇士」から行きましょう。
最初は"猿飛佐助""霧隠才蔵"あたりのメジャーキャラ。
そのうち"根津甚八""筧十蔵""海野六郎"あたりの渋キャラ。
読み進めていくうちに"徳川家"とか"豊臣家"、そして当時の時代背景の移り変わりなんかに興味を持ってくれればいいんだけど。
ただただ年表覚えるより、ずっと楽しいじゃん。


(2009年12月17日)

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