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第45回 今日から使えるマメ知識(3)

「髪」

「カラスの濡羽色」と表現されるように黒くて長い髪の毛は非常に美しく、若さと美の象徴とされますが、これが年齢や生活習慣、ストレスによってその毛質・密度が低下し、色も抜けて白くなっていきます。
痩せて疎らとなった頭皮は物悲しささえも感じさせ、老け込んだ印象を否応なくその本人にもたらし、精神的ダメージも尋常ではありません。
この需要に応えるべく、各メーカーはこぞって育毛剤や発毛促進剤を世に送り出し、今やそのマーケットは医薬品・医薬部外品併せて年間600億円の規模を誇る一台市場に発展しました。

個人的な意見として、やはり「ハゲ」はご遠慮したい。でも「白髪」は大歓迎。「ロマンスグレー」と表現されるように、白髪はカッコいい大人の必須アイテムと考えます。
では、どのようにして抜け毛を抑え、白髪で頭皮を埋め尽くすか。

まずは脱毛予防。

市販されている薬用育毛剤も結構ですが、それぞれ効能が異なり個人の環境に適した育毛剤を探し出すのはなかなか困難です。
一般的に脱毛予防に必要なのは
① 血行促進
② 栄養補給、細胞賦活作用
③ 抗炎症・抗菌作用
④ 毛母細胞・毛乳頭への作用
のそれぞれが絡み合ってはじめて効果を発揮しますが、何も複雑に考える必要はありません。要は適切なシャンプーと頭皮マッサージ、そしてブラッシングで賄える部分が少なくありません。遺伝的・家族的要因の強い人に関しては既にどうしようもありませんが、正常でも一日に50~80本抜けるといわれる毛髪寿命の延命処置にはつながるでしょう。
またビタミンA(髪を丈夫にする)、ビタミンB(発毛促進)、ビタミンD(発育促進)も併せて摂る事で頭髪の乱伐を予防できます。さらに毛髪の原料である硫黄を含んだアミノ酸(シスチン)も非常に有用です。

次に白髪。

白髪は毛髪内のメラノサイト(色素形成細胞)の機能低下・消失によるメラニン色素量の低下に起因するものですが、これは老化の一種であり何人たりとも避けては通れません。つまり白髪になる前に髪の毛が抜けてしまうのを予防すれば、理想の頭髪環境を築きあげる事が出来る訳です。
では逆に白髪にならないようにするために必要な事はといいますと、やはり食事が重要になります。
まず、昔は良く昆布やワカメを取ると髪の毛が黒くなるといわれましたが、全く根拠がありません。黒豆もダメ。黒ゴマもダメ。
毛髪の色素の元となるチロシンを最も多く含むもの
なんと、「鯵」なんです。その次は「大豆」、「鶏卵」、「玄米」と続きます。
更に銅イオンの摂取でチロシンの活性を高める事がわかっているのでエビ・カニ等の甲殻類、貝類、ココアも言いという事になります。

さぁ、白髪を気にされている皆様。
今日から食事は"鯵の開き"に"エビのお刺身"、"生卵入り納豆"そして"玄米のご飯"と"蜆のお味噌汁"。
これで完璧。黒々とした毛髪をkeepされてください。


(2008年07月03日)

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