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それでもまだ呑むのだ!

嗚呼、恥ずかしい

先日小樽CCで行われた「サン・クロレラ クラシック」最終日をテレビで観ていた。
優勝の行方は初日から首位を守る石川 遼選手とB・ジョーンズ選手との一騎打ちとなった。
ホールも終盤に差し掛かり、「コト」は起った。
B・ジョーンズがパットを外した瞬間、ギャラリーからパラパラと拍手が起ったのだ。

一瞬、耳を疑ってしまった。と、ほぼ同時に解説者の山中博史氏が「いま、ジョーンズ選手のパットが外れたのにたいして、拍手されたギャラリーがいましたが、ちょっと残念ですね。外国人選手も日本のファンに受け入れられるためにいろいろと努力していますので応援してあげてほしいですね」
と、とても紳士的に遠まわしな表現でコメントしていたが、JGTO=日本ゴルフツアー機構、専務理事という立場上もあってこのような表現になったと思うけど、ボクはこの山中氏とひょんなことで面識があって、実際にとても紳士だ。
まだお若いが(といってもボクよりは年上)今年で8年連続あの「マスターズ」の競技委員を務められ、本場USPGAツアーにもとても顔が広い。つまり国際人なんである。

ゴルフに於いて、ミスに拍手を送るなんぞは前代未聞だろうし、ボクも10余年、衛星放送でアメリカやヨーロッパのトーナメントを観ているが、そんなシーンはついぞ見たことがない。
野球、サッカー、バレーボールなどの「相手」がいる競技と違ってゴルフのような「自分とのタタカイ」な競技は良いプレーには拍手を送り、ミスには沈黙しアタタカク見守るべきなんである。

おそらく山中さんの本心は(そんな非常識な輩には来て欲しくない)だったのではないだろうか。
そしてあの場面、現場に居合わせたすべての「ワカッテイルヒト」が不快な思いをし、憤り、そして同じ国民であることを恥じただろうとおもう。
そして誰より辛かったのは石川プロだったのではなかろうか。

激戦を制したあとの優勝インタビューで石川プロは涙ぐみながら「ジョーンズ選手はとても尊敬できる素晴しい選手で最後まで競えたことを誇りに思うし、彼がいたから優勝できた」とジョーンズ選手を讃えた。
そのコメントには非常識なギャラリーがあんなことして「申し訳ない」というジョーンズ選手に対するお詫びの気持ちも含まれているように感じた。

北京五輪開催前にはテニスの国際大会でケータイの着信音を平気で鳴らす中国人の観戦マナーに対し、そんな国でオリンピックを開催する資格はない、的な論調があったけど、なかなかどうして、我が国も負けてはいませんぞ。(アア、ナサケナイ)
そしてそんな非常識なギャラリーは「イマドキノワカイモンは...」なんぞと言っている年配者だったりするのである。
そんな輩は画面に大写ししてやればいいと思うのだ。

嗚呼、恥ずかしい。


(2009年08月13日)

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