北京市内にはいくつかのアパレル関係の大きなアウトレットストアがある。その中の一つに行ってみた。そこは主に衣料品を扱っていたが、下着や鞄、靴を売るコーナーもあった。売られているのは、中国・香港ブランドと海外ブランドが半々で、(最近ではアパレルの中国ブランドも続々誕生している)海外ブランドでは、NIKE、LEVI'S、CONVERSE、THE NORTH FACE、AMERICAN EAGLE などなど・・・が見られた。中国では、このような海外ブランドのコピー商品が多く出回っているのは周知の事実だが、ここで扱っているのは全て正規品。最近では、取締りが厳しく、このような場所で大々的にコピー商品を売るのが難しくなっている。
ここで売られている中国ブランドの洋服は、市場などで売られているようなものではなく、百貨店に入っているショップのものなので、質はまあまあで、値段も(値引き前の値段)日本で売られているものとあまり変わらない。デザインも、探せば日本で着られそうなものもある。売値は、正規の値段の1割引~5割引きくらいなのだが、中国の物価から考えてすごく安い・・・とは思えなかった。なのに、みな次から次へと山のように買い物をしていく。一昔前の中国ならちょっと考えられなかったことだ。
婦人服売り場で、可愛いコートを見つけたので、試着してみることにした。グレイか黒かで迷っていたら店員さんが、
「美女、あんたには黒が似合うよ」
と言ってくれたので、黒にすることにした。断っておくが、女性のお客さんにはみな「美女」と言うのだ。レディスものを扱うお店や、ネイルサロン、美容院、写真館など女性向けのサービスがあるお店では、お客さんにこう呼びかけることがある。(親しい友人関係の場合に、男性がこう女性によびかけることもある。)最初に呼ばれたときは、嬉しかったが(笑)、後に、相手が女性なら誰にでもそう呼びかけることが判明。こう呼ばれて悪い気のする女性はいないはず!?
そのコートは、私にはちょっと大きかった。店員さんはサイズを探してくれて、
「美女、あんたのサイズは今無いわ~。夜7時に着てくれたらあるかも。」
と言った。店員さんの話では、毎日夜7時に新しい商品が到着するのだそうで、サイズを伝えておけば、在庫があれば持ってきてくれるということだった。言われたとおり7時に行くと、男性が大きなポリ袋をいくつも抱えてやってきた。それを床に放り投げると、店員さんはその中から私のサイズのコートを探し出してくれた。
中国の百貨店の会計の仕方は、日本と違う。まず、「これが欲しい」というと、店員が三枚つづりの伝票に値段と商品番号を書いてくれる。商品はその場においておかなければならない。その伝票を持ってレジに行き、お金を払う。レジではその全てに判子を押して、一枚はレジで保管、残り二枚を渡してくれるので、一枚は自分が保管。もう一枚は伝票を書いてくれた店員に渡す。そこで初めて店員は、商品を包装してくれる。因みにたいていの場合、袋は有料。
そういうわけで、コートを一着購入。その日は寒かったので着て帰ると伝えて、はおっていたら、横にいた女の人が、
「いいね、そのコート。いくら?私も試着したいわ。・・・あら、中に着ているニットもいいね!それもここで買ったの?」
というので、これは日本で買ったと言ったら、ちょっとがっかりした顔をした。
知らない人から、「それどこで買ったの?いくら?」などと聞かれるのも中国ならではだなぁ・・・と思った。

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第80回 北京レポート⑫ アウトレットストア
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来月韓国に行こうと思ってるのですが、
ここのコラムを見ていると、中国や韓国の人は
かなり積極的に話しかけてくるようなので、
言葉ができない私としては、かなり不安です(笑)
買い物、いいな〜〜。私も楽しめたらいいのですが(^^;)
あ、初韓国なので、なにかオススメがあったら教えてください!
さぶりなさん、ご旅行ですか?今は円高なので、行き時ですね。
ソウル市内は今、日本人がとても多いようです。
ソウルは日本語が通じるところも多いですし、お店では基本的に英語が通じると思いますよ。そんなに心配しなくても大丈夫です^^
ショッピングなら、ミョンドンや東大門市場がおすすめですね。値段交渉を忘れないで下さいね!