北京の友人の子供が、牛乳をゴクゴクおいしそうに飲むのを見て、本当に食生活は大きく変わったのだと思った。
「牛乳は栄養があるのよ~!あんたも飲みな。」
と、友人は牛乳を知らない人に教えるかのように私に言う。今は牛乳を飲むことが推奨されているのだという。
今は乳製品を扱う外資系企業も多数進出しているし、国内企業も乳製品の生産に力を入れている。チーズやバター、ヨーグルトも今はその辺のスーパーで簡単に手に入る。(砂糖の入っていないプレーンヨーグルトはめったに手に入らないけど。)コーヒーの消費も伸びていて、日本と変わらない美味しいコーヒーを飲めるおしゃれなカフェもたくさんある。
北京の街なかにあるイタリアンレストランに入ってみた。昔、ハルビンで食べたスパゲティが思い出され、どんなものが出てくるやら・・・と思ったが、普通に日本のファミリーレストランで出てくるようなスパゲティだった。味も悪くない。セットのサラダもきのこのスープも美味しかった。メニューにはピザやステーキ、ハンバーグなどの写真も載せられていて、日本のファミレスと全く変わらない感じ。
サービスもよかった。ウエイトレスさんは終始にこやかで、水がなくなったら、呼ばなくても入れてくれて、(日本では普通だけど、中国ではなかなかありません。)食事が終わったら、
「お味はどうでしたか?サービスに問題はありませんか?」
と聞いてきた。
かなり遅い時間だったので、帰りのバスがないかも・・・と気にしていたら、
「車はどうしますか?この店の従業員専属の運転手がいるので、呼んでおきましょうか?タクシーよりは安いですよ」
と。この店は高級レストランというわけではない。客層は大学生などの若者が中心という話だった。今は普通の店でここまでサービスのいいところもあるのかと驚いた。サービスのいい店が繁盛する。当たり前の話だけど、ちょっと前の中国からはちょっと想像できなかった。
ハルビンに滞在していた8年前、ハンバーガーは高級料理だった。大手ハンバーガーのセット料金は日本の価格と変わらない。一般的な中国人の平均収入で考えると、かなりお高い一食だ。ある友人が言った。
「ケンタッキーで食事するのは、一種のステイタスだったよ。給料日に姉がハンバーガー買ってきてくれてさ、嬉しかったね。今では誰でも食べられるけどさ。」
それから8年。経済成長に伴い、食や生活の西洋化が進んだ。街にはピザ屋や、ハンバーガーショップがひしめいている。若い世代は、これらの「洋食」が大好きで、週に3~4回食べると言う人もいる。西洋化することによって、中国の伝統的な食文化や習慣が失われていくのではないかという意見もある。食生活が変わることによって、健康にも影響が出るのではないかという意見も。
西洋化したというのは日本も同じだが、日本は時間をかけて変わってきた。だが中国が変わったのは本当にあっという間な気がする。たった8年でここまで変わるとは。北京に来てからは、何を見ても驚くことばかり。変化の早い中国、これからはどう変わっていくのだろう。
※週刊コラナビ北海道をご愛読の皆様、新年あけましておめでとうございます。いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます。今年も週刊コラナビ北海道を宜しくお願い申し上げます!

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いつも楽しく読んでます〜。
今年も楽しいコラムを書いてくださいね♪
中国の経済成長は、たしかに日本の時とはスピードが違いますね。
成長はいい面ばかりでなく、公害や格差などいろいろ引き起こしますが
世界的な不況の今は中国にとっては
世界経済における位置づけを変えるチャンスでもあるなぁと思います。
とかく批判されがちですが、私はけっこう中国に期待を抱いてて(笑)
他の国々と協調しつつ、成長を続けてほしいですね!
精力的に書いてますね~。
今年も宜しく。
>さぶりなさん
さぶりなさんいつもコメントありがとうございます^^
今年もよろしくお願いいたします。
中国は本当にすごいスピードで発展しています。
それに伴う弊害も多いようですが、その解決に日本が協力できることもあると思います。
2009年度、日中の交流がより密接で友好的なものになることを心から祈っています。
>kojiさん
読んでいただきましてありがとうございます。
こちらこそ今年も宜しくお願いいたします。