今回は「硬臥」を買おうと思ったが、ちょうど中国の建国記念日である国慶節の連休前で、売り切れだったので仕方なく「柔臥」で行った。切符は一日前ならまず手に入らない。乗車日の5日前から売ってもらえるが、せめて3日前には買いに行ったほうがいい。どうしても一日前に買わなくてはいけないときは、駅でキャンセル待ちをするか、ダフ屋から買うしかない。(昔は大きな都市の駅にはダフ屋がたくさんいた。)
留学していたころ、外国人駅で切符を買うのは大変だった。売り場ではみな並ばない。並んでいたら、突き飛ばされ、横入りされる。なんとか窓口までたどり着いて、「○○まで!一枚!」と片言で頼んだら「没有!(メイヨウ/ないよ!)」のひとことで片付けられる。外国人だと分かったら、高い「柔臥」を売りつけられることも。外国人の多い北京駅には、外国人窓口があったが、田舎では中国人と戦いながら切符を手にいれるしかない。それを考えると、今はとてもよくなったように思う。横入りする人もあまりいないみたいだし、高い切符を売りつけられるもこともない。8年で変わるもんだなぁ。臨戦態勢で駅の売り場に来たのに、ちょっと拍子抜け・・・。
中国人に言わせると、駅の治安は最悪。スリが多いのだそうだ。駅に行くと行ったら、気をつけなさいよ、と必ず言われる。実際に駅で留学生が、スーツケースを取られたという話も聞いたことがある。昔は、物乞い(子供も含む)がたくさんいた場所でもあった。今回は、北京パラリンピック期間だったからか、一度しか眼にしなかった。
北京駅は普段でも人でごった返している。旧正月前は、人が駅の構内に入りきらないらしい。とくに待合室の混み具合はひどい・・・。座席は一杯で、みな床にすわっている。引越しか、夜逃げか!?と思うくらいの荷物の人もいる。長距離を移動するときの中国人の荷物といったらとんでもない量。空港でもカウンターでもめているのを眼にしたことがある。
待合室に向かおうとしたら、同行の友人が、そっちじゃないよ、と言うのを聞いて思い出した。「柔臥」の乗客には待合室が別にあるのだ。「柔臥」の待合室は、きれいで人も少なかった。汽車によってはその待合室内にある改札で切符を切ってもらい、「硬座」「硬臥」の乗客の改札(こちらは長蛇の列!)には並ばずに、違う通路からホームまですぐにいける場合もある。私が乗る汽車は、待合室からは乗れなかったけど、やはり「硬座」「硬臥」とは別の直接ホームに降りられる改札から入れて、すぐに汽車に乗り込めた。「柔臥」は高いだけあって、快適だなぁ・・・。留学中は、ほとんど「硬」いほうに乗っていたので、縁がなかったのだけれど。
Ⅲに続く。

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どのくらい値段が違うのか想像がつきませんが、
「柔」のほうは、かなりVIPな気分を味わえますね(笑)
日本じゃ、たとえば普通の指定席とグリーン車では
そこまで扱い違わないのに〜。
(↑グリーン車乗ったことないので、想像で言ってますが ^^;)
>さぶりなさん
金額はかなり違いますね~100元違うと、かなり大きいです。
やっぱり一度「柔」に乗ってしまうと、硬いほうには乗りたくなくなってしまいます。雰囲気も全然違います・・・。
面白い中国はもう十分に体験したので、落ち着いた旅行がしたいです。