こちらに来て、移動に利用するのは主にバスや地下鉄です。地下鉄は現在は中心部のみですが、バスは市内全域を網羅していて、長い距離を走るものは40駅ほど走り、少し外れにある観光名所やショッピングモールにも行くことができます。その上、交通費も1元~2元(15円~30円)程度と安く、バス停の名前さえしっかり確認できれば、大変便利な交通機関だといえます。バス停の名前はバスの一番前にある電光掲示板に表示されます。(たまに壊れていますが...そのときは、つっけんどんな回答をするバスの切符売りのオバちゃんに聞くか、バス停に止まる度に身を乗り出してバス停の名前を確認しなければなりません。それでも、日本人は漢字が分かるのであまり困らないかもしれませんね)
北京は特に人口が多い都市だということもあるのでしょうが、バスに乗ったら空いていたためしがありません。運悪く出勤、退社時刻にぶつかってしまうと、バスに乗る時点で既にもみくちゃにされ(並びませんので)、乗ったら掴るところを探して、しっかり自分の場所を確保しないと、中国のバスは概して運転が荒いので、ふっとばされてしまいます。
先日、街中に行くためバスに乗りましたが、急に雲行きが怪しくなり、あっという間に土砂降りに。雨にあたらなくてよかったと思っていたら、何か首のあたりが冷たい...見上げると、バスの天井からシャワーのような勢いで水が落ちてきていました。ちょうどその真下に座っている人はずぶ濡れです。
10年前、「バス」と呼ばれるのは、明日にでも廃車になりそうなぼろぼろのトローリーバスと、普通のワゴン車をバスとして使用したものでした。ワゴン車バスでは、座席がいっぱいのときは、座席の間に銭湯で使うような小さな椅子を並べて座らせ、更に乗客がいるときはそのぎゅうぎゅう詰め状態の中に立って乗らせていました。それから比べると今のバスは見た目も新しく、空調も完備、音声アナウンスもあり、液晶TVもついている...と、格段によくなっていたので、雨漏りはちょっと意外でした。
以前は、バスに乗ると、係のオバちゃんが運賃を集めに来るので、行き先を告げてお金を払い、切符(と呼べるのか分かりませんが、破けそうな薄い紙)をもらっていました。今でも思い出すと感心するのですが、このオバちゃん達は、大きなトローリーバスに数十人乗っていようと、誰からお金をもらっていて、誰からまだもらっていないのか正確に覚えていて、払っていない人の所にやってくるのです。
今回北京に来て、この運賃の支払いが以前に比べてとても楽になったことに驚きました。まだ上海や北京の都市部だけのようですが、今は日本のスイカのような交通カードが普及していて、バスのドア付近の機械にかざせば料金が自動的に引き落とされるようになりました。このカードは地下鉄の駅で料金を補充でき、地下鉄でも使えます。カードのない人にはやはりオバちゃんが料金を取りに来るのですが、ほとんどがカードを使う人なので、彼女たちの仕事も以前に比べて楽になったのではないかと思います。

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たしか3〜4年前に香港にいった時もそんなカードが既にあって
(オクトパスカードというやつ)
こっちは進んでるなぁとか思っていました(笑)
電子マネーが普及すると、支払いが楽チンなので
旅行する人にとっても便利ですよね。
それにしても、雨漏り…に驚きです。
>さぶりなさん
ソウルにも同じようなカードがあります。
鞄から出さなくても機械は読み取ってくれるので、非常に楽でした。
我らが北海道にも是非導入してほしいですね~。
雨漏りは丁度私の後ろの席でした・・・。
ずぶぬれになった人は、
「シャワーじゃん、あはは・・・」なんて言っていましたが。
おおらかですね(笑)