中国にいるとき、日本のお菓子が恋しくてしょうがなかった。韓国や中国にもチョコレートやクッキーなど、日本と同じような種類のお菓子が売ってはいるのだけど、ちょっと味が薄いというか・・・、何を食べてもその見た目から想像される味と違うのだ。
私は甘党で、日本に居るときからよくチョコレートや飴なんかを食べていた。中国のお菓子もいくつか買ってきては見るのだが、口にしても食べた気にならず、日本のお菓子への思いは募るばかり。とうとう禁断症状が出て、日本から大量に送ってもうことになった。
日本から送られてきた貴重なチョコレートやパイ、クッキー、マショマロ・・・。折角だから遊びに中国人の友達にも食べてもらおう、日本を代表する有名メーカーのお菓子だから、どんな反応をするか楽しみだと、意気揚々とふるまったが・・・(当時の中国にはないようなものもたくさんあった。)
「わ~、何これっ、甘すぎるね」
友達の反応は予想外のものだった。美味しいという言葉はなく、すすめても1個で十分だと断られた。それで、気が付いた。日本のお菓子と中国のお菓子の違いは甘さだったんだ。日本のお菓子には大量の砂糖が使われているので、食べなれていない人はくどく感じてしまう。韓国人に日本のお菓子を勧めても同じ反応だった。
考えてみたら日本人は甘党な人が多いのかも。日本料理には、砂糖やみりんがたっぷり使われているし・・・。(以前に述べたが、中華料理には砂糖はあまり使わない。砂糖が家にない、という家庭もある。)韓国の伝統的なお餅やおこしなどのお菓子や、中国の点心、小吃(軽食)類なども、ほんのり甘いくらいで、お茶が欲しくなるような日本の饅頭や団子ほどの甘さはない。
年が自分と同じくらいの中国の友達は、チョコレートやクッキー、ケーキなどの甘いものを食べる習慣のある友達があまりいない。特に食べたいと思わないのだという。その理由をある友達がこう言った。
「小さいときこういう西洋菓子って、まだほとんど売ってなかったんだ。小さいときから食べていたものじゃないから、食べる習慣が特にないんだと思う。今食べてもあまり美味しいと思わないしね。ドライフルーツとか、ヒマワリの種なら昔から食べてたから、そっちのほうが好きかな」
なるほど・・・。日本では私の子供の頃には、お店で洋菓子は普通に売っていたし、人からもらったりすることも多かった。環境によって、口に入るものも変わるし、その後の食習慣も決まってくるものなんだ・・・。当たり前のことだけど、そんなことを再認識した。
日本のお菓子について思ったのは、中国韓国と比べて、お菓子の種類が多いこと。そして、消費者をあきさせないように、シーズンごとにめまぐるしく新製品が登場すること。パッケージのデザインにも気が配られているし・・・。あるチョコレートのパッケージがおしゃれで、デザインを専攻している韓国人の女の子に見せたら、欲しいと言われたことも。
どこにいても、日本のお菓子を食べたくなってしまう私。長期の海外出張のときには、遠足みたいに買い込んで行くことにしている。日本のお菓子バンザイ!!

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中華料理でデザートと言えば、杏仁かゴマ団子だから
甘さが少ないというのは意外でした〜。
日本で食べるものは、日本人好みの味付けなのでしょうね。
私も日本で売ってるお菓子、大好きです!
海外に行く時は珍味くらいしか買っていかないけれど、
現地で高い日本のお菓子を買ってしまいます…
さぶりなさんこんにちは!
外国に行くまで日本の食文化について客観的に考えたことがなかったのですが、日本の食事全般的に甘いようですね。
もうそれに慣れてしまっていますが、外国人には強烈に甘いものもあるようです。
日本のごま団子や杏仁豆腐は、甘めにしてあるようですね。
日本ではポピュラーなこの二つですが、中国東北の食堂に入ってもなかなか見ることができませんでした。
これは南の食べ物のようです。中国は広いですね~・・・。
そんな中国の人たちが、アメリカあたりの口に入れただけで歯が痛くなるような甘いケーキを食べた日には、どうなっちゃうんでしょ。
Mutouさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
アメリカやヨーロッパのお菓子、甘いですよね。
そして、色がすごいです・・・。
韓国滞在中、ドイツのチョコレートをドイツ人に勧められて、あまりの甘さに驚きました。ドイツの人曰く、「韓国のお菓子はおいしくない」のだそうです。
みんな自分の国の食べ物に慣れているのですね。
中国の人もアメリカのお菓子は好んでは食べないでしょうね・・・。