中国浙江省義烏(イーウー)市というところに、世界最大級の卸売市場が集中している。そこには、雑貨、アクセサリー、家具、おもちゃ、かばん、時計にいたるまで何でもある。その中でも一番大きな市場「国際商貿城」の敷地面積は、30万平方メートル以上、三階建て、店舗数は一万軒以上にもなり、毎日世界中から数万人規模のバイヤーがやってくる。
日本人のバイヤーも多く訪れているはずだが、数年前に私が行ったときには、韓国人と中東系、アフリカ系のバイヤーさんたちが圧倒的に多く、お店の人には韓国人かとよく尋ねられた。広大な敷地にずらりと店が並び、全てじっくり見ようと思ったら、一週間あっても時間が足りないだろう。同じものを扱っている店だけでも、何軒もあるのだから・・・。
100円ショップや雑貨店・・・日本のどこかのお店で見たことのあるような商品をたくさん目にした。日本に輸入されている小物の大半が、あの義烏の卸売市場を通して買い付けされているといっても大げさではないと思う。いろいろ見て回って、日本で売られている商品の原価を知ることができた(笑)
卸市場なので、商品を少量で売ってくれないお店がほとんど。商品によっては100個からしか売れないというところもある。その場には見本しかなく、オーダーしなければならない商品も。
中国語ができなくても、お店の人は簡単な英語ならできるので、値段交渉などは英語でOK。お店の人がアフリカ系のバイヤーと、電卓を叩き合って、英語交渉しているのを見て、圧倒される。どちらもなかなか譲らず、だんだんリアクションと声が大きくなる・・。
オーダーする時に、商品の色や形をちょっと直して欲しい、などと注文するときは、やはり中国語が必要になってくるかもしれない。要求をしっかり相手に伝えても、そのとおりに仕上ってこない場合も多々あるのだが・・・。
義烏空港は、世界中から人が来ているわりには、びっくりするような小さい空港だった。しかも年季が入っているし、国内線のみしかない。が、今後ますます義烏を訪れる外国人が増えると思うので、そのうち建て直して、広州空港顔負けの立派なものができるだろうとは思う。(中国人はメンツを重んじるので、外国人が多いところの空港をあのまま放置しておくとは思えない。)
義烏は、世界に誇る卸売市場があるということ以外は田舎だった(夜7時にはバスがなくなる・・・)が、今の中国の発展振りを見ていると、義烏も今後どんどん変わっていくことだろう。現在、大きな市場を建設中だそうで、今後の義烏の発展に大いに貢献しそうだ。

※義烏の「国際商貿城」。義烏は上海から車で4時間くらいです。
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