一つの名詞が、日本語と韓国語では違うものを指すことがある。韓国では、ギョーザのことを「饅頭・만두(マンドゥ)」というので、韓国人は日本で「饅頭」食べたい、と言ったらあんこがはいった甘い和菓子が出てくることに驚く。韓国人が「饅頭」を食べる機会は、日本人がギョーザを食べるのより多いかもしれない。蒸したり、焼いたり、スープに入れたりして食べる。餡にキムチが入っている「キムチ饅頭」もある。「饅頭」は、中国から伝わってきて、昔から良く食べられていたが、最近は家で作られることはあまりない。食堂では人気のメニューになっている。(ちなみに中国で「饅頭(mantou/マントウ)」とは、小麦粉で作った蒸したパンのようなもので、分かりやすく言うと、「中に具が入っていない肉まん」。中国東北地方では朝ごはんとして食されることが多い。)
韓国で「おでん」は、屋台で大人気の食べ物だが、韓国の「おでん」とは、日本の大根やこんにゃくなどの入ったあのおでんではなく、串に刺されたさつま揚げのような魚の練り製品のみを指す。まぁ確かに、似たものは日本のおでんにも入っているけれど・・・。友達に「おでん食べに行こう」と言われてついていったら、屋台の鍋にさつま揚げだけが大量に入っていて驚いた。煮込んでいるだし汁は、日本のおでんの味付けに似ている。韓国オリジナルの赤いおでんというのもあって、こちらは辛い。ちょっと形は違うが、おでんは日本から伝わり定着したもので、発音も日本語のおでんと全く同じ。
もう一つ。一番面白かったものを挙げる。韓国人の男の子が得意そうに言った言葉。
「俺、ヘルスよく通ってんだ~。」
その場にいた日本人の女の子全員が一瞬にしてひいていくのが分かった。
「この人・・・、通ってるんやぁ・・・。」
そんなことを堂々と人前で言えるのはすごいなと思ったが、なんと、韓国では「ヘルス」とか「ヘルスクラブ」とはジムのこと。そう、あの体を鍛える会員制のスポーツジムのことだったのだ。これには一同爆笑。韓国人にこう言われたときは、皆様誤解しませんよう・・・。

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