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第40回 これはホンモノですか!?

中国からの観光客の通訳に付くと、大型家電量販店に連れて行って欲しいと頼まれることがよくある。電化製品の「日本ブランド」は、中国でも韓国でも依然として健在で、旅行に来たついでに、日本の電化製品を安く買いたいと思っている観光客は多い。(量販店で電化製品を買うのが旅行の最大の目的という観光客もいるかもしれない)

観光客を市内の大型量販店に連れて行くと、見やすい店内と商品の充実にまず驚くようだ。そしてよく言われるのが、
「こんなに商品があるけど、全部ホンモノなの?折角日本に来たんだから、ホンモノが欲しいんだよね」
・・・。日本では、こんなにおおっぴらにニセモノ売ってませんから・・・。中国では日本ブランドのニセモノが多いので、こういう質問が出るのも頷けるが。

欲しいものが見つかると、値段交渉をしようとする。中国では、買い物は値切るのが普通なので、日本でもそうするものだと思っている。
「この値段からどのくらい下がるか聞いてくれ」
と言われるが、日本は定価で買うのが普通なので、表示の価格から安くしてもらえることはあまりない・・・。下がらないですよ、というと、どうして下がらないんだ、と自分で英語で交渉する頑張りやさんもいる。結果は変わらないんだけど・・・。

そして支払いのときになって、商品の箱を出してもらうと、店員さんの手から箱を奪って、商品を中から取り出し、細かく中身を確認。
「ホンモノだから、大丈夫ですよ」
と一応言ってはみるのだが、念には念を入れているようだ。中国では、買ったばかりのものが、家に帰って開けてみたら壊れていたりすることがあるので、気持ちはよくわかる。店員さんはちょっとびっくりしているけれど・・・。

包装するときも、手を出そうするので、
「ちゃんと包装してくれるので、大丈夫ですよ。」
と言う。心配そうに見ているが、綺麗に包装された商品が手渡され、笑顔になるのを見て、私もほっとする。通訳なしで買い物に来たら、ちょっと大変かもしれないなぁ・・・と思ったりもする。

私が付き添った中では、デジカメ、デジタルビデオカメラが人気だった。みんな高価なものをばんばん買っていくのでびっくり。数十万するものもあった。中国の景気の良さが、こんなところでも垣間見えるのだった。



(2008年03月27日)

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