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第39回 味にはウルサイ!?

中国や韓国では食堂で食事して、残ったら包んでもらって持って帰ることができる。私も、食べ切れなかった時はよくそうしていた。(中国では、一品の量が多いので残ることが多い。)
日本のレストランでは、衛生上の問題や規則上難しいが、中国韓国のこの習慣は、ものを無駄にしないという観点からはいいことだと思う。

中国や韓国では、たとえばしょっぱすぎる、辛すぎるなどで味付けが気に入らなければ作り直してもらえる・・・というか、そう要求する人が多い。中国にいたときレストランで、「この料理はひどくしょっぱかったから食べられない。この分のお金は払わないよ」と言っている人を見た。店長とちょっと言い合いになっていたが、結局店長はお客さんに譲り、代金は受け取らなかった。日本では警察沙汰になるに違いないが・・・。

中国にいるとき、いきつけのレストラン(普通の食堂。高級レストランではありません。)が何軒かあったが、美味しいんだけど、味が毎回違う気がしていた。味が安定していないというか・・・、日本にいる中国人の留学生に聞いたら、中国の中華料理は日本料理のように細かく分量を量ったりはあまりしないということだった。私も、料理がしょっぱすぎる・・・と思うようなことがあったけど、作りなおしてくださいとか、お金は払いませんよということはやっぱり言えなかった。

おととし、中国福建省アモイで、アモイの友人と東北料理の店に入ったときのこと・・・
「まずっ!なにこのチャーハン、ご飯固まりすぎじゃない?」
友人は、私が止めるのも聞かないで、店員に文句を付け始めた。
「ちょっと~、このチャーハン固まってて、味がしない。食べられないよ」
「うちのチャーハンは、みんなこんなだよ。嫌なら食べるんじゃないよ」
「何ですって?じゃ、もういらないわ。」
「文句があるなら、もう来るんじゃないよ」
「話にならないわ。カコ、帰るよ!」
友達は、お金をばさっと机に置くと、まだもぐもぐやっている私を置いて、すたすた店を出て行ってしまった。

あとで詳しい方に聞いたら、中国東北地方のお米は日本と同じ種類のお米で、水分をたくさん含み粘り気があるので、チャーハンにすると固まってしまうのだそうだ。東北地方のハルビンに留学していたことのある私は、抵抗なく食べたのだが、タイ米を好む南方のアモイ人は、それが苦手だったようで・・・。

どうしても水餃子が食べたくて、東北料理の店に連れていってもらったのだが、(中華料理として有名な水餃子は東北料理であり、南方ではあまり食べられていない。)メインを食べる前に店から追い出されてしまった・・・。残念。



(2008年03月20日)

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