メッセンジャーをオンラインにしていたら、韓国人の女の子Gから話しかけられた。
「元気?○○オンニも△△オッパもみんな元気だよ。みんなでよく集まって飲んでいます」
「こちらも元気だよ・・・」
と返事をしながら、相変わらずだなぁと思う。Gは私の中国留学時代のクラスメイトで、韓国滞在中は、留学時代の他の友達も一緒によくお酒を飲んでいた。前にもこのコラムに書いたことがあるが、
(第93回中国なのに韓国③お酒で仲良しに?)
彼らは本当にお酒が好きでしかも「ザル」なので、留学中は宴会ばかりだった。ものすごい量を飲むので、ひどく酔っぱらってしまう人もいたが、人に介抱してもらったり、からんだりしても、一緒に飲んでいる韓国人たちは寛大で、迷惑がる人はまずいなかった。
韓国で、Gを含める留学時代の友人たちと飲んだときのこと。お酒の強いGは、その日もビールと焼酎を混ぜた爆弾酒を何杯も飲んでいた。途中で、トイレに行くというので、私も一緒に立ち上がったが、彼女の足取りがふらふらとしている。トイレまで連れて行ったが、具合が悪そうだったので、一緒に来ていたオンニ(お姉さん)を呼んで、二人で支えて席まで連れて帰ろうとしたのだが・・・、
「大丈夫なの?もう飲むんじゃないよ」
というオンニの言葉に、酔っていたGはむっとしたらしく
「何よぅ、大丈夫だっていってるでしょう!!」
と叫ぶ。
彼女がひどく酔っているようなので、お開きにしようということになったが、お店から出た瞬間、
「うるさいなぁ、大丈夫だってば!!」
と、Gは彼女を支えているオンニの手を振り払って走りだした。オンニは彼女を追いかけて行ったが、みんながちょっと目を離している間に二人は、叫び声とともに道の真ん中で押し合い、つかみ合い(ほぼ取っ組み合い)に。Gが勢いよく腕を振り上げた瞬間に彼女の鞄がふっ飛んで、私の頭を飛び越え、中身をばらまきながら反対側の車線の真ん中に落ちた。慌ててみんなで二人を引き離す。オンニは髪の毛はばさばさ、カーディガンは伸びて、ボタンが取れていた。Gも同じような様子でおいおい泣いている。男の子の誰かが、それ以上事態がひどくならないように急いでGをタクシーに乗せて連れて帰った。
翌日の昼、Gにまた会ったのだが、どんなに気まずそうにしているかと思ったら、何事もなかったかのようにけろりとしていた。
「昨日は、いつもより酔っぱらったわぁ」
と言うだけ。オンニも
「あ~、昨日はG、酔ってたからね」
と、別に昨日の出来事を気にしているようではなかった。
やっぱり韓国人は、酔っぱらいに対して日本人より寛大だと思う。仲がよければ、酔っぱらって少しおかしいことをするくらい、大丈夫。それが心を許しているということだ、というような雰囲気がある。
私はお酒が弱いので、酔いつぶれて迷惑をかけないようにしているのだが(若いときはさまざま人に迷惑をかけてしまったので、気をつけている。)、彼女たちと飲むとき、
「これ以上飲むのはやめておくよ、迷惑かけると思うし。」
と断ると、
「大丈夫だって!何が迷惑なのよ!カコはいつも遠慮ばっかりしているよね。私たちがいるんだから、酔いつぶれてもOKよ。ちゃんと送ってあげる!さぁ、飲んで飲んで!」
と、半分怒りながら、自分たちの飲んだお猪口やグラスで飲まようとするので、(自分の飲んだグラスやお猪口で人に飲ませるときは、その人と仲良よしだという証、またはもっと仲良くしようという気持ちの表れです。)参ってしまった。私がもっと強ければ、快くおつきあいできるのだけど・・・と、いつも残念に?思うのだった。

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私はお酒を飲めないので、介抱専門ですが、
楽しいを越えて、
具合が悪くなったり意識をなくしたりするほど飲む行為は
いまだに理解できずにいます(笑)
でも
日本人は酔って迷惑をかけたりすると、
お互い様だろうと、覚えていなかろうと、恐縮するものですよね。
それに比べると、韓国人は本当に寛大だと思います(^^)
関係ありませんが、写真のお料理、とてもおいしそう…
>さぶりなさん
お料理の写真は、中国の宴会です。
中国のお酒も度数が高いものが多いので、飲み過ぎないようにしています。
私もお酒が弱くて、大学の頃は数々の人に迷惑をかけましたが(さぶりなさんも知っているかもしれないですね)、次の日は恐縮して、学校に行きたくありませんでした(笑)
韓国でも日本でも中国でももう同じことは二度とするまい・・・と思っているのですが。韓国にいると、そうもいかないことも多いんですよね~